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名称

法起寺三重塔
総高 23.90m 文化財指定 国宝
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
建立年 慶雲3年
(706年)
建築様式 飛鳥様式
構造形式 三間三重塔姿。本瓦葺
塔の外観
塔の歴史
法起寺は、聖徳太子が亡くなった後、王子の
山背大兄王が太子の別宮・岡本宮を寺とした
ことから始まるといわれている。舒明天皇の
10(638)年に金堂が建立され、天武天皇の
14(685)年から宝塔を建て始め、慶雲3年
(706年)に塔の露盤をあげたことが、
「聖徳太子伝私記」に残る露盤銘に記されて
おり、建立年代のはっきりとした日本に現存
する最古の三重塔で、飛鳥様式を今に伝える
斑鳩三塔(法隆寺五重塔・法起寺三重塔・法輪寺
三重塔)の一つである。塔は法隆寺五重塔
参考にして建てられたと考えられ、塔身幅を
はじめ共通する点が多い。尚、塔建立後は、
再三にわたる大修理が行われたため、建立
当初の形式が明らかでないところもあるが、
昭和45年から50年にかけての解体修理
の際、それまでの研究成果を踏まえ、かなりの
部分が創建当初の状態に復元された。

俺の感想
コメント

言わずと知れた日本最古の三重塔である。
がしかし、実際に法起寺の境内に建つ三重塔は
一見すると、この塔の一体どこが日本最古の
三重塔なんだと理解に苦しむほどの外観で、
つい最近建てられたものだといっても十分に信じて
もらえそうなほど真新しいと思えてしまう不思議な
塔である。私は基本的に五重塔・三重塔は
古ければ古いほどその価値が高いと思っている。
そういった意味ではこの法起寺の三重塔は法隆寺
五重塔
に次いで価値が高い塔のはずなのだが、
どうも観ていて違和感を拭いさることができなかった。
おそらく真っ白な壁や明るい色をした匂欄などから
受ける印象がそう思わせる要因なのだろうが、
いずれにしても摩訶不思議な塔である。ちなみに
この法起寺三重塔、法隆寺五重塔、法輪寺
三重塔は俗に斑鳩三塔と呼ばれている。