04年4月17日 対ガンバ戦 2−1で勝利 |
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今日もキックオフには間に合わなかった。試合は始まっていた。 大学から直行する娘とはスタジアムで落ち合った。急いで駆けつけたので、息が切れ、とても2階席まで上がる元気がなかった。 ガンバだし、バックスタンドに座れるかと思ったら、意外に観客が多く、結局1階斜めの後部席。(観客数2万人) でも、この席は失敗だった。応援がにぎやかでうるさいのは良いとして、野次もいいだろう、でも子どもの声やら、試合に関係ないおしゃべりやら、で騒々しいのだ。それに、やっぱり見にくい。
選手の区別がつきにくいし、動きも、わかりにくい。 それはともかく、席に着いたら、まずスタメン確認。 坂田と久保のツートップ。DFに隼麿が入っている。そうだ、波戸くんは柏レイソルに電撃移籍だった。好きな選手だったので、ちょっと悲しい。 4番の入ったユニフォームを着ている人も寂しそう。 ガンバはあれっ宮本がいない。ケガ?累積? DFにはシジクレイがいるではないか。マリノス降格危機の2001年開幕のヴィッセル戦、攻撃をこのシジクレイにことごとく跳ね返されて、挙句にVゴール負けしたのだった。あれがケチの付き始めだった。 などと思っているうちに、パスを受けた久保が3人に囲まれながら粘って、坂田にボールを出す。坂田は思い切り良くシュート。豪快に決まる! 次いで、華麗なパス回しから、オフサイドラインぎりぎりに佐藤が飛び出し、久保に横パス。久保は難なく決めて2点目! あれはオフサイドではないの?よくわからないが、まぁ追加点が取れたのでよしとする。この調子で行ったら、5−0くらいで勝てそうだ。 しかし、そうはいかないのが、マリノスだ。 集中力が続かない。 ガンバが攻め始める。中盤はほとんど支配される。サイドから、クロス。 中央突破もされる。ガンバの大黒がなかなかいい。 達也のフィードは不安定。達也がボールを蹴ろうとするとゴール裏が緊張する。 隼麿のマークがゆるく、相手FWがキーパーと1対1の危機。達也が弾き松田がクリア。振り向いた松田は隼麿を突き飛ばす。こわっ!隼麿、萎縮しなければいいけどなぁ。この後も隼麿は精彩を欠いた。 ピンチが続く。中澤が相手選手を倒して、イエローカード。絶好の位置でFKを与えてしまう。ガンバには遠藤がいる。やっぱり、きれいに決められてしまう。 これで一点差。 でもどうにか守りきって、前半終了 「審判、ホームなのにマリノスに厳しくない?」と娘。大型ビジョンを見て「上川だよ!」「やっぱり!」
後半は守りに河合を入れた。守備が不安定だったから、当然だ。 1階席ではどこにいるのかわからなかった柳も確認できた。 松田は読み鋭く、足も速く、当たりも強い。やたらと上がって来ず、慎重な守り。 その代わり、中澤が積極的に上がってくる。 ところが、その中澤がピッチの外へ転がり出てしまう。腕を抱えて正座している。正座しているから足の故障ではない。でも動けない。中澤は新人の山崎に交代。ドクターに付き添われて引き上げる中澤を心配して、多くの人がスタンド前部へ下りてくる。声をかけている。大丈夫だろうか。 山崎が入ると、近くの若者達が大喜び。「オーッ山崎頑張れよ!」 後半は一進一退の展開。マリノスの選手達は足が止まっている。疲れているのだろう。 そんな中、山崎の軽やかな動きが目立った。今後が期待できそうだ。 後半は特に印象に残るシーンもなく、1点を守りきって勝った。ハラハラして疲れた。その上、次節は松田、中澤、ドゥトラが累積による出場停止。 ヒーローインタビューは坂田。はきはきと答えた。サポーターの歓声も一際大きい。坂田は人気があるなぁ。 帰り「レッツゴー坂田、坂田、イェイッ!」と盛り上がる一団もいた。 娘は昨年8月ナビスコ対磐田戦以来の観戦。あの時は負けたが、Jリーグでの「勝利の女神伝説」は継続中。この後も、負け知らずて行ってほしいものだ。 |