04年4月3日 対セレッソ大阪戦
2−1で勝利
 今日はいろいろ用事があって、キックオフに間に合わなかった。それでもどんな忙しくてもちょっと自転車を走らせれば、Jリーグの試合が見られるのだから幸せだと思う。これこそホームだ。

鳥山川土手は桜が満開

スタジアムに入った時、開始後、既に10分過ぎていた。


セレッソだから、一万人入るかどうか、一階席にも余裕があるだろう、と思っていったのだが、ホーム側はもうほぼ満席(観客数2万2千人)だった。それで久しぶりにゴール裏2階席に行くことにした。大型ビジョンの下、通路から2列下ったところ。私の前は一人で観戦の女性。大きな声で声援していた。

今日は暑くて、半袖でもいいか、と思ったが、スタジアムは風が強い。用心してひざ掛けや上着を持ってきた。

試合を見るより、まずスタメン確認だ。

FWは久保と清水。安はまだW杯予選の疲れが残っているのだろう。ボランチには那須が戻ってきている。遠藤はケガ。10番が重たかったかな。
DFは波戸、中澤、松田、ドゥトラが揃った。

セレッソは大久保と森島を確認。DFの外人二人が大きくてびっくり。


セレッソの応援はこれくらい。
1階屋根下にいるのでよくわからない。

試合はマリノスが右から左から攻めている。

大久保はあまりボールに触ることができない。

それでも、先取点を取ったのはセレッソ。CKからヘディングしたボールが松田の背中にあたり、森島の前にこぼれていく。DF達が一瞬躊躇したように見えた。森島は迷うことなくシュートを打つ。見事に決まってしまった。

森島は本当にいい選手だと思う。昔に比べれば、運動量は落ちたと思うが、いいパスを出すのも、よい場所にいるのも森島だ。

マリノスの反撃。ドゥトラのFKはフリーでいた久保のところへ。
「行ったべ!」
と後ろの若者が叫ぶ。
ゴール!すぐに追いついた。

今日の久保は身体がとても切れていると思った。軽快な動き、鋭い飛び出し。それに比べると奥の調子がよくないのが気になった。ボールは取られるし、いいパスもシュートもない。あまり走っていない気がする。

前半は1−1で終了。

後半は開始早々、セレッソのシュートがポストに当たりヒヤッとした。
その後は大体マリノスペース。

森島が交代になり、驚く。

マリノスもユサンチョル投入。久しぶりで「サンチョル」コール。私もコールする。彼が戻ってくれば、マリノスも勝利を呼び込むことが出来そうな気がする。

ユサンチョルの動きにセレッソは戸惑っているようだ。
DFの外人二人について、後ろの若者達が「あいつらでかいだけで、足元へただよなぁ。ヘディングも負けてるじゃん」

セットプレーはマリノス俄然有利だ。中澤の惜しいヘディング。その後、再び中澤のヘッド。ゴール!中澤はガッツポーズをしながらベンチの方に走っていく。でも03年1st優勝の時のように岡田監督に飛びつきはしなかった。

あとは守るだけ。
前の女性が盛んに「集中!」「プレスプレス!」と叫ぶ。
選手達は最後まで集中してプレスしたと思う。
試合終了。

インタビューを受ける中澤選手

マリノス久しぶりの勝利。Jでは初勝利だ。セレッソはまだ勝ち星なし。

←サポーターに挨拶する選手達

走りながら声援に応える中澤選手→

勝利の後は帰る道も楽しい。桜の木の下を気持ちよくペダルをこいだ。