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Prayers
祈り

   私は何十年もクリスチャンをやっているのにお祈りがへたです。
   でも素晴らしい祈りを朗読すると、それはきっと私のものとなって神様に届くことでしょう。
どうか皆様も声を出してこの祈りを読んでみてください。
(ウイリアム・バークレー著「明日への祈り」より抜粋しました)


12.年頭主日

父なる神よ、
進歩のない生活を送ることがないようにしてください。

経験から学んで、同じ誤りをくり返さず、
同じ誘惑にくり返しおちいらず、
同じ過ちによって自分や人々の生活を
損なうことがないようにしてください。

つねに上を見上げ、つねに前に進み、
年毎にわたしたちの生活が
みむねに近づくものとなるようにしてください。

この年の来るべき歩みの中に、

勤勉に学ぶ心を与えられ、

わたしたちの心に人々とあなたのために用いる知識を
備えることができるように、

規律ある生活が与えられ、
日々わたしたちの性質が強く、信頼されるものとなり、

決断力ある強い心が与えられ、
正しい道を選んだ時、その道から決してそれることなく、
他の道に誘われることを退ける力をつねに保ち、

忠実な友情を与えられ、
わたしたちを信頼する人々をあざむかず、真実を捨てず、

真実の愛をあたえられ、
わたしたちを愛する人々に悲しみや嘆きを与えることのないようにしてください。

そしてこの一年を通して、
主イエスの足跡に従って生きる者にしてください。

                                                      2006年1月1日



11.クリスマス(2)

主イエスよ、あなたは最初のクリスマスの日に
この世に生まれたまいました。

あなたは馬小屋に生まれ、飼い葉おけをゆりかごにしたまいました。

あなたの知らぬ、富や楽しみ、安楽やぜいたくをほしがる心を
わたしたちから遠ざけてください。

宿屋にはあなたを迎える部屋がありませんでした。

わたしたちの生活がいそがしく、混みあい、
あなたを迎える余地がないようなことがないようにしてください。

あなたのみもとに、羊飼いと博士が訪れました。

学問のある者も、無学な人も、高きも低きも、大いなる者も小さい者も、
あなたを拝し、愛することにおいて、ひとつに結びあわせてください。

あなたは普通の家庭に育ち、学校に行き、大工の仕事をされました。

いかなる職業についても、尊い、いやしいの区別なく、
栄光の主が日常の生活の中に立ちたもうことを教えてください。

あなたは両親に従順に、成長して強くなり、知恵に満ち、神と人から愛されたまいました。

わたしたちが父と母を敬い、肉体を鍛え、仲間の尊敬をうけ、
天の父のみこころを喜ばせる生き方をすることができるようにしてください。

このクリスマスの日に、主の愛のゆえに祈ります。



10.クリスマス(1)

あらゆる良き贈りものをたもう神よ、

この贈りものをおくり、受ける季節に、主イエスが、

「受けるよりは、与える方が幸いである」

と語られたことを覚えさせてください。

そして私たちの心の中に、

この真のさいわいを知る愛が、

人々をさいわいにすることから生まれ、

真の富はすべての持ち物をわかちあうことから

与えられることを教えてください。

主イエス・キリストによって祈ります。

アーメン
                                                        2005年12月5日


9.平和の幻

わたしたちはだれも傷つかず、滅びず、暴力と憎しみが絶たれる
平和な時代が早く来るように祈り求めましょう。

父なる神よ、あなたは平和の神にていましたまいます。
平和を来たらせてください。

人々との関係において平和を保たせてください。

人々に対して忍耐し、許す心を与え、
すぐに人を傷つけてしまう罪から救い、
心と舌とを抑えてください。

わからないことをすぐに非難せず、人々が異なる意見を持っていても
それぞれに意見を持つ権利があることを知り、
人々にしてもらいたいように、
つねに人々に接することができるようにしてください。

