平成25年07月31日(水)〜8月2日(金) 小雨・曇り
行者岳(2159m)-鳥海山へ続く尾根の小ピーク-)

1 山行実績  ※時刻・標高の記載は、着時刻・場所(標高)・発時刻である。標高の一部推定。工程には休憩時間を含む。
一 参加者
  • 8
二 交通・山行行程
  • 交通
    (往)7月31日  JR大宮10:38=上越新幹線・羽越線特急=14:43酒田=ジャンボタクシー=15:50鳥海高原ライン終点・登山口

    (復)8月2日大平山荘13:00=バス=酒田14:26=羽越線特急・上越新幹線=19:00大宮
  • 行程 
     初日 登山口(1210m)16:05…16:30滝ノ小屋(1280m)(泊)
    二 2日目 滝の小屋(1280m
    )6:20…8:00河原宿(1540m)8:20…10:05第一雪渓上(1780m)10:15…(途中で昼食)…12:15伏拝岳(2130m)…12:40行者岳(2159m)13:05…13:15伏拝岳…14:05文殊岳(2005m)14:20…15:15七五三掛(1770m)…16:40御浜小屋(1700m)(泊)
    三 3日目 御浜小屋(1700m)6:05…7:15清水大神7:45…8:00見晴台(1260m)8:05…9:00吹浦口(1080m)…9:30大平山荘(1000m)・入浴・昼食
三 山行データまとめ
  • 登り標高差1060m  行動時間時間14時間20分 歩行距離12km

2 コメントと画像
  • 秋田、山形県境にそびえる鳥海山は、北海道・東北では燧ケ岳に次ぐ高山で、中心部は、中央火口丘の新山(最高峰)を中心に、七高山、行者岳、伏拝岳等の小ピークが集まっている。日本海から至近距離にある山塊で、冬期間の積雪が夏まで残っている。雪解けを待って多くの高山植物が見られる山である。
  • 梅雨明けを期待して仲間と鳥海山に出かけた。2回目のアプローチである。(注H14年8,/2に山頂を目指したが、強風と豪雨のため、半日で下山を余儀なくされた山である。)
  • 梅雨明けの期待に反し、3日間とも小雨・ガス模様、合羽を付けての登山になった。行程遅延もあり、最高峰「新山」手前の「行者岳」を最終目的地に変更し下山せざるを得なかったが、期待通りに多くの高山植物が顔を見せてくれた。
  • 初日  風雨をついて、20分程度で滝ノ小屋へ。
  • 2日目
      小雨、ガスの中、河原宿をめざし八丁坂を登る。河原宿付近は高山植物が群生していた。これから登る大雪渓が眼前に大きく広がっている。アイゼンを装着し雪渓を通過。
    b  厳しいあざみ坂を登り切り主尾根に取り付く。行程遅延により山頂までの登頂を断念し「行者岳」を最終目的地に変更。目的地「行者岳」までと、引き返しの「七五三掛」までは、厳しい岩場の通過が続くが、コース途中には多くの高山植物の群生が見られ歓声。「七五三掛」から先は、歩きやすい石畳が御浜小屋まで続いている。
  • 3日目
    御浜小屋から吹浦口に下り、大平山荘で入浴・昼食を摂り、鳥海山登山を終える。 
        

7月31日(初日)  滝ノ小屋泊

雨、風雨の中歩行開始(初日は短時間の行動で山小屋である

8月1日(2日目)  御浜小屋泊

小雨、ガスの中登山開始

八丁坂付近の急登。足元に高山植物が多く見られる

河原宿付近  コバイケイソウ、ミヤマキンバイ等大群生。眼前に、これから登る二つの大雪渓が大きく見える

第一雪渓

アイゼンを装着し雪渓を登る

あざみ坂を進む

コバイケイソウの大群落


シャクナゲの大群落

厳しいあざみ坂を登り切り主尾根に取り付く右鳥海山頂、左御浜
鳥海山の手前にある「行者岳」をめざし右折

伏拝岳山頂付近

行者岳  今回登山の最終目的地

御浜小屋への尾根道

同(厳しい岩場の通貨・高山植物が多く見られた)





鳥海湖(御浜小屋から)

登山道で見かけた花(チョウカイアザミ)

同(チョウカイフスマ)
登山道で見かけた花(その他の花・花の群落)
左上からヨツバシオガマ、コバイケイソウの群生、ニッコウキスゲの群生、ハクサンチドリ
ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