12/30 今年最後の日記更新。 オフ研某ドラマーの自宅にて開催された忘年会へ行って来た。 美味しい料理は毎度のことだけど、今回何がアツかったかって、 なんといってもマツケンサンバの振り付け練でフィーバーしたことでしょう…。 DVDを何度も繰り返し見て、サンバステップから腰の振り方から、指先の動かし方まで、 その場にいた全員で超!マジに汗かきながら特訓したのです。 これで紅白歌合戦はバッチリ。テレビの前でレッツ・サンバだ! 今日は両親がドライヴがてら迎えに来たので実家帰ります。 (卒論は新年明けるまで放置することにした…。) こんなインチキHPを見に来て下さっている皆々様、 今年は色々ありがとうございました。 変化の多い時期ですが、来年も何卒何卒何卒!よろしくお願い致します。 こんなオイラを見捨てずに可愛がってやって下さい。 最後の最後で、神様(仏様か??)が、 とっても素敵なプレゼントを用意しておいてくれました。 人生まだまだ捨てたもんじゃないです。 なんか色々信じられる気がします(笑)。 でわでわ、両親を玄関先に待たせているのでこの辺で…。 良いお年を!!☆★☆ |
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12/28 もしかしたらその先を見てみてもいいのかもしれない。 ■甘えられるより甘えたい派だし、可愛がるより可愛がられたい派です。 SかMかって言ったら絶対Mだし、何気にかなりの寂しがりやだし、 愛するよりも愛された…いやいやこれは相互の思いやりが大切だけど。 しかし、どうにもこうにも、あたしの第一印象ってのはそういう要素からかけ離れたものらしい。 「独りで生きていけそう」とか「強そう」とか「冷たくてすました感じ」とか、 服や髪型がROCKだった時は「怖い」とか「スケバンぽい」とか、 とにかくもーイメージが悪すぎ(泣)。 今仲がいい人達からも、大抵、 「最初あんたに会った時は、絶対付き合えなさそうなタイプだと思った」とか言われることが多い。 うみゅぅ、何がいけないのかなぁ…人見知りするから、 「あたいに近づくな」オーラでも出してるのかな。 今はそれでもいいけど(いや本音を言えば良くないけど)、 30歳目前とかになってもそんなこと言われてたらもう立ち直れないかも。
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12/27 弾む瞬間のためらいの本質を見極めようとあくせくしてみる。 ■三田図書館から、取り寄せを頼んでいた図書が届いたとの連絡があったので、 渋谷でのライヴの前に取ってこようと三田へ向かうも、 学生証を忘れて(っていうか定期入れごと忘れた)入館すら出来なかった…何やってんだあたし。 そしてもうこれで年末の図書館開館は終了。 もう年明けまで手に入らない…。みゅう。 ■しかしそこで凹んではみすみす敗北を認めるようなものだと思い、 気持ちを切り替えて三田のスタバへ直行、 わざと、激論交わし中のリーマンぽい2人組みの隣りへ席を取った。 オフィス街なだけあって、三田のスタバは色んな社会人が出入りしていて面白いんです。 営業トークやら自分の売り込みやらヘッドハンティングやら、 何気に熱いドラマが店内のあちこちで静かに激しく繰り広げられていたりして。 チョコレートチャンクスコーンwithホイップを、ラテと一緒に美味しく頂きながら、 実は隣りの会話を盗み聞きして、プチ社会勉強してました。 今回は、入社10年くらいで思い切って辞職して、起業塾みたいなのに通いだした人と、 その人の後輩(この人はまだその会社にいる模様)とがぶっちゃけトークをしてくれて、 「どっちもどっちだなぁ」なんて思いながら、「社会」へ気持ちを馳せてみた。 ■その後、友達と連れ立って渋谷のライヴハウス「GIG-ANTIC」へ。 本当はこのライヴ、卒論全っっ然やってないから行くの止めようかと思ってたんだけど、 行って良かった。楽しい演奏やらかっこいい演奏やらアツイ演奏やら、 色々聞けて、ほんと、エネルギーを分けてもらった感じ。 そして激しくギターを覚えたくなった(笑)。 アヴリルのスケーターボーイで時間止めてる場合じゃないぞあたし! |
