Lucerne hammer
Lucerne hammer - ルツェルンハンマー
全長:250cm〜300cm
重量:3500g
生産地:ドイツ〜オーストリア

 Lucerne hammer(ルツェルンハンマー)はルネサンス期にドイツやオーストリアで使われた槍槌である。
 槍の穂先とハンマーを持った武器で、「Halberdの打撃版」とも言える強力な武器だ。

 Lucerne hammerは銃が戦術の中心として使われる直前の時代に活躍した。
 いわゆる「古き騎士の時代」の最後に使われた武器で、極めて高い殺傷能力を持っていたと言われている。
 歩兵が対騎兵・対槍兵用に用いた装備で、重量を活かして強力な一撃を相手に叩き込む事が出来る。その威力は板金鎧をたやすく突き抜ける程で、この武器を受け止める術は事実上、存在しない。
 「重たく扱いづらいが、当てれば重装備の相手を一撃で倒せる」ある意味、打撃武器の完成形とも言えるだろう。