03年12月15日 Jリーグアウォーズ 横浜アリーナ | ||
ボラ仲間のNiさんから、「Jリーグアウォーズのチケットがありますよ」と言われた時、即「行きます」と答えていた。 F・マリノスが完全優勝した年、こんな機会は二度とない。 会場に着いたのは6時過ぎ。NiさんとYさんが席を取っておいてくれた。私たちはヴェルディのサポーター席だ。ほぼ中央席。前にいる女子高校生二人はマリサポ。どうも真正ヴェルディサポはあまり多くないらしい。全体的に女性が多い。
錦織健の「You’ll never walk alone」の歌で式は始まった。音響はよくない。オーケストラを入れたのに、下手にマイクを使うから、特に金管楽器がギンギンうるさくて参った。 演出はレザー光線やミラーボール、映像を使った凝ったもので、お金がかかっている。 選手入場。挨拶。まず優勝監督表彰。岡田監督の「ロレックス」の話。今回は「ロレックス」で話が回る。 功労賞の時、後ろの青年が「北沢!」と声をかけるが他に反応なし。「なんだよ、俺だけかよ」と不満顔。 新人王はマリノスの那須。前の女子高生が大喜び。私が握手を求めるともう大喜びで握手を返してきた。 那須は「陰で支えてくれた母と亡き父に感謝したい」と言ったあと、しばらく声を詰まらせた。ちょっとしんみりするシーンだった。那須は苦労しているんだなぁ。 得点王の発表とプレゼンターはレオナルド。キャーと歓声が上がる。やはりすごくカッコいい。ハンサム。話し方も知的。タキシードも様になっている。素敵。
最優秀監督は岡田監督。「ロレックスが2個」。急に決まった監督特別賞にオシム監督。Niさんが「特別賞なんて作らないで最優秀をやればいいのに」。 最優秀審判に「上川」と発表されると、会場から一斉に「エーッ」の声。驚きと不満の声だ。私も思わず「えーそんなぁ」と叫んでいた。本人もショックだったのだろうか、受賞スピーチも元気なく、精彩がなかった。副審賞の広島さんははつらつとした挨拶だった。最多受賞者なんだそうだ。 ベストピッチ賞は鹿島スタジアム。Mr.ピッチがタキシードでよたよたと出てきたのが面白かった。 ベストイレブンはマリノスから4人。ドゥトラが選ばれたのが嬉しかった。 結局日本代表が選ばれる傾向は今年も変わらず。Niさんが「変だよ、この選考」と言うと、後ろのヴェルディサポも「その通り」と賛意を表す。 MVPはエメルソン。私は中澤にやりたかった。マリノスは票が割れたかな。個人の力ということだと、エメルソンかもしれないけど、優勝への貢献度、チームの精神的支柱、フェアプレーなど中澤の方が上のような気がします。このことはJリーグの中でも、幾つかのスポーツマスコミでも、問題になっていた。 初めてのJリーグアウォーズ。レオ様も見られたし、ゴズペラーズの歌も聴けたし、Jの選手たちをたくさん見られたし、とても楽しかった。こんな機会を得ることはそうはないことだ。Niさん、Yさんに感謝。ありがとう。 |