平成23年11月23日(水)晴れ
三原山
(764m)

1 当日の行程  ※時刻・標高等の記入は、着時刻・場所(標高)・発時刻で、休憩時間を含む概数である。
一 メンバー・登山口までの交通等
  • 2名(ただし、大手私鉄のウオーキングツアーに参加)
  • (往)JR成瀬6:14=電車・バス・船・バス=10:50三原山頂口
  • (復)大島温泉ホテル14:15=バス・船・バス・電車=18:02JR成瀬
二 コース・時刻・標高
  • 三原山頂口(530m)11:00…11:35三原神社(660m)11:40…12:10剣ヶ峰(749m)12:15…12:25大島温泉ホテルへの分岐・昼食(670m)12:40…13:25大島温泉ホテル・入浴(500m) 
三 山行データまとめ
  • 登り標高差234m 行動時間2時間25分 歩行距離 約7km

2 コメントと画像
  • 伊豆諸島最大で本州に一番近い伊豆大島は海底火山で出来た島。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。今まで三原山を登山の対象として、リストアップしてこなかったが、高速ジエット船を利用し日帰り登山を決行してみた。早朝に自宅を出発し電車・バスで熱海港へ、そこから高速ジエット船45分で大島元町港である。船旅というと、デッキでかもめに餌を与えたり、テープで別れを惜しむ姿を思い浮かべるが、高速ジエット船には、甲板は無し、飛行機の搭乗同様シートベルトを着用しての乗船である。
  • 元町港から外輪山の三原山頂口へ。ここから登山(ハイキング)開始。いったん平坦なカルデラ内を進み内輪山の淵に建つ三原神社をめざす。傾斜がきつくなり、溶岩が多く見られるようになる。しかし、三原神社までは舗装道路である。(三原神社…1986年の大噴火時、溶岩が火口を埋め尽くし内輪山の尾根から溶岩流が流れ出たが、直前で神殿を避けて両側に流れて行き被害に遭わなかったそうである。)
  • 三原神社からお鉢めぐりが始まる。最高点の三原新山への登山道はなく中央火口孔を見ながら山頂を巻いて進む。なお、中央火口孔は、直径300m〜350m、深さ200m(現地の案内板)。登山ガイドブックによれば、お鉢めぐりの最高所は、剣ヶ峰(749m)となっているが、現地に表示板はなく確認できなかったが、顕著なピークがありそれを剣ヶ峰と推定。
  • お鉢めぐりコースから大島温泉ホテルへのコースに入る。いろいろな形状に固まっている溶岩の痕跡を楽しみながらホテルへ急ぐ。船の出港時刻を見ながら、約7kmのコースを2時間30分(昼食・休憩込み)で歩く。想定以上にいろいろな風景に遭遇し、好天に感謝。

三原山頂口展望台から望む三原山


山頂口から平坦なカルデラ(凹地)に下り三原山をめざす



同(溶岩が多くなってくる)

三原神社(奇跡的に溶岩流に飲み込まれなかった)

同(同)

お鉢めぐり


同(火口の奥が三原山山頂-登山禁止)

同(三原山中央口)


同(剣ヶ峰-お鉢めぐりの最高所?と思われる-)

同(最高所を通過し下りにかかる)

溶岩がカルデラ(凹地)に張り出している

大島温泉ホテルへ遊歩道

同(溶岩の塊-観音様に見える?)

同(狛犬?)


三原山が溶岩の塊の奥に遠ざかる(溶岩の隙間を覆うススキが美しい)

海上の飛行機-高速ジエット船-

1月29日からの「椿まつり」を待たず咲き始めたツバキ