06年3月5日
横浜F・マリノス対京都サンガ
4−1で勝利
マリノスの開幕戦。お昼ご飯の片付けをしていたら、遅くなった。大急ぎで自転車を飛ばす。選手入場までには行かなくちゃ。

駐輪場に自転車を止めて歩き出した時、変な風に膝をひねってしまった。大階段は手すりにつかまってどうにか上がった。
年チケICカード初使用。機械にかざすとピッと反応する。係員が「どうぞ」。

選手入場時のゴール裏を撮影するためにバックスタンド2階に行こうと思った。階段を上ろうとした時、右膝裏に激痛が走った。駄目だ。上がれない。エレベーターで行くしかない。壁で身体を支えながらエレベーターまで足を引きずっていく。エレベーター前の係員は親切だった。

エレベーターだとN21辺りに出る。ゴール裏だ。で、バックスタンドまで歩く。

選手紹介。先発は横浜FCと同じ。京都は元マリノスの田原豊がFWだ入団した時は「大器」と言われたのになぁ。

選手入場。風船でゴール裏〜バックスタンドを風船でトリコロールに染めた。きれいだった。
風船のトリコロールと

マリノス応援フラッグ

ビッグユニ


風船は細かく揺れてきれいだった

撮影が終わったので、キックオフ前にゴール裏方面へ移動する。

かなり席は埋まっていた。足が痛いので、階段を下りるのは怖い。それで上段の一番前の席にした。観戦には手すりがちょっと邪魔なのだけど、今日は仕方ない。後ろでは幼稚園位の女の子が元気に「エッフ、マリーノス」と応援していた。

試合開始。マリノスは早速左から攻める。久保の惜しいシュート。いい感じ。

久保が奪ってマルケスへ。マルケスのクロスが跳ね返ったところへマグロン、ペナルティエリアの外から、思い切ってシュート。右隅にドカンと決まる。歓喜のマグロンはセンターライン付近まで走る。まだ開始3分だ。

ゴール!

京都ベンチ前でマグロンを祝福。

みんなマグロンを追いかけてきた。

ボールはほとんどマリノスが支配。ドウトラ、マグロン、マルケスのブラジルトリオが左サイドでパス交換。右は松田と吉田。松田のパスミスがちょっと多かったかな。

マグロンはボールキープ型。上野は捌き型。奥は吉田とポジションを変えながら、バランスを取っている。

久保がピッチ脇に立っている。どうしたんだろう。ケガではないし。(後で指輪をはずすように言われたと知った)。岡田監督がいろいろ指示していた。その後、久保は守備でも走るようになった。そこが代表の時と違う。

ドゥトラのクロスをGKはじき損ね、そこに久保の頭。当たってゴール!周りの人は「お〜(笑)」と言いながら拍手していた。

ラッキーゴールのように見えたが、次のゴールは久保の真骨頂。マルケスのニアへの早いクロスに久保飛び込んで、きれいなシュート。DFもついていたんだけどね。これが久保の身体能力、久保の怖さ。3−0もう楽勝でしょう。

京都では斉藤大介がドリブルで奥のマークをものともせず、ペナルティエリア深くまで進入した。これが唯一の危なかったシーンだ。

前半終了。ゴール裏の「クボ、クボ、クボ」というコールに送られて選手達が引き上げて行った。

バックスタンドは日が当たって暖かいのだが、ゴール裏は日陰。風が強いので、結構寒い。暖かいと思ってきたので、いつもより防寒は薄め。ホッカイロを出す。

後半開始。今度はホーム側に攻めることになる。こちら側でもゴールを見たい。

後半になると、サンガが積極的に攻めるようになる。今日は達也がしっかり守っている。この安定感は久しぶりだ。

マリノスは中盤が空いている感じ。セカンドボールが拾えない。ボールを持っても3人くらいに囲まれて、取られてしまう。リズムが悪い。相手ペースになってしまった。

岡田監督はここで選手交代。奥、吉田⇒清水、隼麿。隼麿にはすごい声援があった。

隼麿は右サイドを何度も駆け上がった。このスピード感は隼麿の持ち味だ。ゲーム後半にこのスピードで走られたら、守る方は嫌になるだろう。隼麿から何度もいいクロスが上がった。久保のヘディングはバー。清水は完全フリーなのに、枠の上。清水だから仕方ない。

そして隼麿から上野のふわっとしたクロスがマルケスにピタリと合う。マルケスのシュートはGKに弾かれたので、「あ〜」と周りの人たち立ち上がりかけて頭を抱えたが、次の瞬間ゴールネットが揺れているじゃないか。えーっゴールなんだ。4点目。

マリノスケも大喜び。

サポーターと一緒に喜ぶ


この手すりがちょっと観戦に邪魔だった。

大型ビジョンで映像を確認したり、喜ぶ人たちを写真に撮っていたら、京都に点が入っていた。誰が、どうやって入れたかわからなかった。パウリーニョのゴールだったらしい。

久保が河合に交代。河合はどこを守るんだろうか。ボランチ?それとも松田がFW?中澤がすごい勢いで上がってきたりした。

試合は4−1で終了。

ヒーローインタビューがゴール裏前、サポーターのすぐ前で行われた。インタビュアーは「キックオフマリノス」司会の鈴木正治さん。1点目も2点目も「いいボールが来たので、点が入って良かったです」だったからサポーター大笑い。鈴木さん「マルケスとコミュニケーションは取れていますか?」久保「まだしゃべってません」に大爆笑。「サポーターに一言、いや二言」には「応援ありがとうございます」「これからも応援お願いします」。ウケていたね。確かに二言だ。

インタビューに答える笑顔の久保。

この調子で頼みます。

階段を下りるときに膝が心配だったが、どうやら大丈夫。普通に歩いて下りられた。

今日は快勝だった。でも選手が重なってしまったり、パスミスが多かったり、ペナルティエリア前がぽっかり空いていたり、守備がまだ不安だった。強いチームに当たったら、一点じゃすまなかったと思う。次の試合ではぜひこの辺りを修正してほしいものだ。

それでも、前半で3点取ってしまう試合なんて久しぶりだったから、嬉しかった。サッカーシーズンが始まったことも嬉しい。わくわくする一日だった。