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 一死以テ大罪ヲ謝シ奉ル  
 
 昭和二十年八月十四日夜  
 
 陸軍大臣 阿南惟幾 神州不滅ヲ確信シツツ



  作者 : 阿南惟幾
  

  解説 :
   終戦時の陸軍大臣阿南惟幾の遺書。阿南は昭和天皇の
   御聖断が下る最後の瞬間まで当然のごとく戦争継続を
   主張し、本土決戦を唱え続けたが、8月14日の御前会議
   で昭和天皇の終戦の意志が固いことを知り、最終的には
   終戦に同意。「陸軍はあくまでも御聖断に従って行動す」
   と軍事クーデターをほのめかす部下の軽挙妄動を戒め
   ながら、終戦の全ての処理を行った後、陸相官邸で割腹
   自決した。大東亜戦争終結より六十有余年。阿南が
   不滅を確信しながら死んでいった神州は果たして彼の
   確信した通りの国となっているだろうか…。


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