会長あいさつ

 私たち日本ヨハン・シュトラウス協会は、1975年に創立され、ヨハン・シュトラウスとその一家および同時代の周辺の作曲家を対象として、以後30年以上に亘って活動を続けている音楽愛好者団体です。
 皆さんご存じのとおり、ヨハン・シュトラウスU世は、19世紀ハプスブルグ家のオーストリア帝国が最後の輝きを放っていた頃のウィーンで活躍し、産業革命によって勃興してきた市民階級に熱狂的に受け入れられ、ワルツやポルカなどのダンス音楽やオペレッタ(喜歌劇)を数多く生み出した作曲家です。その作品は、毎年元日に開かれるウィーンフィルのニューイヤーコンサートで演奏されるのをはじめとして、100年以上経った今日でも多くの人々に親しまれている音楽です。
 私たちは、ほぼ毎月一回開いている例会で、「聴く・見る・歌う・踊る・演奏する・語る・研究する」ために会員が集まり、その音楽を楽しむとともにお互いの親睦を深めております。また会報を発行して情報交換に努めるほか、海外の協会との交流も行っております。
 当協会は、名誉会長に東京交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶さんに就任していただいておりますが、決して一部の専門家や演奏家、音楽関係者だけの集まりではありません。シュトラウスの音楽を愛好する広く一般の会員によって構成されており、いつでもどなたにでも入会していだだけます。また例会によっては、会員以外の方にもご参加いただける催しもあります。さまざまな機会を通じてシュトラウスファンが増え、この音楽が多くの人々に永く親しみ楽しまれることが、私が望み、喜びとするところであります。

2008年9月
日本ヨハン・シュトラウス協会
会長 秋谷 寿一


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