Luger Langelauf |
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8インチバレル&32連スネイルマガジン装備 第一次大戦時には兵士が一人で持ち歩ける連射可能な銃器は存在していなかった。現在のような突撃銃や軽機関銃が作られるのは第二次大戦以降の事であり、第一次大戦時に兵士が持っていた装備は単発の小銃と命中精度の低い拳銃、そして銃剣だった。 ランゲラウフはこの火力の乏しさを克服するために作られたモデルである。銃身を長くして命中精度を高めると共に、多弾倉マガジンを装備して持久力を向上させた。また上図には無いが、木製のストックを装備することで反動を殺して扱いやすくする工夫も施された。「小銃の命中精度と機関銃の火力」を持った銃であり、第一次大戦時に開発された銃の中では極めて高い評価を得ている。 ところで、ランゲラウフとは「砲兵」の意味である。この銃は半狙撃銃、半対空銃としても使えるので、そのような名前が付いたのだろう。ランゲラウフの他にも「海軍仕様のルガー・マリーネ」「陸軍仕様のルガーP08・ヴェアマハト」「ゲーリング元帥用・ゴールデンルガー」などが存在する。 |