このページに書いた。船外機の使い心地や作りについては、著者(施)
の独断と偏見で書いていますので、あくまでも私見と思ってください。

C&Nではレスキュー艇のエンジンとして、ホンダの
15馬力、5馬力、2馬力、マーキュリー25馬力、マーキュリー15馬力、ト
ーハツ5馬力、スズキ5馬力のエンジンを使っています。どれも新しいタ
イプの製造が2002年以降のタイプです。現在、手放しものもあります
が。

レスキュー艇はアウトドアでのツアー、スクール以外は私の趣味の釣り
の足として使っています。

使用している艇は、アキレスのSW365、SE−12、どちらも搭載エン
ジンは25馬力まで、ゾデアックフォーチラー、リモコン仕様、15馬力搭載
を使いわけています。

ただマーキュリーエンジンだけは2サイクルになりますが それ以外は4
サイクルです。
カヌーは軽いのでSW=365にホンダの15馬
力で6艇くらい引いてもまったく問題ないです
ね。
 マーキュリーシープロ25馬力
私はアメリカ製の機械は、優秀とどうしても思ってしまう世
代です。宇宙に人を送り出す国が作った物 そんな思いが
頭の中にあるせいでしょうか。

マーキュリーの船外機を使って見ると、ジープに通じるもの
があるなと思います。カバーをはずして中を見ると、まず、
セルモーターがドンと右に付いています。私の持っていた
キャンピングカーのエンジンルームから比べると、とても綺
麗に配線がされています。

むき出しのエンジンは、水上でも整備がしやすい構造で
す。 でも設計が少し古い感じはありますが。
ただ、ハイテクより基本的なメカニカルなエンジンの方が、
トラブルを起こしても自分で直すことができるのは確かで
す。

使い心地は、
エンジンの始動性はとてもいいです。燃費も2002年
以前の2サイクルから比べたらとても良い燃費で
す。

以前の2サイクルエンジンは、どうしてこんなに燃料
を食うのかと思うことがありましたが、25Lタンク満タ
ンで一日中走り回ることができます。 では難点
は、エンジンバーが短くて、全開にするととてもバー
が重くなり操船がとてもしにくくなります。まあ 真っ
直ぐに走るには問題がないです。

それから音が大きい(4サイクル比べ)当然ですが。
それでも以前にくらべればいいですが。エンジンが
軽いのも2サイクルの良さですね。低速で走ると排
気ガスが気になります。トローリングには向かない
です。
 ホンダ15馬力ガスアシストタイプ
エンジンカバーをはずしてもほとんどエンジン内を自
分で修理ができる状態ではありません。
最新ハイテクエンジンは一般人では触ることが許さ
れていないようです。
同じスズキ4サイクルもデジタルCDIと仕様に書いて
ありますが、ホンダのはPGM-IGと呼ばれる総合デジ
タルCDIと書かれています。

ホンダのCDI点火システムはセンサーでエンジン状
態の情報を集めてマイクロコンピューターでプログラ
ムコントロールしている車のエンジンと同じようです。

そのせいか、低速での安定がとてもいいです。トロー
リング速度でゆっくりと走っても安定をしています。ハ
ンドルバーも長さがあり、ハイパワー時でも安心して
操船できます。とても良いエンジンだと思います。さ
すが車メーカーと思います。難点は、エンジンアッシ
ー部分がとてもしっかり出来ていていいですが、エン
ジンが重い。馬力に対してエンジンウェイトがありす
ぎる気がします。20馬力ならよかったかなと思うんで
すが、低速でのトルクを考えて、15馬力にしてしまい
ました
取付ボートは許容エンジンパワーで選ぶのも確かです
がエンジンウェイトも考慮にいれないと、ボートメーカー
が2サイクルエンジンでの馬力設定(軽いエンジン)して
ある場合がありますので、バランスが悪くなりますので
注意が必要です。 

燃費はとてもいいです。バランスがいいのか、ホンダ5馬
力、2馬力と比べると馬力あたりの燃費がいいです。さ
すが最新設計だと納得します。ガスアシストはどの位置
でもチルトが出来るのがとても便利です。
ゾディアック・フォーチューラーと
マーキュリー15馬力リモコン2サイクル
2サイクル、2気等、15馬力のシープロをゾディアックに
のせて使いました。

独特のボトム形状をしたゾディアックは このコンパクトな
15馬力と相性がよく、時速40キロ以上でます。 エンジ
ンのかかりもとてもいいのですが、このエンジン、燃料を
多く消費します。
一日使うと、25馬力と同じ位消費します。それから、エ
ンジン音が少し大きいです。滑走しているときは気になり
ませんが、低速で走ると排気ガスとともに気になります

