中華陸軍機甲部隊配備機 〜 先行者 |
中華人民共和国陸軍機甲部隊配備機 先行者は中国が持てる全ての技術を結集して開発した陸戦兵器である。中国陸軍当局の公式発表によれば、現在までに3機の試作機が完成し、同部隊に配備されたという。しかしながら機体スペック等の詳細なデータは公表されておらず、軍事関係者の興味を一身に惹いている。以下に記した解説は、関係者等の証言を元にまとめた機体スペックの推測である。 先行者は中華陸軍が開発した新技術「タオ・システム」と呼ばれる技術を根幹としているという。タオ・システムについては不明な点が多いが、画期的な新エネルギーの一種ではないかと推測される。 このタオ・システムから供給される膨大な電力が可能にしたのが、腰部に搭載された世界初の光学兵器「中華キャノン」の実装である。世界で最も強力な砲であると目される中華キャノンは、主力戦車の前面装甲を容易く撃ち抜くほど強力であるという。 また高い汎用性を持つとされる先行者は、状況に応じて腕部の「中華カッター」を「中華ドリル」「中華ブレード」等に換装が可能であり、砲身を変える事で中華キャノンを「中華ガトリングガン」「中華ミサイル」へと変更できる。 以下は完全な未確認情報なのだが……この恐るべき機動兵器である先行者に対抗すべく、日本は民間企業の力を借りて同種の機動兵器の開発に着手したとのことだ。「犬型兵器RA-AIB (SNYコーポレーション)」「人型兵器RA-ASM (HND技研)」等が開発中であるという。 いずれにせよ、先行者が大量に配備されれば、極東の軍事バランスが変わるのは間違い無い。日本に住む我々にとっては、隣国が早まった行動を取らないよう祈るばかりである。 |