04年8月21日 対大分トリニータ戦 2−1で勝利 |
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セカンドステージ、ホーム初試合。ファンサービスデーなので、チケットは1,000円。そこでサッカーを見たことのない友人達を誘うことにした。このHPの「もと8組のページ」にあるように、2〜3ヶ月に一度食事をしながらおしゃべりをする仲間達だ。 5時前に集合して、「たあぶる館」のTAPAへ。近況報告などをしながらパスタやら焼きそば、ピザ、サラダなどを食べた。 スタジアムに着いたのは6時半過ぎ。もう選手は試合前練習をしていた。 1階前段、斜めの席を選ぶ。大分のサポーターはやはり少ない。でも精一杯大きな声で応援していた。 メンバー発表。大分の吉田、木島、三上の時に大きなブーイング。もとマリノスの選手達だから、愛情の表れだ。 マリノスは久しぶりに久保、安のツートップ。中澤の疲れは大丈夫だろうか。 「マリノスにはすごい選手がいっぱいいるね」と友人たち。 サポーター席を見ると、トリコロールパラソルがグーンと増えているのにびっくり。30本くらいあった。結構かわいい。
席についてまもなく、娘から「大倉山で車に乗った阿部ユータローと後藤を見た」と報告が入る。スタジアムに向かう途中だったか。 最初から大分は飛ばす。何度もマリノスを脅かす。でも先取点はマリノス。ドゥトラのCKから上野がヘディング。大分のGKとDFがクリアしたように見えたが、ゴールが認められた。大型ビジョンの再現で確認。確かにゴールだ。1点先取。 でもここからうまくない。遠藤が何故か早々と退いてしまう(肉離れだったという)。隼磨は根本に手を焼いているように見えた。あまり良いクロスが入らない。 久保が送ったクロス、安には決めてほしかった。安は今日は今ひとつ調子がよくなかった。トラップは大きいし、シュートに力がない。 久しぶりの久保はジャンプは相変わらず高いものの、慎重に動いているように見えた。 前半はマリノスが攻勢であるものの、追加点を奪うことができず1−0で終了。 文句の多い人間である私は、後ろの小学生達(6人くらい)に思わず注意。20分過ぎくらいから「テレビの方がよくわかるよ」などと言いつつ、皆、携帯電話のゲームをピコピコやっている。耳障り。「君達、サッカー見にきたんじゃないのぉ?」 ゲームはどこでも出来る。目の前のことに集中できないんじゃ、何事においてもいい加減になるよ。 後半。ハーフタイムで席を立った人たちがまだ戻らず、ざわざわしているうちに、大分がゴール!勢いのあるボールがネットを突き刺すのが目に入った。。「あ、入ったみたい」。マグノアウベスに中西が抜かれてしまったようだ。良いシュートだった。 1−1。マリノスは攻めようとするがやはりうまく行かない。セカンドボールはほとんど拾われてしまう。久保が坂田に交代。坂田、そろそろ決めてくれ! 友人が「もっとすごい差のつく試合になるのかと思っていたらそうではないのね」と感想。
大分は引き分け狙いだから、守りが厚い。時々倒れて時間稼ぎもする。三上が巧みなドリブルを見せたりする。マリノスのときより上手くなっている? マリノスはロングボールが多い。上野もワンタッチで捌くのはいいが、ちょっと無造作すぎる。 松田が時々上がるが、また戻っていく。坂田はチャンスにふかしてしまう。このまま引き分け?いつも大分には苦戦する。 せっかく友人達を連れてきたのに、こんな退屈な試合ではもう2度と観戦には来てくれないかもしれない。 ロスタイム3分。マリノスはロスタイムで何度も追いついたり、勝ち越したりしてきた。でもそういつもいつも都合よく行くとは限らない。 松田がずっと上がったきりになる。坂田も安もDFのサンドロに高さで負けていたから、よいターゲットになる。奥や上野がディフェンスをする。 そしてそして、大橋からゴール前の密集へ向かって低いクロス。と、誰かが打ってネットが揺れた。「ゴール!」思わず立ち上がってしまう。バンザイ。隣の友人ともハイタッチならぬロウタッチ。松田だった。ゴール裏へ向かって走っていく。マリノスケと抱き合う。
試合終了。松田のヒーローインタビューの間に選手たちがバックスタンドにやってくる。手をつなぎあって挨拶。皆嬉しそうだった。奥は頭の上で拍手。 松田が遅れてやってくる。ぴょこんと頭を下げた後、大きく手を振った。その後ゴール裏サポ前へ。でもお立ち台には乗らなかった。サポはいつもより長く長く歌を歌っていた。
「いいものを見せてもらった」「よかったぁ」と友人たちの言葉。私もホッとした。友人達はグッズ売り場でTシャツ、マフラータオルをお買い上げ。 スタジアム前のW杯記念モニュメントにも寄る。カーンの手と比べっこをして「思ったより大きくないね」と言い合う。 岡田監督の談話で「松田が上がりたがるが、終了5分前まで待たせた」ことを知った。恐るべし、岡ちゃん。 ともあれ、友人たちがサッカーを楽しんでくれてよかった。また、いつか一緒に観戦しましょう。 |