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12/26 晴れた日に向かう映画館もなかなかオツなもので。 街が賑わう年の暮れ、華やかで楽しげなムードが辺りに漂う明るい午後、 ウキウキと映画へ向かう可憐でキュートな女の子(←※注・あたしのことだからね)。 目的の映画はラヴコメか?青春グラフィティか?はたまた世紀の大ロマンスか? ・・・正解は『エイリアン vs. プレデター』でした。
いかにもアメリカーンな発想だよね、こいつら闘わせようなんて。 エイリアンを初めて見たのはいつだったか。 当時はこの上なくグロイ&キモイ&コワイと三拍子揃った、 あたしの「死ぬまでに遭遇したくない生物ランキングBEST3」に 堂々ランクインするほどのインパクトだったんだけど、 さすがにシリーズ4まできて、その上今度はプレデターと闘うともなれば、 いい加減、見慣れました。 でも、実生活で偶然こんなのに出逢っちゃったら、あたしどうするかな。 逃げてもすぐ捕まって食われそうだし、戦っても酸で溶かされそうだし。 あの変な口から出てるプチ口みたいなのを引っ張ってみるってどうだろう? 「うぇ」とかなってたじろいてくれないかな。 |
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12/25 「銀河を見上げる冬の小径 色とりどりすれ違うダウンジャケット」(小沢健二) 朝晩きびしく冷え込むようになってきた(やっとだね)。 やっぱり冬はこうでなくっちゃ。
今、毎年恒例(?)の小田和正ライヴをTVで見ている。 どうでもいいけど、この人、ハモハモキングだよね。 ハモリがうますぎるあまりつい笑っちゃうんですけど。 きっと、「予感」てのは、 「来ないかなー、来ないかなー」て思ってる時には来ないものなのよね。 意外な一瞬、ふとした刹那に、さぁっとこころの印画紙に焼き付けられていくものなのだ。 とはいえ、焼き付けられたら、それはそれで困惑するんだけれども。 色々出来事が重なると、言葉にするのが難しくなるので、 あえてここ3日間くらいのことは書かないでおこうっと(笑)。 |
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12/22 「いつでもどこにでもあるような恋がしたくて スタイルもプライドもルールさえみんな合わせた」(trf) あちゃまー、うっかり更新し忘れてた。ちょいとバタついてたもので。 ■渋谷の凄まじい人ごみの中、大通りに面した横断歩道で信号が変わるのを待っていた。 で、その時、あたしの右側と左側に、それぞれカップルがいたわけ。 信号が青に変わると、右側のカップルの彼氏は、 「あー、マジうぜぇ、この人の多さ。」とか言いながら、 イライラした顔付きで足早に歩きだして、彼女は黙って後からついていく感じだった。 左側のカップルは、彼氏がちょっと彼女の方見て、それから辺りを見回して、 「人多いね。」って言いながら、そっと彼女の手を引いて歩き出した。 これですよ、この差がカギなんですよ。 どんなに不愉快な状況下であれ、本人次第で天国にも地獄にもなり得るわけです。 不愉快極まりない渋谷の人ごみでさえ、何ともなくなっちゃう魔力、 そんな力を発揮し合える(お互いにね)カップルは長続きします、絶対。
