前のページへ戻る
名 称  西南学院大学内元寇防塁 別館のブログへ
写 真

所在地  福岡県福岡市早良区西新6−2

〜コ メ ン ト〜

西南学院大学内にある元寇防塁は同校の第1号館の新築にあたって検出された遺構

である。同校に隣接する西新地区元寇防塁と同様に2、4mの本体の両面を石積みで

堅固に整え、中に粘土と砂を交互に詰められていた。石積みは基底部をわずかに残す

ほどで保存状態は良くなかったが、石塁の南側に約1mの間隔をおいて幅1、5m、高さ

1、3mほどの粘土と砂を交互に積み重ねた『土塁』が検出された。元寇防塁の遺構で

土塁が発見されたのはこれが初めてであり、この発見により、この付近の元寇防塁は

石塁と土塁の二列構造になっていたという事実が明らかとなり、元寇防塁研究に

新たな視点を提供する大きな成果であったといえる。出土した土塁は東西長さ20mで

土塁から見て北側(海岸線側)に並行して石塁の土台部分の石が所々に残っていた

とのことである。尚、同校から発掘された元寇防塁は調査の後、校舎の中庭に移築・

復元されて一般公開されており、同校に申し出れば自由に見学することができる

ようになっている。

トップページへ戻る

元寇史跡マップへ