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 母上よ 消しゴム買ふよ 二銭給(たま)へと
 
 貧をしのぎし あの日懐かし



  作者 : 石川誠三


  意訳 :
   母に消しゴム代の二銭をねだった、あの
   貧しかった少年の日が、今はとても懐かしい。



  解説 :
   特攻隊員。昭和二十年一月十二日、グアム島アブラ港で
   人間魚雷「回天」に乗り込み、母に消しゴム代をねだった
   少年の日の懐かしい思い出を胸に抱きしめて、特攻戦死。
   海軍金剛隊イ五八潜乗組員。海軍中尉。享年二十一。

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