エンジンはカバーの下はむき出しなので整備のしやすさ
はいいですね。
リモコンシステムはゴムボートに取り付けるので、
油圧ではなく。ワイヤー式なので、取り外す時は、
とても面倒くさいです。でも取り付けて操船時は、
ハンドルバー式と違い。快適そのものです。アクセ
ルとチョークの連動もよく、回転も滑らかです。アイ
ドリング時は気になりませんが、ややばらつきが
でます。私のキャブレターの調整不良かもしれま
ませんが。
エンジンはコンパクトでとてもよいですが、チルト装
置などもう少し良く出来ていればと思います。
新型は違うと思いますが、燃費は気になります
ね。
 ホンダ5馬力4サイクル
ホンダ5馬力の設計は他のホンダ船外機から比べると 設
計の古いさを感じます。ホンダ2馬力のエンジンの方が新型
なので そろそろ新設計のタイプを出してほしいですね。 強
度は大変あります。リバースに入れるとチルトがロックされる
のも考えてあり大変いいですね。 写真で見るとおり、エン
ジンはむき出しで整備はしやすいですが隙間が多いです。 
スズキの5馬力は新設計で軽くホンダをくらべると、ホンダは
古いと感じてしまうのは仕方がないですね。 気になるの
は、吹けあがりはまったく問題はないのですが、エンジンが
回らない感じがします。 実際は回っているんだと思います
が、排気音のせいだと思います。 それから排気音が低音
で他の4サイクルから比べるとうるさく感じます。 
   ホンダ2馬力船外機
この2馬力エンジンはほんとによくできています。エレキ
の代わりに購入したものですが、遠心力クラッチで超ス
ローで走ることができるので湖水でのトローリングには
大変いい船外機です。 開発者もそれを狙ったようで
す。また新しい船舶検査、免許の恩恵もありますね。

ただすべてがいいわけではありません。
それは、排気音が大きい。そして最悪は排気が空中排
気なので、超スローで走ると、風向きによっては排気ガ
スをもろにかぶるので、排気ガス中毒になりそうです。

これだけ使いよい船外機なのに、、排気ガスにつ
いて検討しなかったのか 残念です。 それ以外は本当
にいいエンジンです。
    ヤマハ15馬力船外機
ヤマハ15馬力エンジンはホンダ15馬力が2002年、
ヤマハは98年発売でキャブレターとCDI はヤマハはデジタ
ル化されていないエンジンです。ホンダに比べるとやや大柄
のエンジンカバーで排気チャンバーを大きく
とってあるおかげで とてもアイドリング時に静かで、超スロ
ーで走るときには排気音がまったく気になりません。 
写真のようにエンジンキャブレター部分はむき出しなので調
整整備がしやすいです。 ただ馬力に対してバーが短く操船
に関しては二重丸とは言えませんね。

それからトランザムSに対してセルモーター仕様がないのは
残念ですね。エンジンの掛かりはとてもいいので問題はない
かもしれませんが、15馬力にはセル付きモデルが欲しいで
すね。 掛けたり止めたりを続けて行うと
力が必要なのでバテバテになります。
私のが2001年モデルですが、発電システムが最初から付
いていないのもなんだか古い感じです。
基本を押さえたヤマハ15馬力はコンパクトで軽
いのが魅力です。 
時間が無くてまだ書き足りませんが
質問や感想がありましたらこちらにメ
ールをください。そのうちに小型船外
機クラブでも設立したいと思っていま
す。 クリック
スズキ、4サイクル5馬力船外機
トーハツ、ホンダ、スズキと5馬力のエンジンを買い
続けた結果、ススキのエンジンが一番いいと言う結
果が私なりに出ました。 この使い比べに、ヤマハの
エンジンは購入しなかったので絶対とは言えません
が、スズキが一番新しい設計だと思います。 ホンダ
ほどゴツイつくりではなく、トーハツほどちゃちな作り
でないのがスズキだと思います。 トーハツには重さ
は当然、負けますが ホンダより軽く、新型のCDI点
火システム、そして外部タンク用のプラグが標準装
備、これはいいですね。最初からついている内蔵タン
クだけでもフルスロットルで約12キロの、走行性能
がありました。ハーフスロットルならもっと走ると思い
ます。
このエンジン用に用意したボートはアキレスのBF−
335(3m35センチ)フルスロットルでGPS計測で2
1キロが最高速(1名、荷物60キロ)ですので十分な
せいのだと思います。 5馬力を購入する予定がある
なら、私はスズキをオススメします。
エンジンの掛かりはいいです。写真の中の四角い箱
が燃料ポンプです。 エンジン本体は塗料でコートされ
ています。さび止めです。
写真の中のアミがかかっているところがキャブレターの
インテークです。エンジンかバーンをはずして燃料をい
れれば、間違って あふれさすことがないです。
左の写真の左側の銀色に輝くパイプのような部分
が外部タンク接続パイプコネクターです。
このエンジンに欲を言えば、発電システム12V5A
がついていれば、完璧なんですが、残念ですが発
電システムがありません。 別に発電機を積んでい
かなくてはなりませんが、いま一番使いやすいエン
ジンだと思います。(個人的ですが)
このボートがスズキ用に用意した。ゴ
ムボートです。 2000年からゴムボ
ートを使用するようになりましたが、最
近思うことは、パンクしたときには、高
額な修理費が掛かりますが、底の部
分もエアー式が簡単でいいなと思い
ます。ただ使用している時には靴底も
気をつけなくてはいけませんが
トーハツフォーサイクル5馬力船外機
スズキ5馬力と同じくらいの重さでですが、プロペラのギャーボックスはやや頑丈に作られている感じがします。
 エンジンシリンダー部分のコートなどはスズキとの差はない感じですが、

改良して欲しい部分が二箇所あります。 ミッションレバーの操作性、リンク部分に信頼性が欠ける(確実性)  
チルトレバーの強度の改良をしていただければ、始動性のいいエンジンなので、軽量が一番であれば トーハ
ツがいいのではないかと思いますが。 
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小型船外機の使い心地




























































































































































































































































































































































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