旅行記 「スモールラグジュアリーホテル・アマンリゾートと世界文化遺産の二大寺院遺跡群(インドネシア・ジョグジャカルタ)」


世界でも指折りの景勝地にユニークでロマンあふれる贅沢なリゾートホテルを展開しているアマンリゾートホテル、今では世界17ケ国26ケ所にあります。部屋数50以下のスモールラグジュアリーホテルで、インドネシア・バリ島には3ケ所あります。小田原市で小児科医院を開業されている先生ご夫妻がよく行かれていることから、私の家内もさそわれて2年前にバリ島のアマンリゾート「アマヌサ」に行ってすごく感動したものですから、今度機会があったら是非一緒に行こうと言っておりました。このたびH26913日~173泊5日でインドネシア・ジョグジャカルタにあるアマンリゾート「アマンジオ」に小児科ご夫妻有志8名で行って来ました。ジョグジャカルタはジャワ島にあり、バリ島の国際空港デンバサールから国内線で約1時間半の飛行時間で中世ジャワの面影を残す古都として名高く、世界文化遺産の二大寺院遺跡「ボロブドゥール寺院遺跡群」と「プランバナン寺院遺跡群」があります。

 アマンリゾート「アマンジオ」をご紹介します。ジョグジャカルタ空港に着いた時からアマンリゾートが誇るVIP待遇です。飛行機のタラップを降りたところに向かえの車が来ており、空港内のアマン専用の特別室へ迎えられ、そこで小休止後、車で約1時間半かけてひたすら市内から郊外の「アマンジオ」に向かいます。ホテルに着きますと入口で歓迎の花びらのフラワーシャワーで向かえられます。

チェックイン等の手続きはすでに事前に終わっており、すぐにそれぞれの部屋に案内されます。荷物はすでに部屋に運び込まれていました。各部屋はレンガで囲まれたそれぞれの1つのブロック内に戸建仕様で

正面入口は外部から見えないように設計されており1面のスモークガラス戸です。部屋の入りますと真ん中に大きなダブルベットがしつらえてあります。
ベッドの左右にそれぞれ一人づつのクローゼットと一人専用のフル装備の洗面台があります。

お風呂は室内に広いシャワールームとすぐ外に大理石の露天風呂がありお湯をいっぱい入れて澄み切った夜空の星を眺めながら入浴ができます

部屋のテラスにはリクラインベットと茅葺の休憩所と専用の庭がついています
室内にはウエルカムドリンクとして氷がいっぱい入った容器にロゼワイン1本が置いてありました。

ともかく静かな環境の中で過ごし安らぐということでテレビはありません。私が驚いたのは、朝、朝食を皆なでそろって食べたあと

部屋に帰りますと見事にベッドメーキング・部屋の掃除が終わっています。そのあと観光などで外出して帰って来るとまた部屋の掃除がしてあり1回使ったタオルなどすべてが新しいものに取代えてあり、夕食後部屋に帰りますとまた掃除がしてありタオルがまた新しいものに取代えてありました。3泊滞在中毎日3回部屋の掃除がしてありました。ホテルには50mの立派なプールがありましたので

昼間の空いた時間に一人でお泳ぎに行ったのですが、私が行きますとプールサイドのリクライン椅子に真っ白いタオルケットをセットしてくれ冷たいミネラルウォーターを持ってきてくれました。インドネシアは典型的な熱帯性気候で4~9月が乾季でベストシーズン、103月は雨季ですが、1年通じて最低平均気温は23℃前後、最高平均気温は33℃前後とほぼ一定しており、ひと泳ぎしたあとプールサイドのリクライン椅子に心地よいそよ風に身を任したときは本当に気持ち良かったです。私が泳いでいたときは私ひとりだけでした。このように真のリラクゼーションを感じさせてくれるアマンリゾートは、いつしかスモールラグジュアリーホテルの代名詞、究極の隠れ家と称されるようになりました。


今回の旅行の観光の主目的であるジョグジャカルタにある世界文化遺産の二大寺院遺跡群の「ボロブドゥール寺院遺跡群」をご紹介します。約1000年もの間火山灰に埋もれ密林で眠っていた仏教遺跡です。日中は大変な観光客が来ますから、我々8名はホテルを午前4時に起き予約しておいた朝食メニューをホールで食べた後、早朝の観光客の少ない時間にボロブドゥール寺院遺跡の頂上から朝日を見ることにしました。

もう一つの世界文化遺産「プランバナン寺院遺跡群」をご紹介します。この遺跡群は約5K㎡にわたる広大な面積を誇る史跡公園内にありヒンドゥー教の寺院遺跡が点在しています。2006年に近くの火山の大噴火で壊滅的被害を受けましたが日本の鹿島建設等の懸命な復旧工事でここまで回復しました。

これで今回の旅行記は終ります。




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