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12/20 冬ライヴ終了〜冬の甘い口どけをあなたに〜 あまりに楽しすぎて、白昼夢のような実感しかない。 うちのバンドはDr、Ba、Voが4女で、Gt2人とKeyが2女だったのだけど、 後輩3人は超!可愛いのにエキセントリックな演奏をキメてくれるし、 4女のDrとBaにしても、普段は見られない(見せてくれない)側面を披露してくれたし、 練習も本番も、あたし的にはまさに夢みたいにきらきらしてやたら楽しい気分でいっぱいだった。 ライヴ全体的にも、「THE 冬ライヴ」って感じのバンドが多くて面白かったなぁ。 なんか風物詩みたいな感じ。 俗っぽいのに味わい深い、でっかいイベントじゃないのに外せない、そんな行事。 しっかし、ライヴ終了後、「お前これで完全に女を捨てきったな」とコメントされた。 …そ、そんなことないもん!! 普段が女らしさ溢れまくるぷりてぃーだいなまいつ(ごめん!)だから、 あれくらいやって少しレベルダウンした方が丁度いいんですのよ。をほほほほほ。 帰らなかったメンツで2次会オールした後、 始発が出るまで何を血迷ったかくっそ寒い中コンビニでアイスを買って凍えながら食べる。 そしてその反動で松屋を直撃して暖かいミソチゲ定食を食べる。 …バカかも、なんてこれっぽっちも思ってません、ハイ。 それにしても、何がせつないって、これでまたひとつ卒業が近くなったな、ってこと。 イベントを昇華していく、っていうのは、季節の流れを体で感じていくってことで、 それは、終焉を意識した身には恐怖に近い寂しさを感じさせる。 「当たり前のような日常」が、いかに大切なものだったかを痛感する今日この頃。 なんつーか、「当たり前」があるからこそ、 そこを基盤として新しい何かに挑戦したりもできるわけで、 でも、 そういう大事なものに限って、ないがしろにしがちだし軽視しがちなんだよね。 だから、やっぱりあたしは、刹那な生き方はしたくない。 生活にしろ言葉にしろ人間関係にしろ仕事にしろ、 大事な「当たり前」をひとつひとつ積み重ねていって、それで、 ふと気がついたら、素敵な「当たり前」に囲まれて、 それを守りながらも次の段階を目指している、そんな毎日が望みだ。 (…なんか『シティーハンター』の冴場僚みたいだな。まぁ大好きだからいいけど。) |
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12/18 泣きそうになる瞬間を、あと何回越えれば強くなれるのだろう。
■怖いほど当たる、という噂の「源氏物語占い」をやってみた。 源氏物語の登場人物名で結果が表示されるこの占い、あたしは「葵の上」だった。 噂通り、かなり鋭いところが当たっていてビックリ。あなどれん。お試しあれ。 ■サントリーのお茶、「伊右衛門」。 これのCMが、いちいちハートに胸きゅんして心憎い。 スタンダードといえばスタンダードなのかもしれないが、 こういうのが好きな人の琴線には触れまくるんじゃないだろうか。 今放映されてる「帰宅編」なんて最高だね。 旦那役の元木さんのまっすぐな瞳が、また。 彼を見つめる奥さん役の宮沢理絵の、深いところから滲み出たような愛情こもった微笑みも、また。 あんな夫婦になりたい。 ■ひょんなことから、ライヴ前に前夜祭を敢行することにあいなった。 日吉の牛角でじゅうじゅうと。それじゅうじゅうと。 美味しかったし楽しかったし嬉しかったし元気出た。 今年の12月は、みゅーんなことが盛り沢山なので、こういう時間が出来るとふっと救われます。 …まぁもっとも、あたしは食べ始めるとそっちに大集中してしまい、 ほとんど会話しなくなるという不毛な人間なんだけどさ(笑)。 |
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12/16 そういう終わりもあるのだと、気づかせてくれたのは君だった。 今日は、2限に教職ゼミのプレゼンがあったんです。 このゼミ、半期の授業とはいえ月1くらいでプレゼン発表が回って来る。 でも、何せ2限なもんだから、 今までに既に遅刻数回、寝坊して自分のプレゼンすっ飛ばしたこと1回、 そろそろブラックリストに乗る疑いが出てきたところだった。 で、朝起きて時計見たら、11時。 何度見直しても、11時。 …血の気が引いた。 携帯には、同じ授業取ってる友達から「起きてる?」とメールが来ていた。 今起きました…メールの着信音くらいじゃあたしの意識は戻ってきません…。 