04年4月29日ナビスコカップ 対サンフレッチェ広島戦 2−1で勝利 |
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連休開始。昼食をゆっくり食べていたら、2時10分前になってしまった。 キックオフは2時だ。急いで家を出る。自転車を飛ばす。 でもナビスコだし、広島相手だし・・・。
3回連続でキックオフに間に合わず。 スタメンを見る。 マリノスのFWは阿部、清水。中盤は金子や大橋が入っている。 DFは松田、河合、栗原。GKは久しぶりの哲也だ。私が見るのは11月29日の優勝を決めた(退場になった)あの試合以来だ。この試合、DFとの連携ミスが少々あったが、まずまずだった。 広島は知っている選手がほとんどいない。外池くん、服部公太くらい?GKが林(五輪代表)だったと気付いたのは試合終了後。
なんだかまったりとした緊張感のない試合。 広島の方がコンパクトにスムーズにボールをつなげてくる。マリノスは攻撃のリズムがない。前でボールが落ち着かない。 そして、やっぱり失点。栗原のハンドから広島リスタート。素早く蹴られたボールを右サイドの青山が決める。 これで目が覚めた。攻撃が早くなる。広島のDFが空振りしたボールを大橋がかっさらって中央へ送る。阿部が決めて同点。最初は誰が決めたかわからなかった。
「ゴールは阿部選手」とアナウンスとともに映像が流れると、前に座っていた女子高生3人組が派手に「わぁ!キャー!」と歓声を上げた。 今日は汗ばむ天気だが、2階席は風が強く寒い。私は長袖2枚にウィンドプレーカーも着ている。でも女子高生達は半袖のユニフォーム姿で元気だ。 この後はマリノスのペースだったが、追加点を奪えず、前半終了。 後半は金子に代えて、負傷から復帰の遠藤、阿部に代えて山崎投入。この山崎が素晴らしかった。 よく走った。無理かなと思うボールにも必死に走って追いつく。ドルブルで相手を抜く。すぐシュートを打つ。広島のDFは明らかに動揺した。 サポーターのコールも絶え間なく「ヤマザキっ、ヤマザキっ」 ペナルティエリアのすぐ前で山崎が倒されてFK。その直後何かもめて、広島の選手にレッドカード。マリノス、断然有利になる。 どういうわけか鳩が一羽迷い込んできて低く滑空する。女子高生はパニックになり、頭を抱えてうずくまってしまう。 鳥が迷い込むとマリノスは強いはず(昨年清水戦)。 マリノスが次々とシュートを打つが決まらない。一瞬のスキ、広島のカウンターで打たれたシュートはバーを直撃、ドキっとしてしまう。 その後佐藤の長いパスが大橋を経て山崎へ。 山崎シュート!ゴール!勝ち越し! 思わず万歳をしてしまった。阿部も山崎もJ公式初ゴールだ。山崎の動きは実に小気味いい。「さすがヤマザキナビスコカップ」との声も。 このまま2−1で勝って試合終了。若い力で気持ちよい勝利だった。 広島も若い選手ばかりだったようだ。J昇格後苦労しているが、どうにか頑張って初勝利してほしい。
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