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もうパソコンとかテレビとか画面から電波出てそうな機械に疲れた時、
レポとか課題とか試験勉強とかにウンザリして気分転換したい時、
なんやかやで悲しい気持ちの時、
そういう時は、ふらりと近所を散歩する事にしています。
深夜の横浜は、意外なほど静かで、空気も昼間よりきれいな気がして、
ちょっと質のいい近未来みたいで、悪くないです。
大通りもがらん、と。 | 明るい方へ寄ってしまう。 | 高速入口。 | クラシカルな真鋳看板。 |
工事現場のフェンス。 | 見つめたくなるんです。 | とある高級マンション入口。 | 通りには長距離トラックの姿も |
すっかり灯りの消えた海近くの上品なビルの1階、 1ヶ所だけ光が漏れてる窓があった。 好奇心で近寄ってみたら、 壁にも机にも絵がいっぱい飾ってあった。 おそらく昼間は画廊なんだろう。 うっかりお店の人が電気消し忘れて帰っちゃったのかな。 旧式のタイプライターみたいなのが、 机の上にでん、と出しっぱなしになっていて、 何だか美術館の片隅のミュージアム・ショップみたいだった。 万が一まだ誰かこの店にいて、 たまたま席を外していただけとして、 こんな深夜に窓から覗き見してる奴を発見したら、 とりあえず不審者だと思われそうなので早々に立ち退いた。 |
遠くに見える高層ビル。 | バスの車庫なのかしら。 | アレです、パトライト。 | 公園の机。深夜でも灯。 |
置き忘れかわざとか。 | 大通りの上の歩道橋。 | 歩き疲れたら…。 | ミッドナイトでもCuteな花たち。 |
深夜の横浜。 基本的には、オレンジ色の光か、 白熱灯っぽい暖かい光でぼんやり輝いている。 駅周辺はどうだか知らないけど、 桜木町寄りの街はとても静かで、 あまりゴミゴミした印象はない。 広く、 シンプルなんだけどどこかアーティスティックで、 都市っぽいんだけどちゃんと生活感もある。 あたしは螺旋階段がとても好きだ。 古い図書館の中の木製のやつとかたまらないね。 踏み場には深い緑の絨毯がひいてあるような。 こんな、銀と白のも嫌いじゃないけどね。 |
なんだってまぁ、 深夜1時だってのにこんなに灯りが見えるんだろう。 働いてる人、趣味の時間を楽しんでる人、 就寝前のひとときを優雅に過ごしてる人、 きっと色々いるんだろうな。。 あたしにはどれだけ多くの多種多様な人間が この切り取られた夜景の中に生きているのか まったく検討もつかないけど、 それぞれが、 今、 素敵な夢を過ごしてるような、 そんな気にさせるだけの「何か」を 深夜の横浜は携えている。 |