全てを破壊して叫びたい衝動に駆られたけど、そこをぐっとこらえて、 その辺にあった服を適当〜に身にまとい、レジュメを鞄につっこんで家を飛び出した。 横浜駅まで猛ダッシュ。なりふり構っていられない。 どうにか11時15分の電車に駆け込み (これちょっと凄くない?起きてから電車乗るまで15分だよ)、 これなら2限終了10分前に教室に着ける、 そこからプレゼン始めればどうにかなるかもしれない、 そんな計算やら言い訳やらを足りないアタマでフル回転で想定し、 あたかもヤマンバのような出で立ちで、ゼミの教室に駆け込んだんだけどね、 そこで奇跡が起こったわけ。 なんと、先生が急遽来られなくなって、今日の授業は生徒のみで進めることになってたの! 当然出席も取ってない。ブラックリストにも片足突っ込まないですむ。 ああもうガックリ、体中の力が抜けた。安堵で死にそうだった。 てかね、やっぱりね、教職免許がかかった最後のゼミの授業ですらこうなんだから、 おいらに1,2限(=午前中活動)は不可能ッス。我儘でも甘えでもとにかく無理。 昼過ぎ開始か、時間フリーの仕事を探すしかない。 そしてそしてゼミ終了後、あまりにひどい格好の自分に愕然となったのでした。。。 |
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12/15 食生活改善計画発動。 キッチンが破滅的に小さいとか、普通の冷蔵庫がないとか、 近くに安いスーパーがないとか、まぁ諸々の言い訳はいくらでもあるんだけれども、 さすがに、体重的にも体質的にも金銭的にも将来的にも、 そろそろいい加減食生活を改めようと思ったわけです。 そりゃま、すぐに完全自炊&栄養満点、てのは無理なんで、段階踏んでちょっとづつさ。 レポやらプレゼンやら卒論やらあって、食事に気を使うのなんか相当面倒くさいんだけど、 イイオンナたるもの、まずは内面から磨きませんとね。ほほほほ。 とりあえず、ここのところ、インスタント系&ファーストフード系は極力避けている。 更に、あれだけ好きだったお菓子の暴食も控え、 その代わり、スタバのケーキとかスコーンとか、ガツンと1個だけ甘いものを食べることにした。 毎日何かしら野菜を摂るよう意識して、あとはイメージ的にヘルシーな食事を心がける。 コンビニで済ますにしても、油っこいものやカロリーだけバカ高くて栄養少なそうなメニューは避け、 身体に良さそうな一品をセレクト(←この辺の判断基準が少々うさんくさいんだけどね…)。 ちなみに今夜のメニューは、サンクスの「四種の野菜と五穀のミネストローネスープ」、 そこにスパイスやらちょっとした野菜やらを入れて軽く調理し直したものと、こんがり焼いた食パン。 ここから徐々に、完全自炊生活に移行していくのさ。 千里の道も一歩から。(…いつまで続くかな…。) |
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12/14 高すぎる空に茜射す冬の夕暮れは、暖かいカプチーノで。 昨夜は、「プレゼン準備で寝れない」とか書いときながら日付変わる前に爆睡してた。 でも、そのおかげで、今朝は7時半頃に自然と目が覚めた。 でもでも、相変わらず咳が止まらなかったので、ちょっくら療養しようと再び夢の世界へ。 得体の知れない病原菌には、とにかく睡眠が1番効果的だもんね。 そんなわけで、次に起きたのは午後2時半。 さすがにこれ以上寝るとプレゼン準備が終わらないので、えいやっと起き上がる。 洗濯して、掃除して、ニュース見て、それから勉強道具を引っ掴んで近所のドトールへ。 このドトール、何気に穴場でお気に入りなのだ。 駅からちょっと遠いから基本的に混んでないし、店内もかなり広くてゆったりしてる。 近くに駿台予備校があるため、受験生が沢山いるのも面白い。 お互いに腹の探り合いしてる男子学生4人衆とか、 一向に勉強進んでる気配の無い超ラヴラヴカップルとか、 模試の結果見てタメイキつきながらミラノサンドほおばってる浪人生とか。 あたしは、いつもはドトールに来るとモカカルーアかミルクティを注文するのだけれど、 今日は気合い入れてコーヒーをブラックで。 最近何故か、ふとした瞬間に、猛烈に高校時代の一場面がフラッシュ・バックする。 放課後の渡り廊下。道草したファミマ。大好きな先生の机。眠そうな朝の友達。 なんだろう、別に懐古主義な気分には陥ってないんだけどな…。 アレか!?もしや走馬灯か!?まだ嫌ッ!!! |
