Richard The Lionheart


Richard Lion Heart - リチャードライオンハート
獅子心王リチャードの剣

 この剣はRichard Coeur De Lionduke、獅子心王リチャード一世が使っていた、とされる長剣である。と言っても現物が世に存在している訳ではないので、正確な形を知る者は誰も居ないのだが。
 従って左図の剣は資料と文献を元にBohemianが作成した、半ばオリジナルの剣であると思ってもらって結構である。

 簡単にリチャード一世について説明しておこう。
 獅子心王リチャード一世(1157〜1199)は欧州史において輝かしい戦果をあげた英国の王である。
 暴君の父ヘンリー二世打倒から始まり、フランス王フィリップとの共闘、キプロス島攻略、十字軍遠征、スルタンの英雄サラディンとの死闘などなど、彼の半生は戦いによって成り立っていた。
 その勇気と生き様は騎士の模範とされ、敬意をもって獅子心王−Lion heartと称えられたのである。
 もっとも、莫大な戦費を税金として徴収したり、治世のほとんどを国外で過ごし内乱の種をまいたりと、政治家としては失格だったようだ。