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旅行印象記   インドネシア“バリ島”


今年のゴールデンウィーク(5/25/6)は福岡から台湾台北へは定期便(飛行時間2時間)で行き、それから1時間の待ち合わせ乗り継ぎで台北からバリ島へチャーター便(飛行時間約5時間)で行く(いずれも中華航空を使用)というプランで、日本国民が大好きなバリ島へ行くことにしました。

その旅行の印象記を書いてみます。福岡空港で受け付けをすませ、そこで往きの航空券と帰りのEチケット(最近はこのA4サイズ1枚のEチケットが航空券代わりに発行されますので、パスポートとEチケットは非常に大切です)をもらいますと、バリ島のングラ・ライ国際空港(デンバサール)までは添乗員なしで我々夫婦二人だけでバリ島まで行かなければなりません。

まず、出発の福岡空港国際線ターミナルですが、ゴールデンウィークの混雑ぶりは何度も経験していますのでそのつもりで行ったのですが、今年のゴールデンウィークは長期の休みが取り難いこともあり、ゴーデンウィーク後半の5/2日(金)の午後の国際線ターミナルは人が少なくどこのゲートも待つことなくすいすいと通過できました。このことはバリ島でも感じたことですが、日本人の観光客が以外に少なく、バリ島で宿泊したグランドハイアットバリは広大な敷地に建つ滞在型の大型のリゾートホテルで数々のプールが敷地内に美しく配置され、プライベートビーチも広く、有名ブランドの店も多数あり、クリニック、日本語カウンター、JTBデスクもあり、多数の日本人が宿泊するホテルですが、我々のチャーター便で宿泊したのは4組だけで、日本人客はこの時期では例年の1/3位だそうです。おかげでホテル内の色々の施設は人が少なくそれなりに良かったのですが、それでも早朝から現地人の多数の従業員がホテル内の掃除や植え木の水やりなど携わっており彼らからの笑顔の挨拶は心地良かったです。しかし経営的には大変だろうなと思いました。宿泊客の多くが日本人と欧米人(主にバリ島に近いオーストラリア人)でバリ島の観光地で沢山見かけた中国からの団体客は宿泊しておりませんでした。今年のゴーデンウィークは外国旅行よりも日本再発見の近場で家族と過ごす人が多かったということに納得です。

グランドハイアットバリを写真で紹介します。バリ島は主要建て物、主要道路などのいたるところにテロ防止の検問所があります。ホテルの正門には制服を着て体格のいいきっちりとした警備員がおりホテルに入るときには常に金属探知機のゲートをくぐらなければなりません。


写真はホテルのロビーです。さすが南国の吹きぬけのロビーです。バリ島は観光立国の島で景観重視から高層ビルを建てることが出来ません。このロビーは主要道路と平面の位置にあるのですが、ロビーはホテルの3階になります。
そこから海岸に向けての斜面を利用して我々の部屋は1階下の2階でした。

写真は部屋のすぐ前には小奇麗なプールがありました。部屋は6階まででした。


敷地内に点在する施設と回廊の内庭にも池があります。

インド洋に面するプライベートビーチです。木陰のリクラインチェアーで心地良い潮風に吹かれていますと時間を忘れます。暑くなるとそのまま海水浴が出来ます。

次にチャーター便について記します。チャーター便は国際線でも山口宇部空港発着便などもあり大変便利なのですが、今回は主に西日本中心の人たちを対象に台湾台北空港へそれぞれの定期便で台北空港に集合して中華航空を利用してバリ島へのチャーター便が運航されました。私どもには2回目のチャーター便を利用しての外国旅行だったのですが、チャーター便は定期便に比較して使用機も1ランク下の飛行機が使用されているようで、機内の客室乗務員のサービスも定期便に比較して何となく雑に思えます。福岡から台湾台北までの往復定期便の飛行機が日本の航空会社が使用しなくなったジャンボジェット・ボーイング747型だったものですから、その機内の広さ、サービスなどによけいその差が目立ったのかも知れません。
日本とバリ島の時差は1時間です。飛行時間は約7時間ですが赤道を越えて南下することになります。時差1時間はありがたいです。テレビもBSチャンネルでNHKが見れましたのでバリで1時間遅れの日本のニュースを見ていました。
バリ島を写真で少し紹介します。



タナ・ロット寺院:岩島の上に建てられた寺院で海に浮かび上がる景観はすばらしいです。


ウブドの美術館:バリの原風景が残り、バリ島らしい光景が沢山あります。日本の何十年前の風景が有るかと思えば高級ホテルも点在しています。



キンタマーニ高原:標高1500mを超す高原地帯、見渡す限りの雄大な自然はバリでも人気の景勝地です。


バリ島の90%以上はヒンドゥー教徒です。島内には大小沢山の寺院があり毎日どこかの寺院で色彩豊かな飾り付けをしてお祭りをしています。バリ・カースト制度があり、身分の一番高いのが僧侶で、二番目が王族、そしてほとんどの島民が平民・農民階層です。小学校は毎日午前7時から12時迄(低学年は10時迄)で、日曜日だけがお休みです。義務教育は日本と同じ63制です。

日本の昔の原風景があり、一方で最新の設備が整った滞在型リゾートホテルが沢山あり、日本人が好んで行くバリ島はリピーターが多いのも頷けます。これで旅行印象記は終わります。





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