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 全長：50cm〜70cm 重量：600g〜900g 生産地：イタリア Chinquedeaは華麗な装飾が施された短剣である。実戦用ではなく美術品の一種として作られた剣で、殺傷能力を度外視して飾り付けが成されている。 Chinquedeaはルネサンス期にイタリア全土で流行した短剣である。 剣全体に美しい装飾が施されており、特に刀身は素晴らしく飾り立てられている。キリスト教の聖人の絵を描いたり、聖書の一句を彫り込んだりと、宗教的な装飾を施された物が多かったようだ。 またChinquedeaは、貴族達が己が権威を示すための、宝石のような代物でもあった。 その価格は凄まじく、現代の日本円にして数百万から数千万する物もあるという。 ……確かに実戦には使えないよね……こんな短剣……。 |