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名 称  自天王の遺品(武具) 別館のブログへ
写 真

   御鎧両袖    縹糸縅筋兜    鎧胴丸 
所在地  奈良県川上村神之谷212(金剛寺)

〜コ メ ン ト〜

自天王の遺品(写真左から御鎧両袖・縹糸縅筋兜・鎧胴丸)は

南朝再興の悲願ならず、長禄の変でいたましい最期を遂げた

自天王が生前着用していたものと伝えられている。川上村共有

の宝物として昭和14(1939)年に兜・大柚・胴丸金具が国宝に

指定され、その後の法改正により、現在は国の重要文化財と

なっている。これらの武具は朝拝組が後南朝の遺品として祀り、

厳重保管してきたお陰でほとんど傷んでおらず、専門家の調査

では、「自天王」のものという証拠は見つからなかったものの、

南北朝時代のもので新旧様式の間に造られた古い様式を

残した兜であることが証明されたという。また、同時代の甲胃と

しては、全国的に数少ないすぐれた文化財とも言われているそう

である。尚、国指定以外の太刀・長刀・胴丸は川上村の指定

文化財となっている。これらの武具は長年御朝拝式を営む中で

伝えられてきた当時の遺品で、川上村では自天王が残された

遺品であるという言い伝えに従って守られてきたものである。

普段は拝観することができないが、毎年2月5日の御朝拝式

際にのみ一般公開され御神体として拝賀することができる。