2007年4月7日 八丈島ショアジギング 日本、広しと言えど、ショアから20キロオーバーの青物を狙うには ここ八丈島は最適だろう。 地元の人によると、時期的には初夏がベストらしい、 しかし、神出鬼没な青物だ。やってみなくちゃ解からない。 ポイントは八丈島の南東にあたる地磯、石積ヶ鼻。 このときをどれほど待ち焦がれただろうか。 久々に大自然を全身で感じると 自然にロッドを持つ手に力が入る。 神経はどこまでも集中し、 気は、おどろくほど落ち着いている。 元々人間に備わっている獲物を狩る本能、 このひと時はその本能のためにあると言ってもいい。 と言うものの、自分の気迫とは裏腹に、 全く魚からの反応がない。 今回の八丈島は水温が低く状況は良くなかった。 そう、いつものことだ簡単には釣れない。 またそれがこの釣りの醍醐味でもある。 大自然のなかでしばし現代社会の生活に塗れた自分にリセット、 それだけで十分。 と言う事にしておこう. さてと、次はいつ行けるかだな。 |
2007年11月5日 ショアジギング 私がショアジギングを始めたきっかけはヒラスズキを釣ろうと 荒磯に通うようになってからだ。 当時、私が住んでいた上対馬の海は、ほとんどが遠浅の磯場で、 ヒラスズキには最高のフィールドなのはもちろんだが、 ヒラスズキよりルアーにヒット したのはヒラマサのほうが多かった。 それも水深1mほどのサラシの中でヒットすることもあった。 その強靭な引きにしょぼいタックルで奮闘するも打ちのめされ、 磯場でのバトルの難しさを考えさせられた。 リール、ロッド、ラインは切られる度に強化され、 冬場の強風のなかでも釣りができるようにとルアーはジグに。 いつしか形はショアジギングぽくなっていた。 より遠くへジグを飛ばし、さらに大物を狙う。 ロマンを思い求める欲求はてしなく、 ヒラマサにどっぷりと魅了されてしまった。 友人たちと楽しく釣りを楽しむのもいいが 一人で黙々と地磯を歩き、目で見て肌で感じて 自分の持てる五感、六感をフル活用して、 自然と一対一で真剣に戦う。 私にとってショアジギングとは そんな釣りだ。 |
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