不思議の国のアルフォンス






姉妹と姉妹



 

 師匠たちが来るまでに、急ぎの仕事をやっつける。
 エドワードが宣言した余波は、アルフォンスにも被さってきた。
「お前も手伝え」

(あああああ、外に出るのは嫌なのにー)
 異世界旅行2日目にして、アルフォンスの気分はプチ引き篭もりだ。
 お外は怖いことがいっぱいで、どんな地雷が埋まっているかわからない。
「兄さん、ボクはこの世界の異分子だから必要以上に世間に関わらないほうがいいと思うな」
 これ以上知人に遭いたくないアルフォンスは外に出るのを愚図ったが、弟の提案を鼻先で笑い飛ばした姉は容赦なく厳しかった。
「ああん? ふざけろ。てめぇのケツは自分で拭けよ」
 エドワードは弟の抵抗に頓着せずに、首根っこを掴んで引っ張りたてる。
 アルフォンス(弟)をけして邪険にはしななかった姉は、甘やかしてもくれやしない。迷惑の代価は労働で返せという姉の方針は、非常に健康的かつ明朗だ。

 アルフォンス(男女両方)のツケは、確かに自分で払うべきだったが。
(でもでもっ!出来れば家の仕事で返したかった…!)
 いつも寄り道するパン屋の出店の軒先で、アルフォンスはのけぞった。
 くらくらするのは、太陽の眩しさのせいではない。
「あらあ。エドくん、アルちゃん。いいところに来たわね。いまチーズのデニッシュが焼きたてよ?」
「じゃあ、それと。ササミのカツサンドと、プルーベリータルトを2個ずつね」
「はーいっ。いつもありがとうね。よし、ラスクをおまけしちゃおう!」
「ありがと!」
 エドワードが相手をしているのは、ちょっと婀娜っぽいゴージャスな金髪のお姉さんだ。年齢不詳でベーカリーの名前をプリントした、エプロンドレスがよく似合っている。
(でも…スチュワートさん…なんだよねえぇ?)
 とっても、いやーん。
『彼女』はあちらの世界では、額の禿げ上がったおじさんだ。
 なまじ現在の彼女が好みのタイプなだけに、アルフォンス的にすごく寒い。
 それだけで留まらない。パン屋の彼女だけでも打ちのめされる衝撃だったが、なにせ田舎育ちの兄弟だ。地元密着型の生活をしているだけに、道を歩けば知り合いに当たる。
「ごきげんよう。素敵なお天気ね」
 今も挨拶してくれた品良く年老いた令夫人の顔に、知り合いの退役軍人の(矍鑠と元気の良すぎるおじいさんだ!)面影を見出しては、噴き出しそうになる。

「つ、疲れる…」
 辿り着いた先は毎度おなじみ兄の事務所。高々20分ほど歩いただけだというのに、すっかり消耗してしまった。
(うう…動悸、息切れが。朝起きてからここ1時間半ほどの記憶を消しちゃいたい)
 アルフォンスはいつも使っている机に座ると、突っ伏した。
 バサリ。
 エドワードは机に懐いている弟の頭の上に仕事を置く。
「校正な」
「はあい」
 受け取れば5センチの厚みの書類の束と、一通の錬金術レポートだ。
 アルフォンスはおやと思う。
 これをやりたいがために今の仕事をしているんじゃないかと思うくらいに、錬金術師たちから上がってくるレポートの校正は兄の大っ好きな作業だ。
 それを譲られるとなると、エドワードは本気で仕事をさばくつもりらしい。
 世界は変わっても、仕事場に流れる雰囲気は共通だ。
 本に染み込んだインクの臭いに、殺気立った喧騒が重なる。
 アルフォンスはよし!と気合を入れた。
(ぐだぐだしてても仕方がないよね。頑張ろう!)
 事務作業の戦闘服・腕通しを身につけて、丁寧に誤字脱字を洗い出していく。
 この手の紙仕事はいつも任されていることだ。
 アルフォンスは引きずり込まれるように文字の内宇宙に没頭する。