人々との間に平和を来たらせるために最善の努力をさせてください。

異なった人種、皮膚の色、党派、宗教の人々に対して、
見知らぬ人でなく友人として接する事ができるようにしてください。

国家の偉大さは、他の国民を支配することでなく、
他国に仕え、その国が生活、産業、世界会議において、
完全な独立の地位を確保でき、
自治を行いうる段階まで援助することの中にあることを教えてください。

わたしたちが祈りにより、行いにより、言葉により、活動により、
必要な時には金銭を捧げることによって、
世界中の人々があなたを知り、そして愛し、
またすべての人々があなたを父とあがめる兄弟姉妹であることを知る日が、
一日も早く来るようにしてください。
        
                                                 2005年8月7日


8.キリスト者(クリスチャン)の称号
                                                   

 新約聖書における、キリスト者(クリスチャン)の呼び名について考え、
それにふさわしい者となれるよう神の助けを祈りましょう。
                                       *以下 「キリスト者」を「クリスチャン」に変更

クリスチャンは「弟子」と呼ばれました。

これは「学ぶ人」という意味です。
父なる神よ、わたしたちに自分の無知を知る知恵を与え、日々新しい知識を増し加え、
何にもまして日々あなたをいよいよ深く知る者にしてください。

クリスチャンは「兄弟」と呼ばれました。

神よ、今、わたしたちを兄弟姉妹としてひとつに結びあわせてください。
議論し、意見を異にしても争わず、わたしたちの交わりが
何事にも妨げられないものにしてください。

イエスはわたしたちを「友」とよびたまいました。

主イエスよ、わたしたちがつねに、真の友として、あなたに忠誠と真実をささげ、
またあなたの戒めを守ることによって、
友情を証しするものにしてください。

クリスチャンは「世の光」となるべきであります。

神よ、すべての人に対して良い模範となり、正しい道を歩んで人々を導き、
けっして人々を過ちに誘うことのないようにしてください。

クリスチャンは「地の塩」となるべきであります。

神よ、塩がものに味をつけ、風味のない、気の抜けたものを救うように、
人生を自分にとっても、人々にとっても活気にみちあふれたものにする生き方をさせてください。

イエスは弟子を「使徒」と呼ばれました。

これは「使者」という意味です。
主イエスよ、つねにあなたの良き使者となり、わたしたちの生活と模範によって、
口に言いあらわして告白する信仰を、人々に進んで伝える者にしてください。

クリスチャンは、イエスのための「宣伝」となるべきであります。

主イエスよ、
わたしたちがだれでも読むことができる手紙となって、あなたを知らせ、
差し出し人である主のみ名に
信頼と名誉をもたらすものにしてください。

                                                  2005年7月14日



7.感謝のこころ

神よ、この時、み前の感謝をささげます。
特に多くの人々のゆえに感謝いたします。

わたしたちに模範を示し、その歩みをとおして、人生のあり方を教えてくださった人々、
わたしたちに霊感を与え、人生を尊いものにする願いを起こさせてくださった人々、

人生に傷ついた時、慰めとなってくださった人々、
わたしたちに力となり、ともにあるときに、
どんな仕事にもとりくむ力を与えてくださった人々、

個人的には知りませんが、その言葉や書物をとおして、
わたしたちに良い影響を与えてくださった人々、

いつも忘れがちですが、愛と心づかい、奉仕と理解をよせてくださる人々、
まことの友情と愛とをささげてくださる人々

これらの人々のゆえに、
神よ、心から感謝いたします。

しかも、それにもまして、
わたしたちの人生の模範でいまし、道を歩む友となりたまい、
魂の救い主にいましたもうイエスのゆえに、

神よ、感謝いたします。


6.イースター

父なる神よ、このイースターの日、感謝をもって、
イエスの生涯のひとつひとつの歩みを思います。

私たちと同じく、主は育ち、学びたまい、
私たちと同じく、学校に行き、仕事を習い、職業つきたまい、
私たちと同じく毎日の仕事に励み、賃金をとり、家族を支えたまいました。
それゆえ、主が私たちの日ごとのわざと生活をよく知りたもうことを、
神よ、感謝します。

