滝の名前   雄川の滝 別館のブログへ
滝の写真


 
所 在 地 鹿児島県南大隅町根占川北12222
滝へのアクセス 車を停めてから15分程度で到着。
滝との密着度 滝壷まで行ける。
滝を見た時
の感激度
☆☆☆

〜コ メ ン ト〜

雄川の滝。雄川の滝は落差46m、幅60mの滝で島津家の手掛けた三国名勝図会にも

「小川瀑布」として「花瀬川と麓川が合流してから落ちる高さ25、6間(47〜8m)、

幅50間(90m)。滝壺の深さは33尋(50m)あるという。滝の下流の両崖は30間(48m)

の高さでまるで屏風のように屹立している。宝暦元年、円徳公(島津家第24代当主・

島津重年)はここにも遊覧している」と紹介されている。尚、現在では駐車場から滝までは

1200mあるが、遊歩道が整備されているので特に難所も問題もない。遊歩道を歩いて

行き着いた先には垂直に切り立った絶壁が行く手を遮るように立ち塞がり、その雄大な

景観の中に雄川の滝が落ちている。水量は少ないものの、不思議とショボいと感じる

ことがなく、言われている落差以上に大きい滝だと感じるほどで、その絶景の中に

落ちる姿は大自然の力をまじまじと見せ付けているかのようでもある。また、この滝の

一番特筆するべき点は『青く』(というか真っ青といった方が適当か?)どこまでも澄んだ

美しい滝壺を擁していることである。私はこれだけ美しい滝壺を擁している滝は他に例を

知らない。通常であればここまで誉めちぎれば5点満点に近い評価になりそうなものたが、

実はこの滝は『大正9(1920)年に水力発電所が建設されたため、滝のすぐ上流にダムが

造られており、発電所の取水口となっているため水量が激減して往時の姿が失われている』

『左岸上部に展望台が作られていて滝壺から目に入る』『右岸上部にも人工建造物があり、

やはり滝壺から目に入る』と観ていて何ともやるせなく、とても悲しい気持ちになる滝だった。

これほどまでに自然環境が破壊されている滝が『日本一といっても決して過言ではない

美しい滝壺を擁している』というのは何とも皮肉な話である。

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