雨飾山(2006.8.11)

M田氏と妙高山系登山に行ってきました。
10日の昼前に岐阜を出発し、夜は新潟・長野県境近くの道の駅に車泊。
11日は雨飾山に行ってきました。ルートは梶山新湯からのピストンです。
天気が心配されましたが、山頂に着くまではなかなかの好天。山頂付近の お花畑を堪能してきました。しかし、山頂到着から10分もしないうちに 降り始め、激しい雷雨に・・・。川のようになった登山道を駆け下りました。 ただ、その中にもコイチヨウランの小さな花が見つかったりと、最後まで 飽きさせない道程でした。亜高山草原での雷雨はかなり恐怖でしたが、あれ はあれでなかなか楽しい経験でした。笑いが止まらなかった・・・。

ミヤマママコナ

ミヤマママコナ この登山道の中ごろには、この花が実にたくさん咲いていました。半寄生植物 らしいですが、何に寄生しているのかは知りません。
上唇のボンボンみたいな毛といい、ほんのり乗った黄色といい、なかなか綺麗 な花です。



ウスユキソウ

ウスユキソウ エーデルワイスの仲間ですが、この種は高山まで行かなくても生えています。 この写真も標高2000m弱くらいのところで撮りました。形も色も、高山性の 種のほうが綺麗な気がします。



オクモミジハグマ

オクモミジハグマ 地味なキク科の花ですが、近くで見ると意外と綺麗です。




マルバダケブキ

マルバダケブキ 亜高山お花畑を彩る代表的な1種です。キク科というと似たような花が多く、 今ひとつインパクトに欠けるイメージがあるのですが、マルバダケブキは サイズ・色などかなり主張が強く気に入っています。



ハナイカリ

ハナイカリ リンドウ科のちょっと変わった形(距がある)をした花です。山頂付近の 岩の隙間から生えていました。



こうしてみると、さほど珍しい植物がわんさかあったわけではないんですが、 花は結構堪能した印象です。でも、何より楽しかったのは雷雨の中、駆け下りた 下山でしょうか。ここに掲載したもの以外にも、オオレイジンソウ、キヌガサソウ (花は終わってましたが)、オタカラコウ、クガイソウなどいろいろありました。

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