「印税は本の価格の5パーセントが妥当だろ? 著作権料はそれで充分。特許? 特許は別枠だ。企業が買い取ってくれでもしない限り発生しないぜ? …そうだなあ。申請書類は手配してやるぐらいならサービスだけど、特許取得は個人でやらねえと手数料取るぞって質問者に通達しといて!だいたい錬金術書の発行自体がまだ試験作業だっつーの。其処まで回すと人手が足りねえって」
 無心に作業すれば、時間泥棒が出る。
 アルフォンスが最後の一ページを終わらせた途端、潮騒のようなざわめきは人の言葉になって耳に届いた。
 気が付けば、お昼はとっくに回っていた。
 現在の時刻はPM3:00。腹時計がぐーと鳴る。
「訴えられても困るから、そのあたりは慎重にな。契約書に盛り込んでおけよ!」
 頬杖をついて観察すると、エドワードは矢継ぎ早に今後の指示を飛ばしている。
 さっきまで一緒に紙仕事を片付けていたけど、姉は先に終えていたらしい。
 エドワードが飛ばした指示の受け取り先は、アルフォンスの世界の敏腕美人秘書嬢たち。つまりこちらの世界のハンサム・エリート集団だ。
 …言っちゃナンだが、素晴らしくキラキラしい。
(ここはどこのホストクラブですか)
 ツッコミを入れられずにはいられない光景だ。
 しかし、いかにも有能然とした凛々しい本物の美男たちに囲まれてなお、異世界の姉がその場で一番男前に見えるこの事実は如何ともしがたい。アルフォンスは諸行の無常を覚える。

(うう。兄さんに会いたい…)
 まだこの世界にいる時間は長くはないのに、アルフォンスは無性に兄が恋しくなった。
 兄となら、この砂を吐きそうになる気持ちを分かち合えるだろう。
 いつも口を酸っぱくして言ってしまうが、今ならば兄が穴の開いたおはよう靴下を無造作に履き続けても、髪の毛に櫛を入れないまま外出しても構いやしない。どころかそんなずぼら加減が愛しいと思えるに違いなかった。
(ほんと。兄さんが姉さんだと男の立場なくなっちゃうんだなあ)
 エドワードは元来が華のあるタイプだし、口には出さないが自慢の兄だ。
 しかし才気煥発なぶんだけ、取る行動は突拍子がなく常人の理解を超えている。
『ああ、完璧な人間なんていないのね』
 兄の目に付く欠点は、どこか安心を誘う愛嬌だ。

 これが姉になるとアルフォンスが兄に感じるだらしなさは、しどけない色香に取って変わるし、その奇抜な行動さえも、エキセントリックに謎めいて、深く探求したい魅力になるのだ……恐ろしいことに。
 異性という意識があるから欠点が見えきづらいということも、それも勿論あるのだろうが。

(ボクの目って可笑しいのっ!?)
 アルフォンスは悩んだが、こちらの世界を観察すれば、エドワード(女)は実におモテになる。その心配は杞憂そうだ。
 そう、ロイ・マスタング(男)少将の火遊びなんて、可愛いもの。
 比べるなんて、ヘソで茶を沸かす冗談だ。
 こちらの世界に来て思い知った。アルフォンスの世界のあの人は、尊敬に値する立派な紳士だった。
 アルフォンスの世界の歴史とこちらが微妙に違っているのは、この姉のヘンなフェロモンが出てるとしか思えないカリスマ性だけではなく、あの始末に終えない焔の錬金術師を始めとしたコアな人材が揃っていたからに違いない。
 アルフォンスは自分の兄が、あの兄で良かったとしみじみする。
 ふるさとは遠く離れて思うもの。その言葉を身に染みて痛感した。