主の知恵の言葉と愛のわざを、
病める者、苦しむ者、悲しむ者へのあわれみを、
あらゆる種類の人間、軽蔑される人間にまで友情をそそぎたもうことを、
神よ、感謝します。

主の死を思い感謝します。
十字架に向かって歩みたもうた勇気、
疑うことなく神のみむねを受け入れたもうた従順な心、
私たちのため、すべてを忍び、耐え抜かれた愛に対して、
神よ、感謝します。

このイースターの日に復活されたことを感謝します。
死に打ち勝ち、墓よりよみがえられ、
とこしえに生きていまし、
世の終わりまで私たちとともにいまし、
生も死も私たちを主から離すことができないことを、
神よ、感謝します。


5. 主の祈り

主の祈りについて考え、それをほんとうにわたしたち自身のものにしてください。

「天にましますわれらの父よ」

神よ、あなたはご自分を父と呼ぶようにお教えになりました。
もっとも親しい友のもとに行くように、心安く、信頼にみち、あなたが常に進んで、
心から助けのみ手を伸ばしたもうことを確信して、み許に近づく者にしてください。

「み名をあがめさせたまえ」

神よ、畏れうやまう心を与え、わたしたちがどこにいても、
あなたが行動を見守り、言葉を聞きたもうことを忘れることなく、あなたの助けによって、
日々の歩みがみむねにかなうものとしてください。

「み国を来たらせたまえ」


神よ、すべての人があなたを主とあがめる日を来たらせ、
心の中に今あなたを主とすることによって、み国に近くなることができるように励む者としてください。

「み心の天になるごとく、地にもなさせたまえ」

神よ、あなたの道を歩もうとする時、何が起ころうとも、「みこころをなさせたまえ」と祈り、
あなたが求めたもうこと、苦しみにあわせたもうことすべてが、
愛のみ心より出ていることを覚えさせてください。

「我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ」

神よ、わたしたちが人々にゆるしを求めるように、人々をゆるし、
また進んで、心からゆるすことがなければ、あなたにゆるされないことを覚えさせてください。

「我らの日用の糧を今日も与えたまえ」

父なる神よ、信仰を持って働く力と能力とを与え、生活に必要なものを得ることができ、
与えられたものに感謝し、つねに人々と分かちあう者にしてください。

「我らをこころみにあわせず、悪より救いだしたまえ」

神よ、すべての誘惑に抗して、つねに正しきことを行い、困難な時には、
あなたが、耐え得ないような苦しみをわたしたちにあわせず、
あなたの助けなしになし得ないようなことは求めたまわないことを覚えさせてください。

「国と力と栄えとは、とこしえに汝のものなればなり アーメン」

                                               2005年2月20日 23:04



4. 黄金律

神よ、いかなる時にも、人々からしてほしいと望むことを、
人々にもそのとおりにすることができるようにしてください。

人々からしてほしいように、寛容に、
人々からしてほしいように、人々にも同情と理解を持ち、
人々からしてほしいように、人々を励まし、
人々からしてほしいように、人々を助け、
人々からしてほしいように、人々に、正しく、公平であり、
人々からしてほしいように、人々をゆるす事ができるようにしてください。

人々を批判する前に、批判される気持ちを考え、
人々の欠点を探される気持ちを思い、
人々を非難する前に、非難される気持ちを
考えてみることができるようにしてください。

救いのわざをなしてめぐり歩き、
人々の中にはいって行って仕え、
十字架上でさえ、敵のために罪のゆるしを
祈り求めたもうた主イエスの足跡をふむものとしてください。

                                                    



