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本との出会い3…幕内秀夫さん。


大森一慧さん、魚柄仁之助さんの本で、食生活を見直そうとつくづく思った頃。

ふたりが説明している、現代の過食、食の欧米化を問題だということに拍車をかけるように、幕内秀夫さんの「粗食のすすめ」という本に出会いました。


おっしゃってることは、ほぼ同じです。

幕内さんの本に、「食生活改善十か条」というものがありますので、転記します。

1.ご飯をきちんと食べる。
2.発酵食品を常食する。
3.パンの常食はやめる。
4.液体でカロリーを獲らない。
5.未精米のご飯を食べる。
6.副食は季節の野菜を中心に。
7.動物性食品は魚介類を中心に。
8.砂糖、油脂類の摂りすぎに注意を。
9.出来る限り、安全な食品を選ぶ。
10.食事はゆっくりと、よくかんで。


あらためて読んでみると、昔の日本なら当たり前だった食生活。
そして、今のワタシたちの時代の食生活では、注意をしていないと守れない十か条…。
我が家も、近づけるようにしてはいるけど、なかなかです…。

ところで、この幕内秀夫さん、巨人軍の工藤投手の食事指導をしたことでも有名です。

ある日、ダンナが、
「工藤って、子どものとき、すごい貧乏だったんだって。」
と、職場で読んだ新聞の内容を教えてくれたことがありました。

「いつも、めざしとかいわしとかを、骨ごと食べるようなご飯だったんだって。それが、金持ちになって、好きなもん食うようになって、体調を崩したんだって。」

ふむふむ。

「食事を変えたらすごく調子がよくなったんだって。」

たしかに、一時期すごい太ってたけど、ここのところ、すごく体がしまったもんねぇ。

「食事のことで、奥さんがすごく悩んじゃって、有名な先生のところに相談に行って『粗食がいい』って言われたんだって。 食事は、「ご飯」と「味噌汁」と「漬け物」が日本人の体には合ってるんだってよ! すごいよなぁー工藤、40代になってもまだ現役だもんなぁー」

ここで、ピン!ときたワタシ…。
「その先生って、幕内先生?」

「あーっ!!そうそうそう!!!」


体力使う仕事だから、こってりした食べものが必要、肉を食べなきゃ体が持たない…、というワケじゃなく、粗食のほうが体調がよくなるなんてねー。
プロ野球の選手がそうなんだから、肉体労働のダンナも(ダンナは大工です…)粗食で大丈夫なことが証明された…(笑)


が。
味覚というものは、おそろしいもので、粗食じゃない食べ物を好んで食べる傾向が、多々、あります。
誘惑もいっぱい!あらゆる方面から…

せっかく、これだ!と思える食生活についての師を3人も持ってるのですから(本の上でだけど)、本当に豊かでおいしく正しく食べることを、心がけていきたいと思っています。



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幕内秀夫さん著の本



なぜ「粗食」が体にいいのか―「食生活」ここだけは変えなさい!

読みやすい文庫本です。まずはこれを読んで、「粗食」がなぜすすめられてるのかを知りました。




粗食のすすめ 春のレシピ



粗食のすすめ 夏のレシピ



粗食のすすめ 秋のレシピ



粗食のすすめ 冬のレシピ

以上4冊は、季節のレシピ集です。役に立ちます。写真もすごくステキです!!



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