「アル。終わったのか?」
 アルフォンスはペンを置いて、ノルマとして渡されていた資料を纏めている。それに気付いてエドワードが戻ってきた。
 自分の机ではなく、アルフォンスの隣の席に腰を落とす。
「一応誤字と説明不足の分だけはチェックを入れたけど、印刷に回す前に著者には確認をお願い」
 ぱらぱら捲ってエドワードは赤いラインに柳眉を寄せる。
「げ。こんなとこを間違うなよ。意味がまるっきり変わってくるじゃねえか」
「うん。文章を書くのに慣れてないかんじだね」
 アルフォンスはページを捲り、指を置いた。
「ここなんて独特で、面白いアルゴリズムだけど…それを説明する言葉が難解だっていうのともまた違って、自分用メモの範囲を出ないっていうか。術式を構成する理論を伝えるのが上手くない人って多いよね。必要な部分で言葉足らずだったりさ、勿体ないよ。こっちじゃ編集者の貸し出しとかしてないの?」
「そっちじゃそんなことまでしているのか?」
 エドワードは興味を引かれた目の色だ。
「若手の育成するにも一石二鳥でしょ」
 御大のところに出向いて直接話をすることは、若手にとってもいい勉強になるし、修行中の同業者は概ね貧乏だから雇用拡大にも繋がってくるだろうとはマスタング少将の弁。
 兄弟は国内を散々駆けずり回ったが、専門家を探し出すだけでも一苦労だった。その経験からしても人脈は、あって困るものではない。
「まだ固まってない頭の柔らかそうなヤツらなら、問題点は探しやすいか…社会性を養わせるにもいいかもな。術師に迂闊に世捨て人になられると、後々の追跡が困るし」
「そうだねえ」
 アルフォンスの見たところ一部の研究者と同じように、エドワードもうっかり世捨て人になりそうな雰囲気があった。しかしこの貪欲な知的好奇心が薄れない限り、隠居は無理だろうとも思っている。
「ところで兄さん、そっちの予定は片付いたの?」
「あとはラッセル待ち。オレの代わりに軍部と議会のサイン貰いに行ってもらったからさ」
(ラッセルねえ…)
 アルフォンスはうーんと伸びをしてから、小さく溜め息を付く。
 まあ、美人なんだろうなとは検討はついたが、この世界の人たちはアルフォンスの心臓に悪すぎる。可能な限り、出会わずに帰りたかった。
 それは、エドワードがこれから纏まった休みを取る都合上、必然的に仕事が圧し掛かってくるだろうラッセルには申し訳ないと思う。しかしアルフォンスは我が身がかわいい。命に関わることでもなし、自身を守ることを優先させたい思考が先立った。
「確認しないと不味いことなの?」
「一応、責任者はオレだからな」
 伺いを立ててみるが、それほど甘くないのが世の中というものだ。

 その時だった。
「エドワードっ!」
 バタン!
 荒々しく事務所のドアを開いたのは、プラチナブロンドを前下がりのショートボブにした女性だった。
 なめらかなアルトは憤懣やるかたない怒りを示している。
「あ、噂をすれば影」
 その言葉にアルフォンスは納得した。
(おお、なるほどラッセル)
 …良かった。
(流石にアームストロング大佐ほど、驚くことはないか)
 アルフォンスはホッと胸を撫で下ろす。
 女性版ラッセルはモデルのような長身だが、ボンッ・キュキュッ・ボボン!のスペシャル・ダイナマイツボディだ。
 それは息を飲む迫力だったが、実用一点張りの野暮ったいスーツがお堅い印象を演出する。
 女性の色香に流されないその美貌は、大きく知性に天秤を傾けていた。
 外観からして『デキる女』。そんなオーラが漂っている。
(うん、わりと想像通り?)
 美人だけど女らしくないラッセルに、アルフォンスは安心する。友人が蠱惑系お色気美女になってたらどうしようかと思った。
「なんだ噂って!いや、違う!それよりあの少将をなんとかしろ!人の顔を見るなり尻を触るわ、人気のない資料室に連れ込もうとするわ!」
 ラッセルはプリプリ怒っている。
 その影からひょっこり顔を覗かせるのはフレッチャーだ。ツインテールに結わえた水色のリボンがよく似合っている。
「こんにちわー、アルフォンス。大変なんだって?」
 こちらはラッセル以上に違和感がない。アルフォンスは片手を挙げて挨拶する。
「ごめんね。急に休みがほしいなんて言っちゃって」
「そんないいよ!うちの姉さんはエドワードさんに頼ってもらえて嬉しいんだから!」
 くすくす笑う。
 ロリータだったらたまらなそうな、細い手足に無垢な笑顔。どの雄よりも凛々しいエドワードや、常人を怯ませる迫力美人のラッセルとはまた違う。ごくごく素朴なお花ちゃんは、清涼剤の爽やかさだ。
 周りの環境が濃いだけに、アルフォンスはほっこり和む。