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12/13 そっと包んで、そのまま飛行機雲まで飛ばしてしまおう。
さてさて、ちょっと魔法がかった話をするのだけど、 実はバイト先に、右脳パワーが相当際立った方がいた(もうシフト入ってないから会えないの)。 まぁなんつうか、第六感的な部分が他の人より発達しちゃってたのよね。 もうそういう家系らしいから、本人はいい意味で諦めてるみたいだけど。 そしたら、彼の影響だか余波だか余韻だかをなんとな〜く吸収してしまったらしく、 おいらここのところずっと、やたら勘がさえてたわけ。 (でも会えなくなったら鈍ってきた。) で、やっぱ清く正しく美しい魔女を志す者としては、 この際だから、余波がまだ残っている今の内に右脳を鍛えておこう、 そうだ、だいたい魔女たるもの占いのひとつも出来なくてどうするんだ、と考え、 きっちりタロットを覚えることにした。 色んな流派(?)があるみたいだけど、とりあえずはスタンダードな基礎部分から頑張ります。 今週はプレゼンが2つある。今夜も寝れない…咳止まらないから寝たいのにぃい。 |
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12/12 重なり合う沢山の声の中にゆらゆら浮かんでみる。 横浜のスタバで、ラテとコーヒー&チョコレートパウンドwithホイップを堪能していたら、 隣りに座っていた女子大生らしき2人組みが、「B型人間」について文句言い始めた。 「勿論血液型だけじゃ判断できないけど、それでも、 あたしB型の人って苦手なんだけど。今周りに多くてさぁ。」 「わかるー。どうしていいか分からないよね。勝手だし、言葉キツイし。」 「高校の時も苦手だったんだけど、こっち来てから尚更ダメ。」 「…とか言って今この辺にいたらヤバくなーい?くすくすくす」 思いっきり隣りにおるがな。 …最近B型への迫害が著しい気がするのだが。 いいけど別に。いいけど別に。(ほんとはいくない。) 血液型って、その型によって、外部からの病原菌に対する強さが違うんだそうな。 で、その血液ごとの性質の差が、端的に性格に顕われるんだって。 例えば、A型は神経質、とか良く言うけど、 それはA型の血液が他の血液型と比べて病原菌に犯されやすいから、 自己防衛本能が働いて、身の回りを綺麗にしておきたくなるらしいよ。 だからまぁ個人的には、星座占いよりは信用出来ると思ってるんだけどね。 ちなみにあたしは何型が苦手とかはありません。 そういえば、通訳兼作家の米原万里さんは、 「食べ方」でその人の性格がだいたい分かるって言い切ってたな。 大きく分けると「生きるために食べる」タイプか「食べるために生きる」タイプか。 前者には、空想癖のあるペシミスティックな哲学家が多く、 後者には、楽天的人生謳歌型の現実家が多いんだって。 ちょっと一理ある気がする。だって確かに、食べ方ひとつに性格って出るもんね。 出されたものは何でも口にしてみる人、嫌いなものだけ脇によける人、 食べながらガンガン話す人、逆に全然話さなくなる人、 そういうちょっとした反応って、何気に根源的な性質から来るものだし。 食べ方がそのままその人の縮図になっていると言えるかもしれない。 |
