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旅行記 「フランスふたり旅」 |
平成17年、19年とここ2年毎にフランスに行っています。これまでの2回の旅行は知人のパリ在住30年余の杉野保平さん(画家)の車で、17年はイル・ド・フランス(パリ近郊・ヴェルサイユ、バルビゾン、フォンテーヌブロー等)、ロワール、ノルマンディ等、19年は南仏プロヴァンスを旅行させてもらったのですが、今回は平成21年9月のシルバーウィークを利用して往復の飛行機と我々のパリ滞在中のホテルだけを予約して夫婦ふたりだけのフランス旅行をしました。3回目ともなりますとフランスに対して我々夫婦には変に自信が芽生え、フランス語はまったくわからず、英会話もほとんどダメな我々が今回はふたりだけのフランス旅行をすることにしました。今回の旅の目的は三つありました。一つはパリのオペラ座“ガルニエ”で本場のバレエを見ること、一つはフランス観光で一番人気の世界遺産モン・サン・ミッシェルに行くこと、もう一つはフランスの新幹線(TGV)を使ってパリからの日帰り旅行(ドイツ国境の観光地・ストラスブール)をすること等を計画しました。今回の旅行記はこの三つを主に書きます。 |
◎オペラ座“ガルニエ”のバレエ観賞(バレエの代表作:ジゼル) 1875年建築家シャルル・ガルニエによって建てられたオペラ座は、古典主義からバロックまで、さまざまな建築様式が入り交じった豪華な建物です。席は1階から天井桟敷の6階までありますが、我々は1階のほぼ真ん中に席をとることが出来ました。バレエの代表作「ジゼル」の本年度の初公演2日目(初日席は発売後すぐに完売)の席を日本からインターネットで予約して、当日のチケットはJCBパリ店で受け取りました。バレエはオーケストラの生演奏と踊りだけでセリフはありませんからフランス語が分からなくても理解出来ます。前後2幕のバレエ「ジゼル」の見事さは言葉では言い尽くせません。終わった瞬間観客総立ちで拍手です。何回もカーテンコールがありました。この建物、この舞台、このバレリーナ達があればこそです。余韻はしばらく体から抜けることがなかったです。本当に素晴らしかったです。 |
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◎世界遺産モン・サン・ミッシェル |
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モン・サン・ミッシェルの名物は巨大なオムレツです。卵を泡立ててふっくらと膨らんだオムレツはここでしか出会えない食感ということで、4名で一つ注文すればいいということでしたので他の連れ二人を誘って注文したのですが、見事に“名物にうまいものなし”です。思わず塩、コショウを下さいと叫びたくなるほどの味わいでした。 |
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◎ドイツの香りのする、ヨーロッパの十字路ストラスブール |
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イル川の遊覧船の乗り場にて |
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プティット・フランス(小さなフランス)とよばれ色とりどりの木組みの家が川面に映ります。 |
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欧州議会会議場などがあるヨーロッパ宮。旧市街とのコントラストが見事です。 |
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今どきの海外旅行は、ほとんど日本国内からインターネットで現地の乗り物、観劇チケット等が買えます。むしろ現地で購入するよりも安く買えます。今回の旅行でも沢山の日本の若い女性観光客に会ったのですが、ほとんどが日本でチケットを購入して我々がびっくりするほど安いチケットを入手しておりました。旅行中の失敗談もあるのですが、今回の旅行記はこれで終わります。(H22年4月記) |