05年6月1日(水) 横浜F・マリノス対ユヴェントス 0−1でユヴェントスの勝利 |
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楽しみにしていた、ユヴェントスとの試合がいよいよ始まる。 わくわくしながら、自転車で日産スタジアムへ向かう。 新横浜駅からはユーべユニの観客が沢山歩いてくる。マリノスのユニとどっちが多い?という感じだ。 今日は指定の一番安い席。でも2階席の前から3列目。N24入り口。行ってみたら、ゴール真裏のとてもいい席だった。 まだ、席は埋まっていない。私の斜め前には小学生らしき少年が一人でいる。私はコンビニで買ったエルゴラッソを読む。昨日の小机でのサッカー教室がもう掲載されている。 最近バックスタンドよりに陣取ることが多かった応援団は今日は1階ゴール真裏にいる。 段々席が埋まってくる。私の隣は若い女性のグループ。後ろは若い男性グループ。 左のブロックはマリノスオールドファンという感じのおじさんたちが多い。 選手の練習が始まる。マリノスはいつものように応援が始まる。アウェイ側からユヴェントスの選手たちが出てくる。フラッシュがたかれる。隣の女性たち、「あ、王子。」金髪のネドベドが目立つ。テュラムやトレセゲもすぐわかったが、デルピエロはちょっと探した。 娘がようやく到着。駅からの道すがら、怪しげなユニフォーム売りの外人さんたちが沢山いたと言う。「W杯かトヨタカップの時みたい」だったそうだ。 選手入場。入場後、フェラーラに花束が手渡された。とても嬉しそうにニコニコしていた。
試合開始。ユーベの攻勢。すぐにネドベドのシュート。トレセゲのヘディング。みなわずかにそれる。ユーべはピッチを広く使って、攻撃してくる。大きなサイドチェンジ。ポストプレー、サイドアタック、ドリブル、どれもワクワクする。ネドベドは前に後ろに良く走る。パスもシュートも力強い。デルピエロのボールキープもテレビで見ている通りだ。
私の後ろで「隼磨、びびるな!」と大きな野次が飛んだ。確かにマリノスは慎重なプレーが多く、前に勝負、と言う意識が少ないように思えた。野次を飛ばした男性は席を立った。一階席にでも行ったのだろうか。 岡田監督が前半早々からピッチサイドに立って大声で選手に指示を出していた。「岡ちゃんテンパッてるね」と隣の女性たち。カペッロ監督も立ちっぱなし。 マリノスは隼磨からマイナスのパスに山瀬が反応したのと、CKから河合が打ったシュートが惜しかった。 マリノスのCKからユーベのカウンター、デルピエロがドリブルで持ち込むと周囲から歓声。この独走は見ごたえがあった。トレセゲへパス、トレセゲ抜け出してののシュートは外れる。ネドベドからトレセゲへのパス、シュートは松田が身体を張って防ぐ。松田は再三いい守備を見せていた。相手が強いほど松田のよさが目立つ。 前半0−0かと思った頃。奥の詰め方が甘い、と思ったら、いいクロスがあがって、競った河合の脇に当たりデルピエロの前へボール。迷うことなくシュート。ゴール。
後半開始。メンバー変更なし。 マリノスも前半より積極的。FKから那須のシュートは惜しかった。GKの脇を抜けるかと思ったんだけどね。山瀬から久保。久保のヘディングは弱かった。久保はあんなもんじゃないはず。 山瀬がDFを交わしてのシュートはあと10〜20センチ低かったらなぁと思わせた。
後半は両チーム熱くなるシーンが度々あった。ユーベもかなり本気なのだろうか。 向こうのゴールで誰かが倒れる。随分長いこと起き上がれなかった。河合のようだ。外に出る河合。「河合、ペットボトル投げたのかな。水しぶき」と近くの人が話していた。 ドゥトラも誰かとやり合っていた。ネドベドは審判の判定にたびたび不服。GK・DFはオフサイドのフラッグが上がっているのに、プレーを止めなかったと猛烈抗議。 CKの時に何が原因かわからないけど、突然ゴール前でごちゃごちゃもめたりもした。 家本審判はかなり変だった。ユーベも怒ったけど、マリノスも怒った。バックパスをクリアに判断したり(これは微妙だったが)、流せばチャンスになったのを止めたし、FKから河合が入れたシュートがあったのに、その直前に笛が鳴ってノーゴールになったり。 後半は疲れの出たユーベに対し、マリノスも攻撃できるようになり、見所があった。 試合終了後、両チームの選手はぎごちなかった。和気あいあいと言う雰囲気ではなかった。 1階に下りると、セレモニーの最中で、杉田かおるが選手一人一人にペンダントを渡しているところだった。パフォーマンスアート賞はデルピエロで、石川亜沙美からスカイラインのキーをもらっていた。車のところで記念撮影。すごいフラッシュがたかれた。人気者。他の選手はさっさと引き上げてしまったので残念。場内一周をしてもらいたかった。 今日は3万人の入り。平日だから仕方ないにしても、セリエAのチャンピオンとJリーグのチャンピオンが戦っているんだよ。もっと見に来てほしいと思った。 |