04年5月23日対名古屋グランパス戦
2−1で勝利
5月下旬だというのにはっきりしない空模様。まるで梅雨のようだ。気温も4月下旬並みの肌寒さ。
長袖タートルネックに裏フリースのパーカーを着る。ひざ掛けも当然持っていく。

駐輪場近くで。まだアジサイには早い。 寒くても子どもは噴水が大好き。 韓国デー。ちぢみ屋さんに行列。冬ソナグッズも販売中。

今日は2万枚のチケットが売れているそうだが、スタジアムに向かう人並みはそれほど多くない。(試合前のイベントが充実していたので出足が早かったらしい。韓国アイドルグループの歌や少年サッカー親善試合もあったとか)

今日は15日のジュビロ戦録画ビデオをNさんに渡すことになっていたのでバックスタンド中央寄り自由席を探す。すぐに見つかった。席も空いているというのでお言葉に甘え、一緒に観戦することにした。

スタメンは久保以外はベストメンバーだ。久保も一応ベンチ入りしている。
選手は灼熱とスコール(豪雨)のインドネシアから帰ってきたばかり。14時間も移動にかかっている。疲労のピークだろうと思う。
ドゥトラと柳は30歳を越えているから本当は休んでもらいたい。
でも今日さえどうにかしのげば、1stステージ優勝の可能性が残るのだ。

選手入場。画面は安貞桓

ビッグフラッグ&ビッグユニ

ゲーフラも沢山上がっている

試合開始。名古屋はFWの外人二人を抑えればどうにかなりそうだ。

ゆったりと試合は進む。疲れているマリノスに合わせるかのように名古屋もまったりムード。マリノスがやや優勢。ドゥトラのFKは一瞬入ったかと思ったがサイドネット。

松田が時々すごい勢いで前線に上がってくる。「なんで久保がいるんだ?と思ったらナオキじゃねぇか!」と後ろの男性が言う。

松田は今日はとても元気だ。「行け行け!」と笑い声とともに励ましの声援が飛ぶ。でも最後のシュートがへなちょこでそれがまたスタンドの笑いを取る。

遠藤のクロスを坂田ボレー。惜しいシュートはバーの上。柳のシュートを楢崎が弾いたところに坂田、素早く拾ってシュートするがわずかにそれる。スタンドからため息。でもシュートを打つ坂田はいい!

今日は韓国デーなので、安、柳には大きな声援が送られている。でも安は消えている。マークも厳しい。なんか恨みでもあるんじゃないか、と言いたくなるくらい当たられている。押さえられたり、突っかけられたり、肘打ちされたりしている。

前半は梅雨空のようにぱっとしない展開で終了。

もっとシンプルにゴール前でシュートを打てばいいんじゃないの?持ちすぎにパスばかり。シュートを打たないからCKも少ないよ。

前の試合でチョンボをした榎本は慎重にプレーしている。南(柏)の大チョンボがあったから大抵のことは許せる気がしている。でもフィードがそのまま外に出てしまうのはどうなの?「相手にパスするよりはいいや」と周りの人は言ってたけど。

でも名古屋も冴えないなぁ。クロスは不正確だし、7番の選手はミスが多い。ウェズレーもマルケスも那須、松田、中澤に完璧に押さえられている。

ハーフタイム抽選はソウル往復航空券や国内航空券が当たるから真剣に見る。キムチもTシャツもみんなはずれ。

後半。開始前センターサークルに立つ坂田が安に手振りを交えて何か説明している。フォーメーションの確認か。何語でしゃべっているんだろう?

後半もマリノスのペース。何度も何度もゴールに迫るが決まらない。

安が左サイド奥で粘ってペナルティエリアに持ち込もうとするが、そのボールを奪われてカウンター。あっという間のことだ。必死で松田が戻るが、岡山に決められてしまう。

また、追いかける展開だ。

岡田監督は安に代えて久保を投入。膝は大丈夫なのだろうか。でもスタンドは大いに盛り上がる。

久保投入


中央付近こちら向きが久保選手。


久保が入ると前線が活気づく。柳も上がってくる。

奥が右サイド、ドルブルで鋭く切れ込む。とDFがたまらず奥を倒してしまう。PK。

名古屋の選手達はしつこく抗議している。無駄なことだ。

気付くとNさんが私の手をつなごうとしている。仲間達4人手をつないでPK成功を祈った。

奥のPKはGKの逆を突いてゴール!!蹴る前の奥の表情は日菜子さんならずとも惚れ惚れするようないい顔だ。

奥のPKで同点。
ゴールで喜ぶスタンド。


岡田監督は追撃の手を緩めない。遠藤に代えて佐藤。また、劇的勝利を演出してくれ。

那須の長いパスを久保が奥へ落とす。久保は左サイドに走る。佐藤もすごい勢いでペナルティエリアの中に駆け込んでいく。奥から左ポスト際にパス。
久保はボレーシュート、楢崎が押さえきれず弾く。そこに佐藤がいた。頭で押し込んでゴール!!
見事な美しい連携だった。流れの中から取った久しぶりの点だ。

それから10分はハラハラした。名古屋が立て続けにチャンスを作る。CKの連続。でもマリノスは冷静だった。

試合終了。2−1。選手達は本当に嬉しそうだった。私達も嬉しかった。
インタビューは奥と佐藤。マンオブザマッチは柳だった。柳は足を痛めて何度も外で治療したが、そのたびに戻って奮闘していた。

←喜ぶ観客と挨拶に来る選手達

マリノス君マリノスケと柳、奥、佐藤の3選手→

他会場の試合結果を見ると、磐田はやはり勝っていた。マリノスも負けないで良かった。

外に出ると、「ちぢみ、500円のところ200円。あと2枚で終わり」と売り子さんが呼びかけている。Nさんが美味しかったというから早速購入。(家で食べたがまだ温かくておいしかった)。ついで冬ソナグッズ売り場ものぞく。1個1000円のキーホルダーが3個1000円と言う。ちょうどキーホルダーが必要だったので買う。(一つでよかったのだが、プレゼントにしてもいい)。ポラリスキーホルダーです。

それにしても楽しい試合だった。この気分の良さで1週間の仕事も乗り切れるような気がする。選手達、監督、スタッフありがとう。