M500 Virmilion |
グリップをヴァーミリオンフレームに変更。上部マウントベースにライフルスコープを装備。銃口下部のスリング用ホールを利用してフラッシュライトを装着した。撃つ度に強烈な反動でスコープの照準は狂い、マズルファイアがフラッシュライトの寿命を縮め、木製グリップは強度的に不安という、見事にカスタマイズに失敗している一品。$3,000くらいあれば実際に作れるだろうが、銃とパーツが勿体無いだけだろう……。 ところで、現状世界最強の拳銃であるM500だが、ユーザー側はいまいち使用用途を見出せていないようである。個人が護身用で持つには強力すぎ、警察&軍でも同様の理由で使われていない。射撃大会で使用するには重すぎる上、体への負担も大きい。また屋内シューティングレンジでは安全性の問題から使用出来ない。いまいち使いづらい銃である事は確かだ。 ただハンター達の間では大人気であるという。重いライフルを担がなくても、これ一挺で大型の哺乳類を仕留める事が出来るからだ。また肉食獣に遭遇した場合、特にグリズリーベアなどには既存の拳銃では歯が立たないが、M500なら返り討ちにする事すら可能であるため、狩に赴く際の護身用として身に付けられているという。 ミリタリー関係で実際に使用されたという話は聞かない。ゲームやアニメで使われる事はあっても、現実でM500で人間を撃つ事など未来永劫、無いだろう。余りにも「人道上問題がある」結果が待っているだけだからである。 |