3..最もおおいなるもの

神に愛の信仰を祈りましょう。

「愛は寛容であり、愛は情け深い。」
神よ、人々が愚かで、悩ます時も、寛容であり、人々からしてほしいと望むように、
人々につねに情け深い者にしてください。

「愛はねたむことをしない。愛は高ぶらない。」
神よ、人々の持ちものや、成功をねたむことなく、わがことのように喜び、
すべての高ぶりやうぬぼれから遠ざかり、
私たち自身や持ちものや業績を誇ることない者にしてください。

「愛は誇らない。 無作法をしない。」
神よ、つねに礼儀正しく、主なる神の前に会って生きていることを忘れず、
自分がいかなる者であっても、また人々がいかなる者であっても、
人々を見下すことのない者にしてください。

「愛は自分の利益を求めない。」
神よ、思うようにことが運ばない時も落胆せず、
共同生活の中でいらだたず、気むずかしくならず、人々や事柄にそのままで対処し、
不当な批判や非難を受けた時も、恨みをいだかない者にしてください。

「愛は不義を喜ばないで、真理を喜ぶ。」
神よ、不正なことを楽しむことなく、正しいことをなし、
人々が正しいことをする助けとなることに幸福を見いだす者にしてください。

「愛はすべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」
神よ、侮辱、無礼、軽蔑を忍んで人を恨まず、
主イエスに対する信仰を失うことなく、
人生が暗く困難であり、絶望に見える時も、望みを失わず、
最後まで耐えて、屈することのない者にしてください。

神よ、あなたは愛にていましたまいます。
あなたの愛を日々、人々に証しする者にしてください。
あなたの愛のゆえに祈ります。アーメン

(コリントの信徒への手紙T 13・4−7)

2005年1月25日 14:19


。 

2. 「世界の平和」

世界の平和のために祈りましょう。
人類の父にして、世界の王なる神よ、あなたのみむねは
人々が兄弟として生きることであります。
互いの憎しみ、疑い、不信を取り去り、友として交わりの中に生き得るよう、
助けを与えてください。

すべての知識と力の源なる神よ、
あなたはさまざまの力をお与えになりました。
与えられた力をもはや破壊のために用いることを考えず、
祝福に満ちた平和のためにすべて用いる努力を得させてください。

世界の内なるすべてのものの造り主なる神よ、
あなたは良きものにてこの世界を満たしてくださいました。
しかしなお、飢えている人々、疫病に悩む人々、
家なく、国なき避難民がいます。

熱心に祈り、倦むことなく働き、惜しまず与え、賢く計画し、
この世界を貧しさ、飢え、苦しみ、不正、
恐怖のないところにすることができるようにしてください。

人の心を造り、探りたもう神よ、
みむねを行うために、あなたは私たちに志を与えてくださいました。

あなたの戒めを受け入れ、
あなたのみ声に従い、
あなたの愛を信じ、
すべてを尽くしてあなたに身をゆだねる志を与えてください。

                                           2005年1月18日 14:24:10



「幸福な生活

神さま、人生を不幸に陥れるものから私たちを遠ざけてください。
いつも欠点ばかり探しているまなざし、
いつも不平の種ばかり探している舌、
いつも不平や意地悪を育てている心から、私たちを遠ざけてください。

与えられたものを喜ばず、ないものねだりをするひねくれた心、
多くのものを与えられつつも。それに気づかず、感謝をしない心、
たえず人を恨んで生きている生活態度から私たちを遠ざけてください。

静かな、落ち着いた心で物事に対することができ、
ユーモアのセンスをもって、いつも微笑を絶やすことなく、
感謝の心を何事にも忘れず、
全地をおおうような暗い陰や、絶望も消すことのできない、
明るく、快活な心をお与えください。

人生を楽しみ、また人々とともに楽しむ心をお与えください。
(主イエス・キリストによって祈ります。アーメン)

                                              2005年1月18日00:36:16