2001年
北海道・東北レポート

いざゆかん!(><。)/

2001年夏!ぺー輔は北海道と東北に墓参に行ってきました!
日程は8月22日〜8月28日!一週間に渡る旅の模様を
お伝えします〜!(^^)

8月22日

昼まで仕事〜♪

働き者の私(嘘)は、昼まで仕事・・・
それが終ってから自宅に一度戻り、旅支度の確認をしました。

今回の旅の最大の目的は、根室の梶原平馬のお墓です(^^)
以前から行きたいとは思っていたのですが・・・余りにも遠くて(汗)

京都駅を18時過ぎに出る寝台列車「日本海1号」に乗車(^^)
そう!ぺー輔は電車大好き&飛行機嫌いなので、北海道でも
電車で行きます。
車中は、することはありません・・・お酒を飲んでひたすら
寝るだけです(笑)。寝台列車は、慣れない人は寝られないですが、
私は子供のころから乗ってますので・・・爆睡しました(^^)

8月23日

A.M.10:30・・・木古内着(><)

朝10時半に「木古内駅」に到着しました。
「日本海1号」は函館まで行くのですが、私は松前方面に
いくためにここで下車。

10年ちょっと前は「JR松前線」というのがあって、電車(汽車?)を
使って松前に行くことができたのですけれど、青函トンネルの開通と
ともに廃線になったのだそうです。

というわけで、木古内駅からはバスで松前に行くことになります。

しか〜し!(−−;)バスの本数が少ないですよ!!!
11:45分までバスないですから(^^;)。しかも、駅前で時間を
潰す場所もありません・・・駅前に「定食屋」みたいのは
ありますが・・・一人では入る気はしませんでした。

やがて、定刻にバスはやってきました(^^)しかし、なかなか
発車しません・・・というのも、JR線で遅れが少々発生していて、
その列車に乗ってくるお客も、拾っていかないといけないので(笑)。
確かに数分遅れのために、また一時間半もバスを待たないと
いけないのは気の毒ですよね〜(^^)

やがて、バスは発車〜!(^0^)/

ここで注意することは、寝過ごさないこと(笑)。
このバスは路線バスなんで、停留所に何十回と停車するんですが、
私の降りるバス停は、終点じゃないんで(^^;)到着時間の前には
ちゃんと起きてないといけないんです。

車窓から見える海は、本当に綺麗でした。海水浴場とかには
向いてなさそうなくらい、荒れてましたけど(笑)。
また途中には、「青函トンネル記念館」や、千代の富士なんかの
資料館もありました。観光バスが多かったですね〜。

「松城」バス停に到着。すでに、いい時間ですな(´д`)y─┛〜〜 
ここで降りたのは、私とあと一人の青年でした。彼も
木古内駅から乗ってきたんですよ。大きなカメラを持ってたので
風景を撮影に来たのかな〜などと思いながら・・・

私はまずは法華寺に移動しました(^^)

法華寺を訪ねて・・・

松前には、松前城がありまして・・・
これを巡る攻防戦は司馬先生の「燃えよ剣」にも出てきます。

その松前城の傍に、法華寺はあります。
どっちも小高い丘の上にあるので、行き来するには
一度下まで降りないといけないのが不便ですけど(^^;)

ここには、新撰組隊士(?)の大庭久輔、関清輔、赤羽音吉の墓が
あるんです(><)

私が法華寺を訪れたときには、住職は不在でした。
「すぐ帰ってきますよ〜」とのことでしたので、お話は
あとで伺うことにして、墓地内を周りました。
法華寺入り口。
大庭久輔、関清輔の墓。
新撰組隊士、という史料もあるものの新撰組隊士は
松前の戦いには参加しておりません。
赤羽音吉の墓。
墓碑裏面には「会津臣」と刻まれています。
彼も新撰組隊士とする史料もありますが、
実際には違う、とされています。
この2つの墓碑は、並んで建っています。
墓碑全景。
塀際にある墓碑は、実は古い彼らの墓碑なんです。
塀際手前が「大庭・関」の墓で、墓碑銘は剥落していて
「明治・・・」と書いてあるのが読めるだけです。
塀際奥が「赤羽音吉」の墓碑です。
こっちも剥落していますが、「赤羽音吉」の字は
はっきりと読むことが出来ます。
重くなるのでアップしませんが、それぞれの写真も
ちゃんと撮影して来ました。
法華寺墓地内には、「賊軍塚」と
いうものがあります。
松前城での戦いで亡くなった
旧幕軍の兵士の遺骸を埋めた
場所です。
ただの草むらの写真みたい
ですが(^^;)

また、「伝習隊・士官隊」と
刻まれた墓碑もあるようです。
私は見つけられませんでした(汗)
法華寺から見る
松前城。

近いですね(^^)

いざ行かん、松前城(^0^)/

松前城は、法華寺の墓地から見えてます(^^)
ただ、一度下へ降りて、また登らなければ行けないので
ちょっと一苦労ですけれども(^^;)。

行ってみて何が驚いたかというと、観光客の少なさです(笑)。
平日というのもあるのでしょうが(^^;)。
城の建物そのものが資料館も兼ねている・・・という一般的な
ものですけれども、展示物にはそれほど興味を抱かせるものは
とくにありませんでした。ただ、最上階にはやはり!(><)
土方さんがありました!!!(榎本のもあったけど)
北海道へ来たんだな・・・という実感が湧きましたね(^^)

城から出て、とりあえずジュースを買って一服。
とにもかくにも暑い(−−;)。北海道といえども、夏は暑い!

そして、法華寺へ・・・(^^)
住職さんは、もうお帰りになられてまして、賊軍塚の説明や
「ここに、旧幕軍が大砲を設置したそうです」という場所も
教えてくださいました〜確かにそこからは、松前城がはっきりと
見えます(^^)
また、法華寺の山門から見える海の綺麗なこと(><)!
松前城入り口。
松前城の勇姿。

かなり小さいです(^^)

木古内へ、戻るぞ〜(^^)

松前からは、2つのルートが考えられます。
一つは、木古内駅に戻ってJRに乗り換えて函館を目指すルート。
もう一つは、松前からバスで江差に行くルートです。

江差といえば軍艦「開陽」もあるあの江差です(^^)
行きたいのはやまやまなんですが・・・今後の予定も考えて
木古内〜函館のルートを撰びました。

再び「松城」バス停に戻ると、さきほどの青年がいました。
バスの本数が少ないので・・・彼も同じ場バスで木古内に
戻るんだな〜と思っていると、

「撮影はもう終ったんですか?」と話し掛けられました(^^)
「はい。あなたも、もう終られたんですか?」などと会話すると!

なんと彼も新撰組が好きで、松前に来たのだそうです。
ただ、彼は一般的なガイドブックを参考に周ったので、
法華寺には行ってないそうで(^^;)。
法華寺の説明をすると「まじっすか?うわ〜最初に声をかければ
よかった!!!」と悔しがっていました。

彼の名は、Kくん。神奈川県から北海道へ就職で来たそうで。
その就職先は、牧場(^^)競走馬を育てているそうです。

木古内駅までのバスはもちろん、そこから函館までの電車、
そして宿もKくんと同じにして(笑)、新撰組談義に花を
咲かせました(^^)