「いくら女だとしても普通はセクハラで訴えるところだぞ!」
 唾を飛ばす勢いのラッセルの文句を聞きながらエドワードはブリーフケースを開き、彼女がもぎ取ってきた書類の承認を確かめた。軍部のサインはロイ・マスタングとなっている。
 ならば問題ないだろうと、エドワードはゴーサインを出した。
「なんだ。少将ってあいつか。今度から構わないからボコっとけ」
 ヤツじゃなかったら法的手段に訴えるところだが、想像通りの相手でまず良かった。
 エドワードの知るマスタング少将は、セクハラした女性に殴られたぐらいで、根に持つ相手ではない。むしろ返って悦びそうだと、少し心配になるくらいの大らかさだ。その点の信頼だけはバッチリある。
 ラッセルはエドワードの座っている机をバンっ!と叩く。
「そんなことできるか!」
 エドワードは頬の辺りを掻いた。
 少将の相手はどうも生真面目なラッセルには荷が重いようだ。エドワードは仕方ねえなと立ち上がった。
「わかった、わかった。後でお前の仇は討ってやるから、怒るなよ」
「な、…くっ」
 ぽんぽん。エドワードが肩を叩いて宥めると、ラッセルは言葉を詰まらせた。
 上を見て、下を見る。
 そしてエドワードを睨み付けた。
「ご、誤解するなよ!べ、別にお前の上役だから、逆らいづらいってわけじゃない、ないんだからな!」
 主張するその頬は熟れて赤い。肌が白いから良く目立った。
「んじゃ。…どして?」
 エドワードとしてはラッセルがそう言わなければ、そんなこと気にもしなかっただろう。
 なんとなく会話の流れで尋ねたカンが傍目でもアリアリだ。
 それだというのにラッセルは激高する。
「どうだっていいだろう!そんなに俺のことが気になるのか!?」
 その過敏な反応は、まるで水に落としたドライアイスだ。
「いや、別に」
 その勢いに驚いたエドワードは一歩引く。

 初めて出会った時、ラッセルはエドワードの名前を騙っていた。だから派手にガチガチに火花を散らした経歴もある。
(そりゃ、あんときの態度は褒められたもんじゃなかったけどさ。こいつ、もっとクールっていうか、落ち着いてなかったっけ?)
 今ならば本当のラッセルは人一倍女らしく優しいとわかっているが、その頃の彼女は常に虚構の城壁を築き上げ、傲然と女王さまぶった態度で他人を見下していた。
 仲良くなるにしたがってその見せかけの壁が崩れたのはいいが、こう…大事なものまで壊れている気がしないでもない。
 出会った過去を振り返り、エドワードは心の首を捻る。

