黒幻想お題
- 囚われ人を飾るは冷たき鎖
- 黒の温もりに身を浸して
- 聖堂に神舞い降りて
- この身果てし時は、君が傍に
- 流星は海に消ゆる
- 毒草に実る
- 十字架の下で演ずるは背徳
- 夢を見るは壊れた人形
- 靄が君を隠して
- 空に浮かぶは伝説の――
- 柩を前に涙は枯れ
- 絢爛の舞踏会
- 蜜なる悲劇は繰り返し
- 鏡のワタシはダレ?
- 絶望に魅入られ
- 銀世界を染めるは一点の
- 楽園は崩れ地に堕つ
- 私を包むは偽りの優しさ
- 誓いは永久を騙り
- 無力な手を伸ばし、掴むは栄光か奈落か
- 螺鈿の森に煌めく恍惚
- 廃墟は栄華を恋い慕い
- 月夜を舞うは煉獄の御使い
- 深き血の海に沈んで
- 破滅に導かれし我、嘲笑うは君
黒幻想お題弐
- 仄暗い瞳に忍ばせる嗜虐
- 君という禁忌を犯し
- 夢幻は久遠の夢を魅せる
- 純白の衣装は鮮血に泣く
- 傷の手は虚空を彷徨いて
- 幾年恋い慕えども君は
- 届かぬ思いは露と共に流る
- 舞い散る花弁を我が心に喩えて
- 歔欷は闇にのまれ、絶ゆ
- 黒い本能の蜜声
- 欺瞞は悲劇を好み
- 道化の仮面は剥がれ落つ
- 漆黒の十字と純白の逆十字
- 背負いしは泡沫の運命
- 儚き懸想は徐々にその輪郭を崩し
- 朽ち逝く薔薇は永久に美し
- 病める月のように
- YOUHOLIC
- 恋焦がれた想いは忘却に染まり
- 泪する乙女、ついに骨になりて
黒幻想お題参
- 激しき痛苦は堕落を導く
- 混沌と傍らに在る君
- 蝕まれし月光の贄
- 殺シテクダサイ、永久ニ美シク在ルタメニ
- 一夜限りの狂乱
- 終わらぬ月蝕
- 荊を模した鎖の縛め
- 血の制裁をこの身に受けて
- 贄は恍惚を食む
- 渇いた砂に沈む果実
- 残酷なる父にこわれ
- 抗い難きその耽美
- 魅惑の毒を啜る華
- 闇夜に紛れし終焉の詩(うた)
- 霊柩砕け散り君を刺す
- 我が意志は霧の如くたゆたう
- 死満つる大地を流るる煌めき
- 月明かりに罪を隠して
- 骸は何を求めて最果てに彷徨う
- 破綻した天に乞うはかつての繁栄
黒幻想お題四
- 契約の導は途絶えたまま
- 君薫る束縛の跡
- 快楽求めし堕天
- 手折られたダリアの痛み
- 月光に屍を晒す
- 歪みし心は猛り狂う
- 美しき虚偽の犠牲
- 懺悔聞き給える神は居らず
- 虚無の賛美歌をうたおう
- 猛き瞳は闇に染み
- 暗黒の教唆に傾倒して
- 罪を刻む私を、お許し下さい
- あまりに不確かな、ワタシという存在
- 在りし日の父を恋慕して
- 無想者の絶え間なき夢想
- 脆弱なる心を偽る狂人
- 穢れた翼に神を悟る
- 歩みを拒んで朽ちる道に佇む
- 白銀の切っ先に酔いしれる
- 追憶はやがて伝説となり、風化する
黒幻想お題五
- 狂おしいまでの絶望賛美
- 愚者たる所以、その幼き幻想
- 偽りの摩天楼、天を貫きて
- 静寂が君を殺して
- 死への渇望は黄昏と共に…
- 深き愛は狂気へと姿を変え
- 華美なる惨禍、見届けよ君
- 永劫の時は全てを寂びつかせ
- 決別は永訣となりて
- 血塗られた心の煩悶
- 劫火は煌めく華となりて昇る
- 腐敗の星夜を嘆きて
- 独り眠り逝く、金色(こんじき)の夜