Halberd type - II

Halberd type II - ハルバード弐式
全長:160cm〜300cm
重量:2000g〜4000g前後
生産地:西欧

 Pole armの欄にある「Halberd」の別バージョン。
 初めに作成したHalberdは、どちらかと言えばBohemianのオリジナル色の強いものだったので、改めて正確な物に作り直した。

 Halberdは戦場においても平時においても「英雄的な武器」であった。強力な殺傷能力と優雅な外見を持つためである。
 歴史は思いのほか古く、Halberdの原型とも言える武器は9世紀頃から登場している。
 そして13世紀頃、左図のような形で定着し、広く戦場で用いられるようになった。
 欧州のほぼ全域で使用されており、特にドイツ、フランス、イタリアなどで好んで用いられたようだ。
 しかし銃の登場と共に徐々に廃れていき、16世紀終わりから17世紀始め頃には完全に戦場から姿を消す。
 その後は儀礼用の武器として宮殿やパレードなどで用いられ、今日までその姿を留めているのである。