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筆者は東京・目黒で家賃込み2人月12万円の生活。やわらか頭で身の周りの今ある物、余り物、捨てられている物を生かせば金のかからぬ生活ができる。限りある人生、余ったお金・時間でやりたいことをやり抜こう。（出版社からの紹介のことばより）  魚柄仁之助サンの他の本 |
この本の全もくじ|
プロローグ 自由は削らずスルメを削る 第一章 お気楽リストラ生き活き人生 生活費一人一月六万円 思わず見栄で「金なら余っとる！？」 何のために生きてる？ 生き活き人生のために 台所リストラと生活リストラ 第二章 自分でやるか、おカネで買うか 「自分でやれば安上がり」の実践 「自分でできる」世界の広げ方 プロの「わざ」を観る どうしても必要か 買わずに手に入れる いよいよ「買う」となっても 第三章 うおつか流 暮らしのリストラ手帖 仕事のガンちゃん、余裕のヨッちゃん 家の壁に「穴」を空けた母 300円で自転車２台 蚊取り線香と蚊帳 たためて、しかも丈夫な家具 収納の原点は五坪の店、１.７５畳の部屋 部屋選びは狭くてもサンシャイン 古くて安い家具で素敵なウッディライフ アイロン台が収納具？ 省エネ・こたつ布団の正体 冷暖房より保温放熱の工夫 難アリ中古桐ダンスは超安価 鏡台改造吊り鏡 電話帳（タウンページ）はリストラ情報源 安アパート探しの着眼点 鴨居、柱利用の収納術 用済什器で収納ベンチ 押し入れはそのままタンス 目にやさしく経済的な部分証明 ティッシュと布巾 袋より風呂敷 ふろの残り湯、放熱利用 近所のお店とうまくつき合う 農業紙・新聞で産直情報 建築用パイプで部屋の二段活用 座卓改造大多目的テーブル 入浴時間の多重活用 食事中に食事をつくる？ 乾物・貯蔵野菜で買い物時間のリストラ 多目的行動のすすめ 車かバイクか自転車か？ バイクわらしべ長者 ああ！十四歳のギター交換！！ 同じ「飲む」にしても 愛しのホッピー エセ「オールド」 一升６００円の純米酒 「困り酒」の活用法 ワイン・ボトルネック 第四章 「台所リストラ術」番外編 リストラ弁当、調理法 うちの昼食・外食くらべてみれば 弁当は夕食、朝食づくりのサイドワークで かくし技「料理のインターセプト」 ある朝突然「一釜弁当」 出すだけおかず、速効型保存食 戻しのいらない速効・即席乾物 金、手間、エネルギー節約調理の決め手 コトコト３分、保温（ノホホン）２０分 味は冷めるときにしみ込む 身近にあった保温料理 「はかせ鍋」について 第五章 生活リストラはその人なりのスタイルで 人それぞれの病気と健康 持ち物チェックで自分を知る 自分の生活費（データ）を把握する 何はともあれ「段取り君」 慣れ、技術（わざ）、知恵 エピローグ やりたいことをやりぬくために |
コメント魚柄サンの生活哲学には一貫性があって、いつも言うことが正しいなぁーと納得します。
【うおつか流台所リストラ術 ひとりひとつき9000円】、【うおつか流清貧の食卓 からだによければ地球によい】の２冊とセットで読んで、魚柄さんの生活哲学が何となくわかりました。
常識と言われてるものでも何でも、自分流に『成立条件』を見直してリストラ（再構築）していくのです。
成立条件を成り立たせるために、使うのはお金じゃなくて、まず『知恵』…。
人件費をカットするために「自分で何でもつくってみる」→そしたら売ってあるものを買うよりも安全でおいしい食事が作れたり、ニーズにピッタリ合ったものが作れたり…。
何でも自分で作れても時間がかかっては意味ナシ→時間は、段取りよく動いて無駄な時間を省いたり、ついでにあれもこれもと多目的に使って合理化するアイデアで対応したり、経験を積むごとに工夫して技術をしっかり身につけてしまったりとか…。
とにかく「何のために暮らすのか」を考えさせられる本なのです。
生きていくためには「お金」が必要なんだけど、お金を使うより前に、頭を使ってみようーととっても影響を受けました。
いい暮らしを夢見てお金を稼ぐ暮らしもアリなんだけど、大金を持つ・使うだけがいい暮らしではない…、と思います。ワタシは、お金は収入も支出も最終的な結果であって、まずは充実した人生ありき！という考え方がスキだなぁ。なかなか現実は厳しいけれど、魚柄さんの本を読むと、できそうな気がするから不思議です。
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