Smiley books

TOP>本を題名でさがす>【秘伝(とっておき)めしたきの術(わざ)】



コメ不足が世の中を騒がせたが、主食はコメだけなのか? 新鋭の食生活研究家が贈る、足りないコメを補うとっておきの炊飯術。米に混ぜる増量材、コメ以外に主食となりうるものなどを紹介する。(「MARC」データベースより)

魚柄仁之助サンの他の本


この本の全もくじ
まえがき
第1章 健康主食のつくり方
 増量材について
 1押麦
 2緑豆
 3切り干し大根
 4高野豆腐
 5トウモロコシ
 6大根葉
 7大豆
 8マカロニ・スパゲッティ
 9おから
 10さつま芋
 11南瓜
 12筍
 13割干し大根
 14干し芋
 15いろいろな豆
 16例外 すしごはん
 17おまけ
 仁之助のオチこぼれ話
 1フゴフゴパチポチめしたきの術
 2「くさい飯」は健康食
 3おコタで作る緑豆もやし
 4乾物は よか!
 5乾物に 御用心
 6ほしな
 7コーンはなんにも言わないけれど
 8働き者の大豆レシチン
 9増量ごはんにネバネバを
 10コメを助けたさつま芋
 11八っぁん 熊さんの「食の見識」
 12快便のモト・食物繊維
 13干し網でゴミの減量?
 14噛めば良くなる頭と体
 15くずれおにぎり小僧
 16ごはんに味付けいらないヨ−
第2章 主食は コメだけじゃない
 「コメ以外の主食」  1残り飯の煎餅焼き
 2薄焼き
 3蕎麦粉焼き
 4すいとん
 5呉汁おかゆ
 6酒粕まんじゅう
 7「ドラニキ」もどき
 8もっと おから
 9さつま芋団子
 仁之助のオチこぼれ話
 18コメ不足で食費がういちゃった
 19青春の味 パン粉パン
 20わたしの名前は「国産小麦」  21あれだけは もう食いとうない
 ●増量材・補助材一覧表
  第3章 食料は 自分の国で
 コメ余り?
 外国のコメ事情
 戦後の日本農業
 コメ不足とマスコミ
 暮らしに生活の知恵を
 食料は自分の国で
 仁之助のオチこぼれ話
 22穀類増産ノススメ
 23タイ米余れば 仁之助が喜ぶ?
 24目の敵にされる農薬について
 25いつまでもあるはずがない 親・金・食料
  あとがき


コメント

つい最近まで、主食=白いご飯が常識だと思っていました。
からだの自然治癒力をひきだす「毎日のごはん」】を読んでから、「玄米、玄米…」と玄米食にチャレンジしています。
でもワタシが玄米をおいしく炊くコツを知らないためか、ダンナと子供は玄米ゴハンをあまり好まないんですよねぇ−(泣
子供なんて「ちゃいろいゴハン、やだぁー」なんて言います…
ダンナは「玄米だったら麦(が混ざった)ゴハンのほうがいい…」と。
健康的でも「おいしい!」って感じられる食事じゃなきゃ身にならないような気がします…
テレビでクリームシチューのウンチク君のほうが、
「おいしいものを食べたときの脳の中は恋愛したときと同じなんだってね。不味いものを食べたときは失恋したときと同じなんだって。」
と話してるのをきいて、材料を玄米にしても、おいしく食べる工夫がなければ、白米のおいしさになれてるワタシたちにとっては毒になるかもしれん…
と大袈裟なことを考えてしまいました。
そもそもなんで玄米食をはじめたかと言うと、【からだの自然治癒力をひきだす「毎日のごはん」】の中の「玄米は蒔けば芽が出るエネルギーそのもの。白米は蒔いても芽が出ません。」という一文に強く惹かれ、栄養も白米以上と知ったからです。
魚柄サンのこの本は、現代の主食を考え直してみましょう…という本。
この本の出版が1994年。'93の米不足がきっかけとなって、主食が白米という常識を覆す内容になっています。
内容の柱は、「白米が足りない→輸入米と短絡的に考えるのではなくて、白米が足りない→白米の消費量を減らそう→白米に何か混ぜてたいたり、白米以外のものを主食としよう」という魚柄サン独特のアイデア集(といっていいのかな?)
結果的に、白米に足りない栄養素が補われたり、食費が押さえられたり、おいしい主食となったり、主食だけでいろんな殖財が食べれたりと、いいことずくめ。
白米不足ではなくても、試してみたい工夫がいっぱいです。
しかも、いろいろ試して、味や食感を工夫するのがなんだか楽しそうです。
工夫するって素晴らしいなぁーの一言です。
こうやって、専門家が時間と体を使って工夫した結果を本で手軽に読めて、アイデアをいただけるなんて幸せですよねぇ−。
そのバランスが調整されたものを、わが家の好みにあとちょっと手を加えるだけでいいのですから。
やっぱり
「玄米、体にいいんだから食えっ!!」
だけじゃダメですね…。
食事はおいしく食べることが最大の条件だもの。工夫しよう…。

関連リンク



TOPへ



Copyright (c)2004 smileybooks all rights reserved.
このサイトに掲載している画像/文章などを無断で複製/転載/引用する事は法律で禁止されています。