長野県八ヶ岳(2004.6.30〜7月1日)

2日ほど研究室を休んで八ヶ岳まで行ってきました。一番の目的はヤツガタケキスミレ。 ツクモグサも間に合えばいいな、と。
コースは美濃戸口→北沢→硫黄岳→横岳→行者小屋(テント泊)→南沢→美濃戸口。
尾根を歩いているときに、やや雨がぱらつきましたが、天気は何とかもちました。

イワウメ

イワウメ 多肉質の葉が鞠状に出ています。花はやや地味な感もありますが、高山の岩に 張り付いたこいつはなかなか味があります。


ミヤマオダマキ

ミヤマオダマキ 高山性のオダマキです。ヤマオダマキと違い花は紫色で、ヤマオダマキほど 背も高くなりません。背が低くて花が大きいというのは高山植物の魅力の1つ でしょう。


クリンソウ

クリンソウ 先に挙げた2種は尾根上で見たものですが、こいつはもっと下の湿った林内に生えていました。 自生を見るのは初ですが、大型で園芸植物のようです。


結局、ツクモグサは見られませんでしたが、ヤツガタケキスミレを堪能してきました。 写真はスミレのほうに載せておきます。
このほかにもツマトリソウ、ムシトリスミレ、ハクサンイチゲ、チョウノスケソウ、 ミヤマシオガマなど魅力的な花がたくさん見られました。コマドリやコルリ、ホシガラス が近くで見られたのも収穫でした。

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