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  みそが教えてくれこと

みそとのお別れ

2005年9月。
シマリスの「みそ」が亡くなりました。8歳半でした。

もう8歳半でしたから、多少運動能力は落ちていて、ケージの側面に取り付けてあるエサ入れに乗るのにも「ヨイショ」って感じのときもあったり、爪が少し伸びすぎてしまって、「洗濯ネットで爪切り作戦」を決行したりもしたけど、元気はとてもいいし、なにしろびっくりするほど食欲もありました。ちょっと太ったか? と思い、ヒマワリの種はエサから取り除いたりしていましたが、野菜果物をぺろりと平らげ、「なんかないの?」と言いたげな顔でケージの中からアピールする、そんな毎日を過ごしていました。

ある朝、いつになっても巣箱から姿を見せません。まさかこの時期に冬眠したわけでもないだろうし、寝てるのかな。でも、いつもならもう起きてくる時間、おかしいなあ、と巣箱の中を確認しました。

そこには、すでに旅立ってしまったみその姿がありました。
わけがわかりません。
だけど、それが事実でした。

みそがうちにやってきたのは1997年の5月。3月に友人の家で生まれた子でした。オスをもらったはずなのに、実はオスじゃなくてメスだったと気が付いたのは、どれくらい経ってからだったか。みそがうちに来た頃の観察日記には、体重52gだったことや、食が細かったこと、びびりんちょだったことが記録してあります。

みその存在が、私にとってものすごく大きなものになったのは1998年。みその元親さんだった友人が39歳という若さで亡くなったときからです。みそは、彼女と私をつないでくれる、目に見える唯一のものになりました。
だから私はみそが死ぬのが怖かった。大好きな友だちとの絆が途切れてしまうから。みそが死んだとき、私はどれだけ辛い思いをするんだろうか、とそれを思うだけで泣けてくるほど、怖かったのです。

でも、いざそのことが現実となったとき、意外なことに、想像していたのとは別の感情が生まれました。
あとはそっちでよろしくね。「みそが寂しがることはない」と、そんなふうに思うことができました。

とはいえ、私の手が届くところにみそはもういません。

どうしてなんだろう? みその死を確かめたあとで私がしたことは、りすこのときと一緒です。知り合いの獣医さんのところに連絡をし、みそを連れていきました。

病院へ

その日の夕方、動物病院で解剖をしてもらいました。
私は彼女の飼い主です。なにが起きていたのかを見届ける責任があります。解剖にも立ち会いました。(これは私の考えであり、他の人にそれを押し付けるつもりはありません)

そこでわかったことは、「肝臓の腫瘍」「卵巣膿腫」「胸腺付近の組織増殖」という3つのことでした。
肝臓の腫瘍は、獣医さんもびっくりするくらい大きなものでした。まるで、腫瘍を育てるためにあんなにたくさんご飯を食べていたのかと思うほどでした。
卵巣膿腫は、パチンコ玉よりも大きなものでした。
組織検査には出さなかったので、胸腺付近の組織増殖が何なのかはわかりません。

たとえ腫瘍に早い時期に気が付いたとしても、はたして何ができたのかはわかりません。
だけど、それは「気が付かなかった」ことの免罪符になんかなりません。ある程度高齢になれば、腫瘍のリスクは増えるはずです。
みそ、本当にごめん。

ただひとつ、これだけはまだよかったのかもしれないと思うのは、りすこのときと違い、最後まで元気があって(本当はどうだったのかわからないけど)、食事もしっかりできたことかな。

でも、看病くらいしたかったよ、みそ。

それから数日後、元親さんのお墓に報告に行ってきました。みそは無事にそっちに付いた? 10歳まではがんばらせようと思ったのにごめんね、あとはそっちでよろしくね。いつか会う日もまたあるね。そんなことを報告しました。

キーワードは「肝臓」?

さよならをして、お骨にしてもらって、そこで終わりにするわけにはいきません。私は、たくさんのシマリスたちやたくさんの飼い主さんたちがいることを知っています。みんながリスを大好きでいることも知っています。
私に何ができるんだろうか? みそが教えてくれことを他の人にも伝えることじゃないんだろうか。

「肝臓」です。

りすこも肝臓に腫瘍がありました。彼女の場合は、ほっぺの腫瘍が先で、そこから転移したのかもしれないけれど、ともかく肝臓に腫瘍があったのは事実です。
他にも、肝臓疾患があったシマリスがいる話は聞いたことがあります。
それからもうひとつ、食性は違うので一概に比べることはできないのだけど、同じリスの仲間であるオグロプレーリードッグも、肝臓疾患が少なからず出るようです(アニファのムック「プレーリードッグ」で紹介しているので、ご覧ください)。

できるだけ肝臓に優しい飼い方をする必要があるんじゃないだろうか。
たとえシマリスと肝臓疾患に強い関連性がないとしても、そうしておいて悪いってことはないでしょ? 

そのためにはどうしたらいいのか?
これは、みそが私に残した宿題みたいです。


続きます。
書きたいこととしては、脂肪分の多いエサはやっぱまずいでしょう、ということがひとつ。配合飼料やハト餌には、カナリーシードや麻の実なんていう、脂肪分たっぷりの種子が入っているんだから、それならこのさいヒマワリの種なんてあげる必要まったくないんじゃあ。それから、肝臓に解毒の働きがあるということは、エサの「質」をもっと考えなくてはいけないんだよなあということを改めて思っている。それからストレスとか。まあ結局、これまでも言われてはいることを、ただお題目だけ唱えてるのではなく、実践しないとね、ということですよね。私のリスを守るのは私だけしかいないのだし。いつになるか見当がつきませんが、いずれまた。(2005.10.9)

background by Mariのいろえんぴつ


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