Springfield M1818 Flintlock Pistol |
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今日における銃器の一般的な点火方式である雷管と金属薬莢を用いる点火方式が発明される以前、大体1600年から1850年頃まで世界中で幅広く用いられていた単発式のピストルで、いわゆる銃士隊や軽騎兵隊などで使用されていた。 フリントロック式ピストルは火薬への点火に火鉢と撃鉄を使用する。銃口から弾丸と火薬を装填し、撃鉄を火鉢に撃ち当てて火花を発生させる事で火薬に着火、弾丸を発射する機構を有している。それ以前に用いられていた火種を使って点火するマッチロック式や、複雑な発射機構を持つホイールロック式とは違い、雨天でも使用できる上、安価で簡単に製造でき信頼性が高いことから世界中に広まった。江戸時代の日本にも輸入され研究が行われていたらしい。 パイレーツ・オブ・カリビアン等の映画で敵味方が使用しているのがコレで、あの時代の欧州の植民地では基本的な軍隊の装備(無法者とかも含め)だったようだ。 |
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