Short sword

Short sword - ショートソード
全長:70cm前後
重量:800g〜1000g
生産地:欧州

 全長が70cmを超えない剣は「短剣」、全長が70cmを超える剣は「長剣」に分類される。
 欧州では短剣の事を総称してShort swordと呼ぶ。(長剣はLong sword)

 70cm以下の剣をShort swordと呼ぶのなら、Short swordは剣の中で最も長い寿命を持っているだろう。
 紀元前には青銅製の剣があり、暗黒時代にブ厚い鉄の剣が作られた。中世〜ルネサンス期には材質が鋼となり華麗な装飾を施され、最終的には20世紀まで剣は使われ続けたからだ。

 Short swordは軽くて短く携行に便利なので、戦場では補助装備として主に騎士達が使用した。
 しかし当然、威力は低い。この剣で人間を殺害する為には急所を一突きするか動脈をかき切るしかない。
 武器としての能力も殺傷能力も低いので、まず初心者には扱えない。この武器は戦士として熟練を重ねた者が持ってこそ真価を発揮するのである。