「俺流四国温泉道」トップ良泉紹介>円山川温泉



2-1.円山川温泉 外観
2-1.円山川温泉 外観
住所:兵庫県豊岡市小島991(地図
電話番号:0796-28-3045
料金:500円
営業時間:11:00〜22:30
泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物泉 掛け流し
効能:切り傷・火傷・慢性皮膚病他
休日:毎週火曜
評価:総合21(泉質9、雰囲気5、料金7)
 
兵庫には関西を代表する有馬・城崎といった温泉地がある。その内の一つ、城崎温泉といえば外湯巡りが有名であるが、歯に衣着せぬ物言いで評するならば、城崎は「景観一流、湯は三流」の温泉地である。
川縁に数多くの枝垂れ柳が植えられ、見物客の心を奪っていく。また、共同浴場が、伝統と格式のある街並みにうまく融合し、新しくも嫌味のない温泉街へと昇華させている。
反面、湯そのものは薄い塩化物泉で浴感は弱く、しかも以前訪れた外湯「一の湯」においては循環と塩素消毒が当たり前で、これなら近所の「天然温泉」を名乗るスーパー銭湯の方がまし、とでも言いたくなる。
ということで、城崎では温泉街を散策する程度に止め、城崎温泉の中心部より車で3分、円山川沿いの道を下ったところにある「円山川温泉」へと向かうことにした。
辿り着いた施設は、一見ホテルと見紛うほどの立派な建物である。が、現在では宿泊は受け付けておらず、日帰り入浴のみのようである。

2-2.円山川温泉 露天
2-2.円山川温泉 露天
受付の券売機にて入浴料を支払い、暖簾をくぐる。脱衣場にて服を脱いだ後、浴場へと向かう。そして掛け湯をした後、浴槽へと浸かる。
湯はカルシウム・ナトリウムー塩化物強塩泉で、
肌触りがスベスベしつつもべとつく感じの、非常に濃厚な湯である。鶯色の湯は見た目だけでも薬効灼かな感じがするが、しばらく浸かっているとものすごく体が火照ってくる
換気の悪さから来るサウナの如き熱気と相俟って、熱さに耐え切れなくなった為、すぐさま露天へと向かう。
露天は写真の通りで、景観は裏山の木々のみである。しかしながら、マイナスイオンを肌に浴びつつ、この湯に浸かると、先程とはうって変わって温めの湯であることを実感する。木々の揺らぎや鳥の囀りに身を任せていると、心が落ち着いてくる。
しばらく寛いでいると、ここの源泉が飲用可能であったことを思い出した(注:脱衣所にその旨記載有り。
強食塩泉の為、実際に飲用する際は源泉を2倍程度に希釈すること)。そこで、湧出口より源泉を手酌で掬い上げ、口に含んでみることにした。


苦塩っぱい…

マ…マズイ…(´д`;)


強い金気臭、やや濃いめながらまろやかな塩味、そして真っ黒に焦げた食パンの如き苦味。この3つが融合して、えもいわれぬ味と化している。和歌山の名湯・花山温泉(別格)ほどではないにしろ、この味に抵抗を覚える向きはかなり多いかと思われる。
その後長湯を試みたのだが、非常に強い湯であるが故、少々湯疲れを覚えてきたので、名残惜しくも、これにて退散することにした。

ただ、これだけははっきり言える。城崎の湯とは比較にならないぐらい素晴らしい。城崎に行った折りには、ここ円山川温泉にも一度足を運んでみることをお薦めする。さすれば
本物の「温泉力」を体感することが出来るであろう。

追伸:当温泉のロビーには
マッサージチェアが設置されており、無料で利用することが出来る。実際俺の先輩のK氏は豊岡在住時、パチンコで負けた後、ここで疲れを癒して帰っていたそうである