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12/10 けほけほけほけほ(←嫌な感じの咳)。 ■別に熱があるとか頭が痛いとか関節が熱いなんてことはないのに、 何故か咳だけけほけほ出る。軽い割には肺の奥から出てくる感じ。しかも絶え間なく。 …ブームは去ったであろう今になってもしや結核!? うぬぅ、結核菌が最近あたしの体内に侵入してきていたとして、 それに太刀打ちできるだけの栄養を摂取していない自信がモリモリあるので、 何気に本気でビビってます。 ■先日は卒論で使う資料論文を探しに早稲田大学へ行って来た。 論文だけを探すなら、三田の図書館よりはるかに使いやすい&分かりやすい&バリエが豊富。 感動しながら論文を8本ほど発掘・コピーした。 帰り際に、早稲田に通うかつての教育実習生仲間と久々に再会。 月日の流れは速いねぇ、なんてしみじみ話して、母校での日々を懐かしんだ。 あたしはまだ今の所教師になるつもりはないのだけれど、 もし教職に就くことがあれば勤め先は母校以外にはあり得ないと思っているので、 (そして今年の実習生仲間は全員母校をこよなく愛しているので、) いつか母校で今年の実習生メンバーが軒並み集合、なんてことがあるかもね、なんてつらつらと。 ちなみにそしたら教師バンド作ります。 運良く、実習生メンバーの中に既にドラムとベースがいるんで、あとはギターだけ。 ■あたしの中に、やりゃいいってもんじゃない、っていう論理が昔からある。 見た目に分かりやすい行動を取ると、「何かをしている感覚」を手っ取り早く味わえるけれど、 それってややもすると本質が見えなくなりがちだから気をつけなきゃね、ってことで、 自戒の意味も込めて常日頃からそう口にしているのだが、 今日、何気なくある人のBlogを見ていたら、まったく同じことが書いてあってちょっと嬉しかった。 核がある人間の派手な行動と、表面だけの人間の派手な行動では、 同じ派手でも生み出したものの性質が月とスッポン並に違う。 後者の人間ってのは、「何かをやっている感覚」だけでとりあえず満足出来てしまうので、 当人の根本に経験や学習の成果が蓄積されないままなんだよな。 当然それは表現としても際立ってこないし、何の影響力も持てない。 なのに、そういうタイプの人間に限って、一見何もしていないように見える他人をやたら軽蔑する。 うー、卒論なんかもこの論理に当てはまるんだよな。 プライドにかけて、後者の人間にはならないようにしなきゃ。頑張ろうっと。 |
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12/9 Starbucks Junkie. とにかくスタバが好きなものだから、 もともとかなりの頻度でひとりカフェはしているのだが、 レポやらプレゼンやら卒論やらで忙しくなってくると、そのペースに更に拍車がかかる。 ここ数日に至っては、スタバに通い過ぎて、 基本的な食生活がカフェインとミルクと甘味だけになっている気が…。 だってさ、来週、洋書講読の授業のプレゼンと、教職のゼミの発表と2つ連続であるのに加え、 ようやく重い腰を上げて卒論に取り掛かり始めたもんだから、 いやがおうにも勉強する環境に身を置かなきゃならないんだもん。 そんなワケで、お気に入りの日吉のスタバにほぼ日参していたら、 新しく来た店長と顔見知りになってしまい、色々話しかけてくれるようになった。 しかし、そもそもこの店長と良く話すようになったきっかけというのは、 期間限定のスウィーツ、クランベリーブリスバーにある。
もしかしたらどっかの国のめでたい単語を引用してたりするかもしれないじゃん。 だからほんと、単なる興味本位でそう聞いてみただけなんだけど、 店長はサッと顔色を変えて、明らかにうろたえ、「え、えぇっと…」と動揺した素振りを見せ、 「す、すいません、ちょっと分からないです、あの、その、 そういう返しが来るなんて予想してなかったものですから…。 今度調べておきます!」とあわてふためきながら謝罪してきた。 びびったのはあたしですよ。そんなシリアスに発した問いじゃないし。 「あ、いや、すいません、別にいいんですそんなの。」と、何故かこっちも謝ってしまい、 なんだかおかしくなってお互いくすくす笑ってしまった。 それからかな、行く度に何かしら会話するようになったのは。 ちなみに「ブリス」は「bliss」で、やっぱり英語でした。 単なる幸福や喜びって意味じゃなく、「無上の、この上ない」っていう形容詞がアタマにつきます。 このクランベリーブリスバー、去年食べてみてちょっとすっぱかったような記憶があって、 まだ1回も注文したことがないのだけれど、次回辺りにチャレンジしてみようかな。 |
