石狩湾2004年における上位蜃気楼観測の記録

蜃気楼現象による対象物の変化の度合
 大:眼視ででもわかる大規模な変化
 中:双眼鏡を使うとわかる中程度の変化
 小:わかりづらい小規模の変化
 (このレベル分けは当方の主観によるものです)

2004(平成16)年に観測された記録(2回)(観測期間:4月14日〜 、無人観測)
観測は不規則であり観測を行っていない期間もあるため、これ以外にも発生している可能性があります。

4月29日(大)
     

5月9日(大)
      


・5月9日(日)
発生確認時間 6:00-19:00? 
レベル 大:眼視ででもわかる大規模な変化
観測場所 小樽市高島
観測方向 小樽市銭函、石狩市石狩湾新港
観測手段 デジタルカメラ無人観測
天気(小樽) 曇り、最高気温24.2度(16時)
発生時の様子  デジタルカメラ無人観測では、石狩湾新港方向は、6:00-19:00に蜃気楼化。海面が盛りあっがたかのように見え、タンク群が埋もれて見えない時もあった。銭函方向は、7:30から対岸低層の海の家などが伸びたり、海面が盛り上がって見えた。特に変化が大きかったのは、12:30-16:00。海面が盛り上がったかのように見えたため、12:55には奥の建築物がほとんど見えなくなった。
 19:00以降は日没のため確認不能。


 上:海面が盛り上がっているように見え、対岸が埋もれているように見える。
 撮影:無人観測装置「小樽市青少年科学技術館&大鐘卓哉(当会会員)設置」

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・4月29日(木)
発生確認時間 11:00-19:00?
レベル 大:眼視ででもわかる大規模な変化
観測場所 小樽市 高島
観測方向 石狩市石狩湾新港
観測手段 デジタルカメラ無人観測
天気(小樽) 晴れ、最高気温17.6度(14,16時)
発生時の様子  デジタルカメラ無人観測では、石狩湾新港方向は、11:00-19:00に蜃気楼化。タンク群が上位に伸びたり、元に戻ったりを繰り返していた。特に変化が大きかったのは、13:30-16:00。タンク群がより伸びて見えたり、タンク群右手の海岸が板塀状に上位にせり上がって見えたりした。
 1998年観測開始以来の最大の延びを15:00に観測。 19:00以降は日没のため確認不能。


 上:対岸のタンク群の下部が伸びている。
 中:タンク群全体が伸びて、電線よりも上に伸びている。
 撮影:無人観測装置「小樽市青少年科学技術館&大鐘卓哉(当会会員)設置」

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