| ０５年４月１６日 横浜Ｆ・マリノス対ガンバ大阪 ２−２で引き分け |
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| 今日は会合があったので、スタジアムに着いた時、ちょうどキックオフだった。 バックスタンド２階席後段一番前に席をとる。目の前に階段の手すりがあって見ずらかった。 とりあえず前半だけで、後半になったらゴール裏２階席に移ろうと思っていた。前半終了間際、同点に追いついてしまったので、何だか移るとツキも落ちてしまうような気がした。結局そのままのずっとその席にいた。 後ろは父子２人。小学校低学年くらいだ。隣はカップル。 試合開始。あ、先発を確認しなくちゃ。上野がいる、坂田がいる。大橋はケガじゃなかったのか？ゆっくり見る暇もなく、ガンバの攻勢。 ガンバの攻撃陣は魅力的だ。遠藤がいる。二川、そして大黒様がいる。二人の外国人選手もさすがの技量の持ち主だ。大黒は動き出しがいい。一瞬の突破力は破壊的だ。 とはいえ、マリノスも日本一のＤＦ。でも河合がケガでいない。勇蔵が左に来ている。勇蔵の左はあまり見たことがない。大丈夫だろうか、心配。 不安を持ち始めた頃、ガンバのＣＫ。キッカーは名手・遠藤。ゴール前での競り合いでボールがポンポンと弾む。「クリアー！」と叫ぶも空しく、ボールはゴールへ。ガンバの選手達が大喜び！實好という選手の得点だった。（そういえば宮本が出ていない）。 マリノスは後ろでボールを回すことが多い。パスも呼吸が合わず、受け手が一歩届かないという場面が見受けられた。クロスも正確さを欠いた。連戦で身体が重いのだろう。試合後、友人のＮさんが後で「応援でさえ、疲れ気味なのだから、選手はさぞ疲れているだろう」とメールをくれた。そんな感じ。 柏戦では絶好調だったアンもイマイチ。坂田もアンもシジクレイと競うと負けてしまう。坂田はまだドリブルの切れ味が戻っていない。中盤はほとんどガンバが制圧。セカンドボールも取られる。
マリノスは得点の気配もないまま前半終了か、と思われた時、大橋のクロスをガンバＧＫがハンブル。すかさずアンが押し込んで同点。ラッキー♪昨年のＦＣ東京ＧＫ土肥がファンブルしたのと同じような展開。アンジョ ンファンの美男攻撃にクラッとしてしまったのだろうか。 （ゴールに喜ぶスタジアムの写真を撮ったつもりがビデオだった。重くなるので掲載しない） 前半終了。「アーンジョンファン」のコールにアンは手を振って引き上げた。 後半開始。昼間は暑かったのに、段々冷えてくる。カーディガンを羽織り、ウィンドプレーカーも着る。 後半もあんまりマリノスはパッとせず。大橋と坂田を奥、大島と代える。二人が入ってリズムがでる。奥はやっぱり欠かせないなぁ。大島もきっちりポスト役をこなす。大島の走り方なんか結構かっこいい。でも点は奪えず。 ７３分、あれよあれよという間にゴール前までボールを運ばれる。中澤が必死に追うけど、角度のない所からシュートを打たれ、決まってしまう。アラウジーニョの巧さを誉めるべきなのだろう。ガンバサポの前だったから、サポは大喜び。 後ろの方から野太い怒鳴り声が聞こえてきた。観客も苛立ってきた。すぐ後ろの少年は「サッカーは自分でやると楽しいけれど、見ているだけだとつまらないね」と言い出す。彼は隼磨やアンがボールを持つと「打て、そこだ！」「あ〜、遅いよ、持ちすぎだよぉ！」。２〜３回くらいそういうことがあった。 アンはガンバ選手の反則をアピールしてはプレーを止める。審判がファウルを認めず、プレー続行。アンだけ取り残される。反則を取ってもらえずふてくされる。こんな行動は味方の足を引っ張るだけ。アン様文句言い過ぎ。ふてくされ過ぎ。 そして更にガンバ３点目。あ〜もう負けだ、と私がうなだれていたところ、周りが「オフサイド、オフサイド」「アー良かった」と騒ぐ。選手達はもうプレーを再開。まだ望みがある。 ここから、観客席の応援がすごかった。２階のバックスタンドにいると手拍子が良く聞こえる。スタジアムの一体感を感じた。 松田が前線に上がり、大橋が熊林に代わる。熊林は練習試合でもいい動きをしていた。 熊林から松田、ＧＫが弾いた所を大島がヘッドでゴール！！同点。
更に応援の声が大きくなる。逆転！かと思ったが、残念。オフサイド。これも松田がらみ。 試合終了。芝生の上でのびているのは松田？ガックリ膝をついている選手もいる。お疲れ様。 選手は引き分けだったので、うつむきがち、冴えない表情だった。でも観客席は大拍手をもって迎えた。２階の観客もスタンディングオベイションだった。ゴール裏のサポーターは「アジアの歌」（♪横浜Ｆ・マリーノス、トリコロールの勇者よ、俺らと戦おう、アジアを勝ち取ろう♪」と大音響で歌う。
ガンバは三連続引き分け。勝ちきれない。それに宮本ツネ様が最後まで出なかった。いいのか、ガンバの営業。そして遠藤も？だった。概ねいいプレーなんだけど、ＣＫを２度変な所へ蹴った。で、邪推･･･マリノスに移る前、奥はナビスコ決勝でＰＫをはずした。中澤はオウンゴールを２度プレゼントした。遠藤もそうなのかな？（そんなバカな）。
ともかく、負け試合だったのを、引き分けに持ち込んで勝点１を獲得した。上々、と言わなければならないだろう。まだまだ続く地獄の１３連戦。 |