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12/8 振り返ることで取り戻せる、なめらかなラインを描く感覚。 冬ライヴのバンド練@音練。 ゲリラ練だったから仕方ないんだけど、えっちらおっちら機材運んで、 組み立て終えた瞬間に他サークルが「あのー、ここ今からウチの枠なんですけど。」 …やっぱりそうなりますか…(予想はしてたさ)。 運良く他の音練が空いてたから、そっちへ移動して組み立て直し。 冬は初めてのギャルバンなので、ドッキドキのウッキウキでハートが胸きゅんしまくりです。 なにせ今まで逆エロバンみたいなのが多かったから。 女の子が沢山いると何がいいって、まず、むさ苦しくないってのが第一だな(笑)。 何しててもとりあえず華がある。声のトーンもヴィヴィッドで、聞いていて気持ちいい。 それから、基本的に物の扱いが丁寧&慎重で、 いきなりアンプから爆発音とかいうアクシデントの心配が極力ない。 今日の練習の出来自体はちょっとなかなかどうして悲惨な部分もあったけど、 ギャルパワーフルスロットルで本番までには完成させるぞ。 そうそう、ギャルバン組んだら言ってみたかったセリフがあるんだよね、 良く男だけのロックバンドの連中が口にしたりするセリフの逆バージョン。 「あたしたちのバンドに野郎なんざいらねぇぜ!」 おし、満足!☆ |
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12/7 何だか今年の冬はやたら暖かくて冬らしくないな。 院試の時に懲りたつもりが、やっぱりなかなか性質って変わらないもので、 卒論がヤバければヤバい程、おいらはジャンプ前の助走に時間がかかります。 つーわけで、昨日は、中学からの友人と共通の友人2人、 計4人で今年最後の東京ディズニーランドへいざ逃避。 『舞浜駅改札前に朝7時半集合、遅刻者は全員にポップコーンをおごること!』 と、前日に自分からメールを回しておいて、思い切り自爆したあたし…うぅ。やっぱり。 それでも、開園の8時から閉園の22時まで、とにかく遊びに遊び倒した。
そして当然入園は高校生料金で通したさ。 万が一生年月日聞かれた時の為に、18歳用の誕生年も一応覚えて行ったけど全然大丈夫だった。 ありったけのミーハー精神を発揮して、メインアトラクションは3回位づつ乗った。 お土産なんて見てる時間1分もなかったから、ほんとに「遊び倒した」って感じ。 うむ、このくらいやらないとね、気持ちにけじめつけられないんです、あたくし。 もうしばらくくつろいだら、一気に卒論地獄へ身を落とします。 そして今日は朝からバイト。 馴染みのメンツでいつものデスクワーク、この幸せな仕事ももうすぐ満期でかなり寂しい。 今日の分の仕事が想像以上に早く片付いたので、 急遽近くのフレンチカフェを探し、みんなで美味しいケーキを食べに行った。 アークヒルズ内のそのカフェは、近辺にお勤めの外資系セレブっぽい外国人がウロウロしていて、 無駄にパリジェンヌな気分にさせてくれた。 どうも、銀座線沿線とか中央線沿線には素敵な土地が多い気がする。 普段もっぱらJRを利用しているため、文化の質の差にちょっとびっくり。 |
