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滝の名前 迷滝
滝の写真
所 在 地 奈良県五條市大塔町篠原
滝へのアクセス 車を停めてから2時間50分程度で到着。
滝との密着度 滝壷まで行ける。
滝を見た時
の感激度
☆☆☆☆

〜コ メ ン ト〜

迷滝。誰のどのHPを見ても手放しで評価されている。それだけ

いい滝なのだろう。滝にたどり着くまでは特に難所はないが、林道は

崩落箇所が10数ヶ所あるので、慎重に進む必要がある。この滝に

至るまでの林道はとにかく長い。林道から全景が見える箇所が2箇所

あるが、あと少し、もう少しと思いきやなかなかたどり着かずに

うんざりする。そうして苦労してようやくたどり着いた滝はスケールの

大きな大きな滝だった。その大きさゆえ、どんなに頑張っても全景を

写真におさめることは不可能なほどだった。滝は大きく二筋に別れて

落ちていて、さらにそれがいくつもの分岐を繰り返して幅25mくらい

に広がったものが、滝の正面をぶっきらぼうに横切っているような

急傾斜の岩盤に注ぎ込むようにして再び一つの流れへと集約されて

大きく屈折して滝壺へと流れ落ちている滝である。その姿は私的

には白髭のおじさんのように見えた。体感的な落差は想像以上に

小さかったが、想像以上に幅が広い滝だった。尚、この滝は水量

不足であることが多い滝らしいのだが、私が訪ねた時にはそれなり

の水量に恵まれた姿を見ることができてとてもラッキーだった。

がしかし、私は正直に言ってこの滝との相性が悪かった。最後まで

どうしてもフィーリングが合わず、巷間で言われているほどいい

滝だとはどうしても思えなかった。そして帰り道。全景が観れる場所

(おそらく滝まで500m以上あると思う)で再度振り返ってじっくり

観てみた。実に雄大な景観の中を落ちている滝だ。しかも風に

揺られて流身が右に左にと折れ曲がるので、落ち方は絶えず

一定していない。このため、その時々で滝の水が落ちたところが

まるで白い絵の具を垂らしたかのように真っ白に染め抜かれる

という、絶え間なく岩盤に描き続けられる大自然が作り出した

芸術作品を観ることができた。その姿はいついつまでも立ち去り

がたいものであり、これは文句なく5点だ!と思ったが、それは

あくまでも遠望での話。滝前、滝直下では心に響くものがなかった

ことを考えると私的には4点が相当だろう。