04年8月18日
日本代表対アルゼンチン代表
エコパ(静岡県)
1−2で日本敗戦
夏休みなので、浜松一泊の観戦旅行を企画した。友人のNiさんに様々なアドバイスをいただいた。感謝。
交通機関、宿、食事などについてはblog大豆の日々に書いたので、そちらを参照してください。

まぁ、わざわざ行くほどの試合ではなかった。
←エコパです。


アルゼンチンユニフォームを売る人達。→

アイマールユニが一番多かった
アジアカップ優勝の報告をするジーコ監督。

エコパの屋根は軽やかで、明るい。

メンバー発表。アルゼンチンではサムエルとリケルメへの拍手が多かった。
日本は不動のメンバー。中村の代わりに小笠原、川口の代わりに楢崎。

君が代は西条秀樹。歌の間に「ヒデキっ」と合いの手が入った。

←練習する日本選手
(黒ユニ)


向こう側で練習するアルゼンチン選手(白ユニ) →

試合は前半早々に動いた。ラインを割ったか、と力を抜く日本選手に対し、アルゼンチン粘り強くボールをキープ、慌ててマークに行く日本選手をかわして、サンタナへ→ガレッティが軽々と決めて1点。後でビデオを見るとクロスをあげられる前、身体を寄せるべき加地が漫然とボールを見ていた。

日本選手より時差ボケのあるはずのアルゼンチン選手の方が動きがいい。最後までボールをあきらめない執念も上、ボールを追い越していく走りも上。日本は振り回されていた。

1点決めて喜ぶ
アルゼンチン選手達
(手前)

試合前の日本選手コメントも「疲れている」みたいなものばかりだった。「何故この時期にマッチメイク?」という不満も感じられた。実際疲れているのだろう。

アルゼンチンは、どうしてそこにフリーの選手が?といういつものアルゼンチン。何故だかひとり選手が余る。

後ろの女性が「うまいなぁ」と感嘆する。この女性「ナイジェリアは男子がスーパーイーグル、女子はスーパーファルカン(隼)なんだよ。なでしこよりカッコイイよね」なんて話をしていて私も勉強になった。。

今日は小笠原に期待したが、後ろにパスを戻すことが多い。消極的。一発スルーパス狙いだ(俊輔もよく批判される)。確かによいパスもある。中田浩二との連携は良かった。でもほとんどのj時間後ろ向き。
鈴木もロングパスに追いつこうと相変わらず一生懸命走っている。でもそれをフォローする動きがない。アルゼンチンと違って走りこむ選手がいない。。

右側でアルゼンチン選手が日本をかわしてリケルメへ。ゴール前に走りこんでいたサンタナにパス。2点目。中澤が抜かれた時危ない!と思ったら、やはり楽々決められてしまった。

CKに向かうリケルメ

2−0。ここでハーフタイム。日本シュートゼロ。

今日の席はバックスタンド、ホーム側。CKがよく見える位置。まずまずなのだが、前の席の体格のよい男性が問題。我ながら文句の多い人間だとは思うが、この人には困った。
今日は蒸し暑い。その男性汗だく。汗臭い臭いが漂ってきて、たまらない。持っていた扇子が香りつきだったので、ひたすらあおぐ。止めると臭いからだ。しかもその男性、首に巻いていたタオルの臭いを嗅ぎ、隣の友人に「おい臭いぞ嗅いでみろ」と鼻先に突きつけた。もう〜。趣味悪い。

後半。珍しく選手交代。藤田、松田が入る。松田は嬉しそう。ついで遠藤、本山。でも何故三都主、加地は代わらないのだろう。真っ先に代えてほしい選手達なのに。

藤田はよく走った。アルゼンチンも疲れたのか、ペースダウン。日本が攻め込む機会が増えた。CK。跳んだ松田の後ろで鈴木がヘディングシュート。ゴール!

日本ゴール!

喜ぶ観客。


その後はあまり点がとれそうにないかったるい展開。帰りのことも考えて、80分には席を立った。バスには並ばずにすぐ乗れて、一時間足らずで浜松に帰り着いた。

結局、1−2の負け。何の意味があった試合なのかわからない。三都主を下げて、三浦アツを試してほしかったし、右も加地以外の誰かを試してほしかった。

まぁ久しぶりに日本代表・松田が見られたから良しとするか。アルゼンチンを押さえきれたとはいえないが、それでも結構威圧感があった(ように見えた)。

エコパは良いスタジアムだが次に行くのはいつのことになるだろうか。当分なさそうな気がする。