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12/5 「この声が枯れるくらいに 君に好きと言えば良かった」(サスケ) ■突き抜ける、って難しい。 突き抜けた上で、自分の核を自力で守っていくのはもっと難しい。 出来ればいい環境に身を置いていたいと思うのは人間の常だろうし、 程度の差はあれ誰にでもある程度の上昇志向は備わってる。 でも、きっかけは何かの模倣で充分だとしても、そこから先、 自分なりのオリジナリティと、説得力と、影響力を持てなければただの猿真似に過ぎない。 また、ビジョンもないのに新しい世界に飛び込んだって、結局それは何の問題解決にもなってない。 「意思」と「思いつき」は違うんだよな。 間違ってるわけではないけれど、成功しているとも思えない、 そんな、中途半端を浮遊するなら、自分でリミットを定めた方がいい。 なんて、戒厳令を、自分に対して敷かねばならない時期ですわ。はひゅ。 大事なものはもう分かってるんだ、だからあとは、 それをどこまで守りながら、あるいはどこまで妥協しながら、 バランス良くこの世界で生きていくか、そこがこれからの試練だなや。 ■渋谷のあるパスタ屋で化粧室に入ったら、入った瞬間にクラシック音楽が流れ出した。 で、出る時には自然と止まるの。あれいいなぁ。家にも欲しいなぁ。 馬鹿っぽくていいじゃない、ベートーベンとかセットしておいてさ。 ■最近になって、ヴィヴィアン・ウェストウッドが心の琴線に触れてしまう。 とりあえず、指輪とアームウォーマーとケープが欲しい。やばいくらいにカワイイとはこのことだ。 |
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12/3 君に見せたい宝物が、両手いっぱいに溢れてるんだ。 ■最近、パソコンを開くと眠くなる。 何か光線でも出てんじゃないかこれ?お陰で日記が滞ってしまった。むー。 ■久々にゆっくり桜木町へ遊びに行って、『ハウルの動く城』を観てきた。 感想は後で映画レビューの方に書くけど、うん、素敵な映画でした。 ただあたしはハウルよりアシタカの方が好きです(笑)。 ■トラウマのフラッシュバックに襲われ、夜中に1人でイキナリてんぱった。 ああもう、だから、油断しないよう心がけていたのに、なんてこった。 楽しく遊んで帰ってきた日だったから尚更痛かった。 しかぁし!そんなんでいちいち打撃受けてたら生活できないっての。 大好きな小説、『ムーン・パレス』(P.オースター)のキティを見習おうっと。
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12/1 夜の散歩の足音は、いつか空へ消えていく。 大学構内をウロついていたら、『鈴木光司講演会』という小さなポスターが目に止まった。 「え?ホンモノが来るの?嘘でしょ??」と、かなり疑ってかかったのだが、 (だってそんな有名作家を招いているにしては、あまりに地味なポスターだったんだもん) 『リング・らせんができるまで〜鈴気流人生の楽しみ方』とサブタイトルまでついていて、 どうやらホントにホンモノみたい、と考えるに至り、急遽行ってみる事にした。 聴講者は想像より大分少なく、これは企画者側の宣伝部が怠慢だったせいだと確信してます。
面白かったのは、彼は、『リング』を書く以前は、1本も作品を完成させたことがなかった、ってこと。 書き出しても途中で飽きたり煮詰まったりしてやめちゃってたんだって。 何気にそれって一般人的要素よね。天才肌の人間ではない。 それから、彼が初めて書き上げた長編作品が『リング』なんだけど、 これ、実は角川の「横溝正史賞」の最終候補にまで残っていながら、落選してるの。 彼は絶望感に打ちのめされたけど、丁度2人目の子供も生まれそうな時期だったから、 「俺が凹んでてどうする、もっと面白い作品を書いてやる」って頑張って、 同じ年、読売新聞と新潮社が主催の「日本ファンタジーノベル大賞」に『楽園』で優秀賞を受賞、 焦った角川が慌てて適当〜に装丁作って『リング』を単行本化したわけ。 適当〜な作りだから全然売れてなかったし知名度も低かったけど、 2作目の『らせん』が出た辺りから、日本でホラーブームが起こったこともあって大人気に。 今から思えば、横溝正史賞で落とされてたのはむしろ幸運だった、て本人も言ってる。 だって横溝賞、賞金は1千万円出るけど、映像化された際の権利はみんな角川に属しちゃうから。 あのまま大賞取ってたら、彼の収入は数千万円違ってたはず。 逆に、角川側からしたら大失態もいいとこだわね。 |