| ０４年１１月２８日 東京ヴェルディ1969対横浜Ｆ・マリノス ０−０の引き分け |
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| セカンドステージ最終戦。前日になって行くことを決めた。新潟戦に敗れた後、チャンピオンズ・シップに向けてどのようにチームを仕上げてくるか気になったからだ。天気も良さそうだし、久しぶりに武蔵野の雰囲気を味わうのも悪くない。 井の頭線に乗ると「宅建」の参考書を広げる人多数。明大前で下りたから明大が試験会場になっているのだろう。明大前で京王線に乗り換え。この電車は府中の競馬場行きらしき中年男性が多かった。ジャパンカップがあるからね。 京王線には以前すんでいたことがあるから、懐かしい。調布に近づくにつれ、ケヤキ、柿の木が目に付く。畑もまだまだ多い。 調布で各駅停車に乗り換え。飛田給下車。サッカー観戦者も結構多いじゃないか。 飛田給駅から味の素スタジアムはすぐそばに見える。こんなに近いとは思わなかった。
スタジアムは開放感があってなかなかいい。自由席はゴール裏のみ。1階ゴール裏やや斜めの席に座る。サポーターの応援がやや見にくい。サポーターは「カンピオーン」（チャンピオン）の歌を元気に歌っていた。時々2階席を見上げて「オォ〜」とどよめいているが私の席からは2階席で何をやっているのかわからない。
今日は日テレディ。日本テレビの女子アナウンサー3人と北沢豪さん、武田修宏さんが来ていて、テレビカメラの前で何かしゃべっていた。女子アナの中には「柴田倫世アナ」もいた。その後バンド「ディーン」の演奏があった。声もいいし、ギターもなかなか。マリサポからも拍手。
と、試合前のことを長々書いたのは試合がつまらなかったからだ。 出だしはよかった。ドウトラのドリブル。遠藤・田中のコンビネーション。２〜３人で敵選手を囲い込み、ボールを奪うとゴール前に迫った。守備の意識が高かった。 この攻めている時間帯に点が取れればよかった。いつものように段々膠着状態になる。 前半、半ば過ぎからはヴェルディのペースになる。バーを叩くシュートもあった。
ハーフタイム。また日本テレビのアナウンサーが出てくる。今度は沢穂希選手も一緒だ。 その後、ディーンの演奏。ノっているのはメインスタンドの少数のファンのみ。 後半開始。坂田のシュートはそれる。清水が落とすが坂田合わず。ヴェルディは技術のある選手が多いので、ゴール前に持ち込んでも巧みに奪われてしまう。クロスを上げてもマリノスのＦＷはＵ180だから、ＧＫやＤＦに弾かれてしまう。もっと工夫があっていいと思う。 逆に小林からのアーリークロスに飯尾がボレーシュート。完全にフリー。やられた、と思ったが枠外。久保がよく決める形だ。マリノスもこういう形ができればいいのになぁ。 この後もヴェルディの攻撃に冷や冷や。 今日は松田より、中澤がよく上がる。古巣相手に張り切っているのだろう。 目の前で玉乃が倒れている。足がつったらしい。松田が足を伸ばしてやっている。玉乃から広山に交代。広山は帰国後あまり名前を聞かず、どうしているのかと思っていた。 マリノス前半に遠藤が負傷で、上野に交代。中西も河合に交代していた。このメンバーの方が安定しているような気がした。清水が山崎に交代。 ここから懸命の攻撃。いつも80分過ぎて一生懸命。それじゃ遅いんだよ。 ヴェルディは退場者を出して10人になっていたが、結局点を奪えず。スコアレスドローに終わった。
選手は皆そこそこよくやっていた。那須も復調だし、ドウトラもクロスが正確になってきた。田中はよく走り、結果退場者を引き出したわけだし、奥も上野もセンスある動き。坂田も清水も速いし。でも勝てる気はしなかった。 セットプレーは相変わらず決まらない。レッズのようなとは言わない、鈴木慎吾（新潟）くらいのドリブルを見せてくれてもいいんじゃないか。ＦＷの高さがないのは弱点だと思う。坂田はポジションとタイミングを見てジャンプし、工夫と努力の跡は認められた。でもなぁ久保とはどうしても違う。清水とアンも違う。 ｂｌｏｇにも書いたけれどサポーター達は「クソ試合」と言っていた。岡田さんはチャンピオンシップへの手ごたえを話していたけれど、私は疑問に思う。 でもマリノスサポサイトは「ＣＳ決まってからの全試合は撹乱試合です」と言っていたから、私もそう思うことにしよう。
伝統のマリノスーヴェルディ戦。私は最近のヴェルディは結構好きだ。ペナルティエリア内の細かいパス交換なんて他ではなかなか見られないし、桜井とか米山とか山田のミドルシュートは迫力だ。下部組織もしっかりしている。だけど、カッコイイ選手が皆無。華がない。日テレがついていても、人気が上がらない。最初のツケが大きすぎるのだろう。 もっと盛り上がるマリノスーヴェルディ戦を見たいものだ。 |
