03年5月14日(日)
ナビスコカップ予選リーグ

横浜F・マリノス対浦和レッズ
1−2で敗北
朝のうちは雨が残ったが、午後からは晴れた。昨日の日本代表に続いてのサッカー観戦だ。

今日はいつもよりちょっと早めにスタジアムに着いた。選手のサインボールプレゼントも久しぶりに見ることが出来た。

席は2階席ホームゴール裏にした。

選手のサインボールプレゼント


一番左が松田。


前回の浦和戦(Jリーグ 節)で騒動のあったアウェイ側ホーム自由席を見る。今日は無事マリノスの弾幕が貼ってあった。アウェイ側のスポンサー看板も浦和の弾幕で隠されていることはなく、ちゃんと「NISSAN」が見えていた。

また、今日は積極的にアウェイ側1階席ホーム自由席に誘導したらしく、席がマリノスカラーで埋まっていた。その分、2階席に空席が多かった。

アウェイ側ホーム自由席。
マリノスサポで青い。
マリノス弾幕も無事掲出された。

手前SB席のアウェイ側にはのレッズサポ。

レッズサポの向こうにマリノスサポって何だか変な感じ。


私達は2階前段席通路から2番目の席。後ろは20代の女性二人で映画や音楽の話をにぎやかにしていた。

先発メンバー発表。代表選出選手はいない。浦和は小野、三都主、長谷部、坪井、マリノスは中澤と久保。

それでも浦和はさすがの選手層の厚さだ。マリノスも選手層の厚さではひけを取らないが、けが人多すぎ。今日は吉田がサブに入り、平野が先発する。サブに指定強化選手の小宮山君が入っている。

試合開始。コーナーキックからマリノスが先制。狩野のファーへ蹴ったボールが那須にドンピシャリ。那須の直立ヘッドを久しぶりに見た。大体CKからの得点も久しぶりだ。


ゴールを喜ぶ観客

←那須のゴール。こんなに
早く得点を見るのは久しぶり


と、浦和の攻撃が激しくなる。マリノス守備陣はバタバタし始める。ゴール前でファウルを取られて、松田が審判に抗議にしている。なんだか集中を欠いているなぁと思っているとスローインから、ボールが流れて、なんどフリーの永井の前へ。永井は落ち着いて決める。同点。マリノスがリードしていたのはわずか7分だよ。

試合は振り出しに戻る。マリノスも攻めようとするのだけれど、ペナルティエリア内に入ることができない。シュートが打てない。

マグロンはリズムを崩さないように、いつもよりか早め早めにパスを出していたし、那須もよく上がって頑張っていた。清水も良く走るんだけどねぇ。清水はロスタイム絶好のチャンスをつぶしてしまう。

1−1で前半終了。

後半開始。マリノスは積極的に攻撃を仕掛ける。でも一瞬の隙。永井に走られて、誰も止められず。ワシントンへのクロスに勇蔵は対応できず。相手が点を取るのはかくも簡単なのにねぇ(溜息)

大島は今日は今ひとつ良くなかった。「打てっ」というタイミングで打たなくてDFにクリアされた。マグロンも「そこだ!」というタイミングあったのに、打たなかった。シュートを打たなくちゃ得点できないよ。

狩野はどこにポジションとっていいのかわからなくてウロウロしている時がある。接触を嫌がって簡単にはたこうとするが、味方が感じずに相手に取られてしまうことも多い。また、サイドでボールを持った時も相手を抜こうとするより相手の身体にあててスローインを取る。技術系らしく技を多用するが、もう少しチャレンジする姿勢があってもいい。

でも絶好のチャンスは狩野から。位置取りよく、セカンドボールを拾うとテクニックを見せて大島へパス。大島⇒松田。決まる!と腰を浮かしたけれど、松田のシュートは弱くてGKキャッチ。残念。決めてくれ〜!だった。

この日の松田はすごかった。危ないっと思うとものすごいスピードで戻る。ゴール前、右で守ったかと思うと左に走りこんでシュートを阻止。「松田、一人で守っている!」と私達思わず叫んでしまった。攻撃参加もしていたし、「点が取れそうなのも松田」って感じだった。

平野⇒吉田。そしてマグロン⇒マイク。マイクが出ると観客は大拍手で迎える。マイクタイムでの同点、逆転を期待している。

マリノスのCK。

右側のポストの陰にいるのが

マイク。

マイク投入も今日は得点につながらなかった。

でもいつもいつも成功するわけではない。良いクロスが上がった時、マイクの前にいた清水がヘディング。途端に後ろの女性たち「ジロー、邪魔するなぁ(怒)!」「マイクに打たせろよ〜」

強化指定選手の順大・小宮山もJリーグデビューした。ワシントンをどうにか止めた。彼の自信になるといいけれど。

浦和はうまく守って1−2で試合終了。

マリノスはかなりいい試合をするし、攻撃の時間も多いのだが、勝てない。ワシントンを見ると、FW力の差を感じてしまう。それと、サイドから良いクロスが上がらない。ドウトラの穴は大きいか。

でも、けが人が戻ってきても、この停滞したサッカーを打ち破ることはかなり難しいような気がする。あきらめないサッカーはマリノスの選手は十分にわかっていると思うのに、むしろ、相手にそのサッカーをされてしまっている。選手は一生懸命やっているし、監督だって色々考えている。なのに、この内容。突破口は何なのだろうか。