「……そうか、やはりな」
 ラッセルはくっと唇を噛み締めた。化粧もしていない唇が色づいて紅い。
「…エドワード。フッ、そうだなお前はそういう奴だ。期待した俺が愚かだった…っ!」
(期待って何だ?)
 エドワードの疑問は尽きないが、自嘲混じりに吐き捨てるラッセルの態度はあからさまに変だ。
「おーい、ラッセル。なにてんぱってるんだよ、お前。この頃おかしいぞ」
 いまいち人の心の機微に疎い自覚がある、エドワードですら心配になる。
「なあ、具合でも悪いのか?」
「…!」
 ラッセルはエドワードよりも頭半分ほど背が高い。
 下から覗き込むようにしたエドワードが、気遣わしげに眉根を寄せる。その途端、ラッセルはふにゃふにゃ溶けた。
 どころか口元を押さえて、床にしゃがみ込む悶絶ぶりだ。

 エドワードは「やっぱり具合が悪かったんだな!早く言え馬鹿!薬!違う!医者だ!」と慌てて電話に手を伸ばしているが、まあ…アレだ。
 耳朶までもを真っ赤に染めて、目元をうるませているラッセルの症例からして薬はいらないし、お医者さまでも治せない病に違いない。

 ……。
 …………。
(こういうのをなんて言うんだっけ?)
 …ツンデレ?

 アルフォンスは滅多に使わない単語を語録の海から拾い上げた。
「…本当にラッセル、兄さんに構って貰うの嬉しいんだ…」
 まあ兄さんったら、モテモテね。
 ラッセル(相手)もエドワード(自分)も女だけど。

(それにしても分かりやすいな)
 ここまで人間関係が変わってくると、もう笑うしかない。
 ラッセル(男)がこの光景を見たら、激しく胃痙攣を起こして、それこそ本当に救護車で運ばれてくれそうだ。
 アルフォンスの世界では兄とラッセルは、人使いの荒い上司とその扱いに文句を垂れつつフォローに回る部下だった。仲はもちろん悪くないが、どちらかと言えば喧嘩友達の枠組みから抜け出るものではなかったはずで。
(氷のような男っていうには、その実内面は熱いけど)
「人前で赤面するラッセルって、実は貴重じゃないの?」
 珍しいものを見させてもらった。
 アルフォンスは他人事だから落ち着いてられるが、自分事だったら余程ショックだったと思う。夜中布団に潜ってしくしく泣いてしまうに違いない。

 フレッチャーはアルフォンスの言葉を受けてにっこり笑う。
「姉さん、エドワードさんが好きで好きでたまらないから。ラブ・イズ・ブラインドとゆーより、あれは恋の奴隷状態ですよね」
 いくらエドワードさんでも、自分が釣った自覚がない魚にはエサをあげないわけですし。
「気付いてないから、仕方ありませんけどねー。あはは。…エドワードさんが彼氏を作った日には血の雨が降りますよ、きっと!観察する分には微笑ましくて楽しいですけど」

 なんかいま、可愛い顔して色々ツルリととんでもないこと言いましたよこの子。

(フレッチャーだけはまともだと信じかったのに…!)
 アルフォンスの背が冷える。
 手強いなんてもんじゃなかった。
 こちらで出会う女性が女性。みんな逞しいったらありゃあしない。
 しかし良く考えなくても、アルフォンスの世界でも、女性はみんな強かった。師匠や、母さん、ウィンリイ。ピナコばっちゃんにリザさんも。簡単に思いつくだけでもアルフォンスがじゃ勝てない相手ばっかりだ。
 ああ、人間の強さは腕力だけじゃあ決まらない。

 アルフォンスは漠然とした不安を抱く。
 ……こっちのボク、どんな女の子なんだろう。
(兄さん…大丈夫かな?)
 新たな気掛かりを得てアルフォンスは少しばかり心配になった。






2006,10,5
 萌え文化には『ツンデレ』系と『妹』系の2大派閥があるらしいそうです(聞きかじりの知識ですが)。
 よってラッセルはツンデレ未満です(恋人同士じゃないですし!)。
 妹属性はすでにアルフォンス(女)が出ていますので、フレッチャーのパンチが弱くなったのがちょっぴり残念ですね!

 そして弟の心配どおり、きっと兄さんは大丈夫じゃないと思われます。
 アルフォンス(女)ひとりで、この世界と等価の破壊力です。






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